沖縄ミーバイ・タマン・真鯛・海ぶどう・沖縄の魚・もずく・(活)魚・(活)海老・生鮮魚貝類一切

新立鮮魚 卸小売販売商

沖縄ミーバイ・タマン・真鯛・海ぶどうの養殖

新海水産

新海水産のご紹介

新海水産のご紹介
 
 現在の養殖事業はは1990年代に始めました。しかし、養殖自体は先代の頃から行っており、子供のころから手伝いをしてきましたので、かなり長い歴史のある事業です。

 現在、ミーバイ・真鯛・琉球スギ・海ぶどうを養殖し、安定した供給を行っています。なかでもミーバイは「ミーバイ協議会」ができるほど沖縄県を上げて進めている養殖事業であり、ミーバイは沖縄を代表する高級魚と認められています。
 同時に本土生息の真鯛についても、優秀な成魚を出荷できる状態を維持しています。

沖縄ミーバイ・真鯛の養殖

沖縄ミーバイ・真鯛の養殖
 
 沖縄ミーバイの正式名称はヤイトハタです。本州中部以南の南日本に分布する暖海性の大型ハタで、体表全体に散らばる黒褐色の斑点をお灸(ヤイト)の跡に見立ててヤイトハタと名付けられたそうです。

 ウィキペディアには「美味な食用魚である。 同属のクエと同様、鍋や刺身にして賞味する。 しかし身にクセがあり、味はクエには及ばないとされている。」とあります。

 しかし、現在養殖されているヤイトハタは、刺身・魚汁・煮付けはもちろんのこと、懐石・フレンチ・イタリアン等の料理でも使える極上の旨みを持つ高級魚と認められ、リゾートホテルや結婚式場からも高い評価を得ているのです。
***
 
 白身はあっさりとした味わいでありながら、絶妙のまろやかさと甘みが食欲をそそります。また、皮やアラも美味しく、皮下のゼラチン質と脂分にはたっぷりとコラーゲンを含み、とても美味しく頂けます。

 この美味しさを作り出すために、新海水産は長い時間と手間をかけました。養殖環境はもちろんですが、魚の味を大きく左右する餌の配合にこだわり、長期間研究を続けてきました。

 原料に国産の材料を使うのはもちろんのこと、ビタミンやポリフェノールの配合など、様々な試行錯誤を繰り返し、新海水産独自の配合による餌を完成させ、養殖を行っています。

***
 
 真鯛は本土生息の魚なので、沖縄での安定供給には特殊な養殖技術が必要になります。例えば、気温の高い夏は食欲が落ち、成長が遅くなること、強い日差しを避けるため、生簀に日よけが必要になること、年に一度特定の病気にかかるなど、様々な問題があります。これに対し、手間のかかる作業をこまめに行っています。
 これらの問題を乗り越え、現在はかなり大型の真鯛を出荷することも可能になりました。

 魚の養殖は家畜や野菜を育てるのと同じで、餌や環境に拘り手をかけ育てることで素晴らしい食材を生産できます。餌に関しては国の認可のもとに安全・安心を第一に考え、そのうえで、新海水産独自のどこにも負けない美味しい魚を育て供給できると自負しています。
 同時に養殖の研究所も設け、常に新しいことにチャレンジし続けています。
   稚魚の育成から流通まで
***
 
1.稚魚の育成
 沖縄栽培漁業センターから購入した稚魚を慎重に育成します。ミーバイがまだ小さいうちは陸上の養殖場で飼育をします。陸上での飼育は管理がしやすく、高い生存率を維持できます。

2.養殖
 ある程度の大きさになると海上の生け簀に移動します。当然管理は難しくなり、リスクもあるのですが、やはりより自然に近い環境であることは、魚の品質に大きく影響するからです。
 台風や気温による影響など様々な問題を乗り越え、1.5~2.0kg 程度まで育てます。ここまで、約2年の工程です。

3.出荷
 成長したミーバイは出荷の時期を迎えると、生け簀から取り上げたその日のうちに、出荷されます。
 活魚または〆(しめ)た状態での出荷が可能ですが、鮮度を最高な状態で保つために様々な工夫をしています。

4.流通
 最適な鮮度を維持した状態のミーバイは、沖縄本土の高級料理店・リゾートホテル・結婚式場などに届けられます。
   お電話でお問合せください