現在位置: ニュース>文化
「昭和の碁聖」呉清源さんが日本で死去

 

 十番碁で対戦する呉清源さんと木谷実さん

囲碁に革命的な貢献を行った呉清源さんが30日未明1時11分、日本・神奈川県小田原市で死去した。享年100歳だった。呉清源さんは日本メディアから「昭和の碁聖」と讃えられた。人民網が伝えた。

呉清源さんは1914年5月19日に福建省で生まれ、7歳から囲碁を始めた。1928年に来日し、新たな「新布石」を生み出して現代の囲碁界に革命的な貢献を行った。

1939年から1956年にかけて囲碁界は絶対的な「呉清源時代」を迎えた。この17年間に呉清源さんはその実力で、全日本のトップクラスの棋士7人に勝利し、「昭和の碁聖」と讃えられた。彼の功績は映画にもなっている。

呉清源さんは中日文化交流に力を入れ、2014年8月25日には中国人民対外友好協会から「平和発展貢献賞」を授与されている。(編集YH)

 

1   2   3   4   5   >>  

人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850