相沢紗世がヒロシマ伝える/NHK「ノーモア・ヒバクシャ」

2009/08/04 17:40

 

 NHK「ノーモア・ヒバクシャ」の事前取材で故郷・広島を訪れたモデルの相沢紗世

 NHK「ノーモア・ヒバクシャ」の事前取材で故郷・広島を訪れたモデルの相沢紗世

 広島市出身のモデルで、3年前に亡くした祖父が被爆者だったという相沢紗世が、7日午後7時半からNHKで生放送される番組「ノーモア・ヒバクシャ 〜核兵器のない世界を目指して〜」で案内役を務める。

 相沢は幼いころ、通学路のそばに原爆資料館があり、何度も館内を見学。早くから「二度と繰り返してはいけない」との思いを抱いていたが、「祖父は当時を思い出したくないのか、ほとんど原爆について話すことがなく、ようやく最近、祖母から当時の様子を直接聞いて、ショックを受けました」と語る。

 7日はNHK広島放送局に相沢や姜尚中・東大大学院教授らが入り、長崎や、旧ソ連の核実験場だったセミパラチンスク(カザフスタン)などを中継で結び、核廃絶へのメッセージを発信する。

 相沢は「若い世代の方々に核の怖さをもっと知っていただきたいです」と話している。

記事本文へ
 
 

SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。
すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright (C) 1997- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.
購読のお申込みは0120-084-459