タグ別アーカイブ: 小野竹喬・岡本神草……

【展覧会】京都国立近代美術館|開館60周年記念 京都画壇の青春|― 栖鳳、松園につづく新世代たち|’23年10月13日-12月10日|{新宿餘談}

20230819142600_00005-723x1024

京都国立近代美術館
開館60周年記念
京都画壇の青春 ― 栖鳳、松園につづく新世代たち
会  期  2023年10月13日[金]- 12月10日[日] * 会期中に一部展示替えがあります
開館時間  午前10時 - 午後6時   * 金曜日は 午後8時 まで夜間開館
      *入館はいずれも 閉館の30分前 まで
休  館  日  月曜日
会  場  京都国立近代美術館
      606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町26-1
観  覧  料  一 般:1,700円、大学生:1,100円、高校生:600円
      * 関連イベント、前売り券、各種割引・優待情報などは下掲公式詳細サイト参照。
主  催  京都国立近代美術館、NHK京都放送局、NHKエンタープライズ近畿、読売新聞社
────────────────────20230819142600_00006 ◆ 京都国立近代美術館|開館60周年記念 京都画壇の青春|― 栖鳳、松園につづく新世代たち|◆

京都の明治以降の美術界の歴史は、東京や西欧との対峙の歴史といっても過言ではありません。開館60周年を記念して開催する今展では、その中でも特に明治末-昭和初期を近代京都画壇の青春時代ととらえ、土田麦僊(つちだ ばくせん 1887-1936)を中心に据え、小野竹喬-おの ちっきょう、榊原紫峰-さかきばら しほう、荒廃の岡本神草-おかもと しんそう-などの代表作約80点を4章に分けて展示します。
まさに青春時代と重なった画家だけでなく、上村松園-うえむら しょうえん、菊池契月-きくち けいげつ、木島桜谷ーこのしま おうこくーといった先輩作家達や、師匠の竹内栖鳳-たけうち せいほう-も含んで一丸となり、東京、西欧、そして京都の伝統に挑んだ彼らの、青春時代特有の過剰さと繊細さとをあわせもつ、完成期とはまた異なる魅力を放つ作品群をご堪能ください。

※ 下掲公式詳細サイトにて最新情報を確認のうえご観覧を
[ 詳 細 : 京都国立近代美術館 本展特設ウェブサイト

〔 活版アラカルト掲載図版のほとんどは、画面をクリック・タップすると拡大表示されます 〕
京都国立近代美術館告知トップ
20230819142600_00006

❖  ❖  ❖  ❖  ❖  ❖  ❖  ❖

{ 新宿餘談 }
1997年、京都国立近代美術館で開催された「甲斐庄楠音展」はまだおおきな話題とはならなかっった。ところがことし-’23年2月11日、ふたたび甲斐庄楠音に挑戦した京都国立近代美術館の展示は「開幕前」からおおきな話題となり、間髪を入れず、’23年7月1日-8月27日の日程で、東京ステーションギャラリーが「甲斐荘楠音 -かいのしょう ただおと- の全貌|絵画、演劇、映画を越境する個性」と題する巡回展を開催して成功を収めた。
そんな成果をひっさげて、またまた京都国立近代美術館が「開館60周年記念 京都画壇の青春 ― 栖鳳、松園につづく新世代たち」’23年10月13日-12月10日の開催を発表した。どうやら幾つもの「地雷」のごとき大作・名作・迷作が登場する、ワクワクするような予感がある。
〔 活版アラカルト掲載図版のほとんどは、画面をクリック・タップすると拡大表示されます 〕

※ 下掲公式詳細サイトにて最新情報を確認のうえご観覧を
[ 詳 細 : 京都国立近代美術館 本展特設ウェブサイト ]

参考紹介 展覧会】京都国立近代美術館|開館60周年記念|甲斐荘楠音の全貌 ― 絵画、演劇、映画を越境する個性|’23年2月11日-4月9日|終了企画

京都国立近代美術館A京都国立近代美術館B京都国立近代美術館
開館60周年記念
甲斐荘楠音の全貌 ― 絵画、演劇、映画を越境する個性
会  期  2023年2月11日[土・祝]- 4月9日[日]
会  場  京都国立近代美術館
      606-8344 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26-1
開館時間  午前10時 - 午後6時 金曜日は 午後8時まで 開館  * 入館は閉館の30分前まで
休  館  日  月曜日
観  覧  料  一 般:1,800円、大学生:1,100円、高校生:600円、中学生以下は 無 料
      * 上掲は当日・個人・税込価格です。割引、優待情報等は下掲 公式詳細 を参照に。
主  催  京都国立近代美術館、日本経済新聞社、京都新聞

────────────────
大正から昭和にかけて京都で活躍した日本画家、甲斐荘楠音(または甲斐庄楠音  かいのしょう ただおと 1894-1978)。国画創作協会で彼が発表した作品は美醜を併せ吞んだ人間の生を描いて注目を集めましたが、やがて映画界へ転身し、風俗考証等で活躍したこともあってその画業が充分には顧みられない時期が続いていました。1997年、当館で開催された「甲斐庄楠音展」は彼の画業について再評価を促したといえますが、その際、映画人としての側面については大きく取り上げることができませんでした。
今回は、彼が手がけた時代劇衣裳が 太秦(京都 うずまさ)で近年再発見されたことを受け、映画人・演劇人としての側面を含めた彼の全体像をご覧いただきます。〔本展覧会は終了しました〕