レコード会社移籍第1弾シングルの公開レコーディングで熱唱するお笑い芸人の狩野英孝=7日、東京都内
自称イケメンのお笑い芸人狩野英孝が、ユニバーサルミュージックにレコード会社を移籍し、第1弾シングル「ラブハリケーン/涙〜アコースティック・バージョン〜」を5月6日に発売することが決定。東京都内で行った公開レコーディングで「紅白(歌合戦)出場を目指します」と宣言した。
「高校のころから歌手になるのが夢で、好きになった人には曲をプレゼントしてました」と狩野。「涙」は昨年、別のレコード会社からデビュー曲「ようこそ!イケメン☆パラダイス」をリリースしたが、オリコン初登場149位の惨敗に終わったため、お蔵入りしていた自作バラードだ。
「オブラートのような 破れやすいこの気持ちは オブハート」。大体そんな歌詞。
「ラブハリケーン」はラテンの軽快なリズムで、彼女との出会いに舞い上がる気持ちを歌う曲で、プロデュースした元光GENJIの山本淳一をはじめ制作陣はデビュー曲と同じメンバー。
「ライバルは(大好きな)ラルク・アン・シエルです。ランキングトップ10には入りたい」と本気の狩野に、報道陣が「まじめな話ばかりで芸人らしさがない」と指摘すると、「これだけスタッフぅ〜がいると緊張もします」と持ちネタを使って力が抜け、「愛を感じたかったら、(CDを)聴けば効果てきめん、僕イケメン!」とようやく最後に本調子。
写真撮影ではカメラマンたちから「イケメン顔でお願いします」と声が飛び、「してたんですけど…」と戸惑っていた。