Monthly Free Magazine for Youth Culture
ROOFTOP 2006年5月号
小谷美紗子×田渕ひさ子(bloodthirsty butchers / toddle)

春うららかに萌ゆるはんなり乙女対談

今年10月にデビュー10周年を迎える小谷美紗子(vo, pf)が100sの玉田豊夢(ds)、山口寛雄(b)とのトリオ編成で完成させたニュー・アルバム『CATCH』は、純粋で無防備だが異常なほど生々しい鼓動を放つ感情剥き出しの歌々が収められた大変な充実作である。前作『adore』にも参加し、小谷とは“odani misako・ta-ta〈タタ〉”というバンドの盟友でもある田渕ひさ子は、NUMBER GIRL時代から小谷の大ファンを公言し、プライヴェートでも交流のある仲。穏やかな春の日の午後、この実り豊かな作品『CATCH』をめぐって、和やかな相思相愛トークがゆるりと催されたのでありました。(interview:椎名宗之)

2人の共通点は「男気があること」

──そもそも、お2人が知り合ったきっかけというのは?

田淵:まぁ、あのですねぇ…私がファンだったんです、小谷さんの。ホントに普通のファンだったんですよ。デビュー曲(「嘆きの雪」)のプロモーション・ビデオをスペース・シャワーTVで観て凄く気になって、CDを買いに行こうと思って。それでファースト・アルバム(『PROFILE -too early to tell-』)を買って、大事に大事にしてたんですよ(笑)。「この人、いいよ!」とか人に薦めるんじゃなくて、自分のものにして大事に大事に聴いてたんです。

──小谷さんもNUMBER GIRLをフェイヴァリット・アーティストに挙げてますよね。

小谷:はい。

田淵:いや、それもですね、雑誌の“今年の良かったアルバム3枚”とかの企画で私がしつこく小谷さんの名前を出していたらラヴ・コールが通じまして、NUMBER GIRLのライヴを観に来てくれたんですよ。あの時は震えましたねぇ、もう(笑)。それに、お花まで頂いてしまって……。

小谷:ははは。

──いつ頃のライヴですか?

田淵:『極東最前線』のお祭りの時[2000年8月23〜25日に渋谷クアトロで行なわれた『極東最前線30 〜国民爆音大会2000〜』の初日]。福岡にいた頃から小谷さんの音楽をずっと聴いていて、ちゃんとチケットを買ってライヴにも行ってたんですよ。だから、もうホントに単なるファンでございます(笑)。

──それが今や、“ta-ta”では同じバンドのメンバーであり、小谷さんの前作『adore』にもゲスト・ミュージシャンとして参加したりとお付き合いができるようにまでなり。

田淵:はい、そうなんですよねぇ。ふふふ。

──プライヴェートではよくお会いになるんですか?

小谷:最近は余り会えてないんですよね。でも、初めてNUMBER GIRLを観に行った時は、とにかくひさ子ちゃんのギターが凄いと思ったんですよ。

田淵:何をおっしゃいますかぁ(笑)。

小谷:いや、ホントに。ひさ子ちゃんっていう恰好いいギタリストが私のことを好きでいてくれるっていうのが凄く嬉しくて、今でも強い支えになってるんですよ。それから両思い的な感じになったわけなんです。一回、私の家に泊まりに来たこともあったよね?

田淵:そう。もう大緊張しましたよ(笑)。どうしようかと思ってドッキドキして、大変でしたよ。

小谷:前はよくカラオケとかに行ってたよね?

田淵:うん。どこかで一緒になった後に、一緒に呑みに行ったりもしましたね。

小谷:そうそうそう。

田淵:呑んだ後に、大通りの歩道に寝転がったりして(笑)。

──お2人でバンザーイして?(笑)

小谷:私がそんなに呑めないんですよ。でも周りがみんな強くて、ひさ子ちゃんも強くて、調子に乗って呑んでたらベロベロになっちゃって。それで私が路上にベターっと寝出したら、みんなも一緒になって……。

田淵:「私もー! 私もー!」って。「気持ちいいー!!」なんて言いながら(笑)。

小谷:NUMBER GIRLのライヴへはそれからほとんど全部に行ってたんですけど、ひさ子ちゃんがbloodthirsty butchersに加入してからはお互いに凄く忙しくなっちゃって。

──親しくなる前と後では、印象はどう変わりましたか?

田淵:小谷さんは、凄くちゃんとしてる人だと思ってましたね。遅刻なんて絶対に許さないというか、会ったら叱られるんじゃないかな、って(笑)。「オマエ、猫背だよ!」って厳しく注意されそうな(笑)。仲良くなってからは、そういう部分もありつつ……。

小谷:あるんや?(笑)

田淵:うん、あると思います(笑)。でも凄く愛嬌があって可愛らしい。普通の女の子らしい面もあるんだなぁ、って。自分は男ばかりに囲まれて、いわゆる女性らしい部分はナシとされて歩んできたので……(笑)。

小谷:ひさ子ちゃんと敢えて共通点を見出せば……自分の中に男気を感じる。私、たまに「自分は男なんじゃないか?」って思う時があるんですよ(笑)。そのへんがちょっと似てる。


凄い音楽を見つけちゃった、アタシ!

──ひさ子さんから見た小谷さんの魅力はどんなところですか? 一言ではなかなか表しづらいと思うんですけど。

田淵:そんな、ご本人を前に(笑)。最初に観たプロモーション・ビデオっていうのが、小谷さんがグランド・ピアノをガーッと弾いてる後ろにでっかーいお月様がボーンと出てくるものだったんですけど、それを観て「ああ、凄い!」って思ったんですよね。凄く力を感じたんですよ。グゥ〜〜〜〜ッとこう、「なんか凄い力がある、この人!」みたいな。うまく表現できないんですけど。それまではピアノと歌だけの音楽というものを余り聴いたことがなかったんです。ずっとロックばかりを聴いてましたから。なので、小谷さんのファースト・アルバムを初めて聴いた時に凄く新鮮だったんですよね。あのUんアルバムの1曲目(「Care me more, Care me」)が凄くて、歌詞の内容も凄いし、ピアノと歌だけでとても近い感じがしたんですよ。ちっちゃい息まで入ってる、みたいな。そういうのがもう、ドキドキして。

小谷:ふふふ。

田淵:その生々しい感じと、あの歌詞と唄い方と……他によくいるタイプでは全然なくて、凄いと思いましたよ。「聴いちゃった、こんなの!」と思って。

──これは凄まじい音楽と出会ってしまったぞ、と。

田淵:そうそう、「見つけちゃった、アタシ!」みたいな(笑)。友達に「これ聴いてみなよ、凄くいいよ!」って薦めたくなる楽しい音楽っていうよりは、人と一緒に聴きたくない感じ、っていうか。

──確かに、小谷さんの音楽は何かをしながらでは聴けないと思いますよ。

田淵:そうですね。一人で聴きたい。もう、「大事にしとこう!」みたいな感じですね。それがNUMBER GIRLに入って1年くらい経ったくらいだったかな? 初めて小谷さんのライヴを観に行ったわけですよ。会社帰りに一人でドキドキしながら。客席もみなシーンとしていて、「咳とか出たらどうしよう?」なんて思って(笑)。ピアノだけポーンとステージに置いてあって、小谷さんがトコトコトコってやって来て、それを観ただけで「あーッ!」と思って涙が出てきたり(笑)。もうそれだけで感動したんですよね。

──小谷さんから見た、ギタリスト・田渕ひさ子の凄さとはどんなところですか?

小谷:まず、その弾いてる姿がメチャメチャ恰好いいじゃないですか? 喋ってるとシャイな感じなんだけど、ステージに上がった瞬間に変わる。その姿に惚れちゃいますよ。

田淵:ははははは。

──toddleのアルバムは聴かれましたか?

小谷:実はまだなんですよ。

田淵:今日持ってきたー(笑)。厚かましいとは思ったんですけど。

小谷:周りからは「ひさ子ちゃんが唄ってる」と聞いてたんですけど、本人からは一向に話が来なかったんですよねぇ(笑)。

田淵:そんなぁ、小谷美紗子様にライヴを観に来てもらうだなんて……(笑)。もうちょっと修行してから、と思って。

──でも、カラオケをご一緒しているくらいだから、ひさ子さんの歌のうまさはよくご存知ですよね。

小谷:ええ。「自分で唄えば?」みたいなことはよく言ってたんですよ。声が凄くいいですからね。

田淵:いやいや、とんでもございません……。

──“odani misako・ta-ta”を始めた時は、ギターは絶対にひさ子さんで行こう、と?

小谷:はい。というより、“ta-ta”はひさ子ちゃんと私とキーボードの池ちゃん(池田貴史/SUPER BUTTER DOG, 100s)の3人で「バンドやろう」って始まったものなんです。

──そこに玉田豊夢さん(100s/ds)、二宮友和さん(eastern youth/b)が加わって。“ta-ta”は洋邦カヴァー4曲を収録した『feather』('03年10月発表)というミニ・アルバムを発表しただけで、ライヴは未だにありませんよね?

小谷:はい、やったことないですね。

田淵:絵面が見たいですよね。二宮さんと池ちゃんが一緒にいるだけで、何だか面白そうですよ(笑)。

小谷:実は、オリジナル曲を作ったんですよ。去年の今頃かな、「とにかく集まらんことには始まらん!」ってことになったんですけど、ひさ子ちゃんがその頃凄く忙しくて。それで来れる人だけ集まって、豊夢くんの家に行って、二宮さんがマイクをセットしたりして(笑)曲作りをしたんです。

田淵:行きたかったなぁ……。


トリオ編成でできることは全部やろう

──今回発表される小谷さんの『CATCH』は、小谷さん、100sの玉田さん(ds)と山口寛雄さん(b)から成るピアノ・トリオによるものですけど、この顔触れの流れは“ta-ta”から始まったものなんですか?

小谷:いや、豊夢くんは『night』('03年5月発表)というアルバムでドラムを叩いてもらってて、“ta-ta”をやる時にも池ちゃんから「凄くいいドラマーがいる」って薦められてたんですよ。それ以前に他のアレンジャーからも「豊夢くんがいいよ」と言われていて、実際に音を合わせてみたらバッチリだったんです。それと、山口くんは豊夢くんの古い友達なんですよ。

──『CATCH』は、前作『adore』でのピアノ・トリオのサウンドがより鋭さを増して逞しくなって、楽曲の良さも際立っているし、非常に聴き応えのあるアルバムですね。

小谷:ありがとうございます。(田渕に)どうでしたか?

田淵:もう、素晴らしかったです。凄く良かったぁ……。

小谷:良かった、良かった(笑)。

田淵:「作品が完成したとき、競馬場で馬がレース前に囲いの中で暴れながらスタートを待ち切れないでいるような、そんな状態になった」って小谷さん本人がコメントを書いていて、それが凄い良くて。「そっかぁ!」って思いながら聴きUんました。3人の編成がよりギュッとした感じになってるし、曲のメロディとかも凄くいいし。

──ピアノ・トリオでやることの意義みたいなものの焦点が、このアルバムでまたグッと絞れた感じはありますね。

小谷:そうですね。今までよりもっと太い音にしたかったんです。いい音を作ろうとすると時間もコストもかかるので、トリオ編成でできることは全部やろう、みたいな感じで。ゲスト・ミュージシャンとかには頼らずに。

田淵:小谷さんの手書きのセルフ・ライナーノーツが資料にあって、これをじっくり読んでから聴いたんですよね。手書きの文字からご本人の性格までもが窺えて(笑)。どの曲も好きですけど、シングルになった「Who」とかは凄く好き。サビのメロディがいいですよね。

小谷:良かったぁ(笑)。

田淵:あと、最後に収められてる「CATCH」はバンドっぽい感じがしました。その2曲はアレンジとかにバンドっぽさがあると思いましたね。一人の人が作ったのを演奏してもらったとかじゃなくて、3人で作った感じが凄くして、恰好いいと思いました。

──ひさ子さんは、この『CATCH』を聴いて「自分もレコーディングに参加したかった!」とは思いませんでしたか?

田淵:実はそれ、今日聴きながら考えてたんですよ(笑)。「私がこのアルバムに参加していたらどうなるかなぁ?」って思ったんですけど、ピアノが入ってるとギターってどうしていいか判らないものなんですよね。だからギターが入っても、“ホワ〜ン”とか“フワ〜ン”みたいな感じかなぁ、と。これに“ジョッワ〜〜〜〜ン”ってでっかいギターが入ったら、それはちょっと違うかなぁ、って(笑)。

──でも、「CATCH」の最後のほうのうねりを上げる部分には合いそうですけどね。

小谷:ああ、いきなり最後の最後にね(笑)。

──ピアノとギターは、本来ハモりづらいものなんですか?

小谷:うん、難しいですね。ちょっと被っちゃうんですよ。

田淵:“土台”というよりも“色付け”という役割がなんか似てるというか、ピアノもギターも守備範囲が広いんですよね。コード感とかも小谷さんの曲は凄く独特だな、って『CATCH』を聴いて改めて思ったんです。一貫して独特なものがあるなぁ、って。そこで音が当たるとかの話になると、なかなか難しくなるかもしれませんねぇ。『Then』('02年3月発表)に入ってた、eastern youthがバックトラックをやってる「音」は小谷さんの曲の中ではギターの音がよく出てると思うんですよね。あの曲が凄い好きで……「この曲、好きィ!」と思って、コピったぁ(笑)。

──小谷さんは、今回のアルバムで「ここにひさ子さんのギターを入れたい」とかありました?

小谷:そりゃありますよ(笑)。ひさ子ちゃんのギターは1秒くらいで世界が変わるじゃないですか? 3人だけでいい音を作ろうという方向に行く前は、『adore』の時みたいにひさ子ちゃんに来てもらって、できたら池ちゃんも呼んで……とか考えたんですけど、それじゃベースが違うだけで“ta-ta”になっちゃう、と思って(笑)。“ta-ta”は今動いてないですけど、私の中では凄く存在が大きいんです。ギターが中心にあるサウンドはその“ta-ta”でできるだろうというのがあったし、小谷美紗子のソロの時はピアノの弾き語りをどこまで恰好いいものにできるかが課題なんですよね。

──3人の音だけで突き詰めるところまで突き詰めてみよう、と?

小谷:そうですね。最近はずっとトリオでライヴもやっているので、ライヴでできないことはレコーディングでもなるべくやらないようにしたんです。

──だからこれだけ生々しい質感に仕上がっているんですね。

小谷:ほとんどがライヴ録音なんですよ。1日に2〜3曲レコーディングしたんですけど、2〜3回リハをやって、「せーの」で録って、それで終わり。

──「奇跡」という曲は、鼻づまりで震えたヴォーカルのテイクがわざわざ選ばれていたり。

小谷:あの曲は、もう大泣きで。泣けて泣けて涙が止まらなくて、何回唄っても泣き声になったんです。でもそれが、本当の歌だと思って、敢えてあのテイクにしたんですよ。

──英語で唄われている詞は、日本語だと直接的すぎるからという意図があるんですか?

小谷:1曲目(「Rum & Ginger」)はもう、その通りで。「彼女と何回やったの?」っていうのをサビでずっと繰り返してますから(笑)。これが日本語だと、親に聴かせられないですしね(笑)。単純に、英語のほうがメロディに乗りやすいというのもあるんですけど。


乙女アカペラ・ユニット結成か!?

──曲作りに関して、ソロと“ta-ta”とでは向き合い方が変わるんでしょうか?

小谷:“ta-ta”の場合は、私はあくまでバンドの一員だからちょっとメロディを作るくらいで、オケ的なものはバンドのみんなで一緒に作る感じなんですよね。

──バンドへの憧れみたいなもんのはありますか?

小谷:ありますね。弾き語りは究極に自由じゃないですか? 間違っても誰も助けてはくれないけど、そのぶん凄く自由ですよね。そこはソロのいいところですけど、一人じゃやっぱり物足りない時があるんですよ。大変な部分もたくさんあるんでしょうけど、バンドって凄く楽しそうに見えるんですよね。単純に喜びも悲しみも分かち合えるだろうし。ソロでやってる人は、大体バンドに憧れるんじゃないですかね。

──ひさ子さんはソロでやってみようと考えたことは……。

田淵:ええッ!?

──ないですよねぇ(笑)。

田淵:あり得ないですよねぇ(笑)。私はバンドしかやったことがないので、ソロの人は単純に凄いなぁと思いますね。toddleはこれでも一応私がリーダーなんですけど(笑)、4人それぞれの役割分担があるし……とても一人では曲を作りきれんかもしれないですね。途中でめげたりしますから。締め切りがないと動けないみたいな、一人だといつでもいいし、何でもいいし……って思っちゃうんですよ。根がだらしのない人間なので(笑)。

──『CATCH』発表記念の東名阪ツアーも、作品同様ピアノ・トリオで廻るんですよね。

小谷:はい。

田淵:昔の曲も3人でやるの?

小谷:うん。「嘆きの雪」も3人でやるよ。自分がセルフ・プロデュースに近いことをやり始めると、ファーストとセカンドは豪華なストリングスもあって美しさを感じますね。アレンジ自体が恰好いい、恰好良くないは置いといて、私のピアノと歌にどれだけ計算されてちゃんと絡んでいたのかが凄くよく判りますね。今はリアレンジとかじゃなくて、単純にギターとストリングスが抜けた感じでシンプルにやってます。

──ブッチャーズは目下曲作りですよね?

田淵:真っ最中ですね。「ここに派手なフレーズが欲しいな」とリーダー(吉村秀樹)に言われて、家で考えてえっちらほっちら作っていったらですね、「もうちょっと違うのも聴いてみたいなぁ」って(笑)。なんて柔らかい断り方なんだろうと思って(笑)。

小谷:今年、どこかで一緒にイヴェントやろうよ。

田淵:ホントにぃ? 畏れ多いよ、どうしよう。呼んで頂けるように頑張ります(笑)。

──“ta-ta”もまた是非、再始動してほしいですね。

小谷:ひさ子ちゃんが忙しいですからねぇ(笑)。

田淵:そんなことないよぉ……。

小谷:でもね、みんな結構バラバラなんですよ。ひさ子ちゃんが空いてても100sが動いていたり、eastern youthもライヴで忙しかったりして。オフィシャルにスケジュールを押さえれば可能なんでしょうけど、ミュージシャン仲間として個人的に集まることがなかなか難しいんですよね。

──いっそのこと、お2人でユニットを組むのはどうですか?

田淵:またまたぁ(笑)。

小谷:路上ライヴをやってみたいと昔から思ってるんですよ。その時は私は歌だけで、ひさ子ちゃんがギターでやりたいなぁ、と。まぁ、ひさ子ちゃんも私も、インドア派というかまったりしてるのが好きなので、なかなか前に進まない気がしますね(笑)。

田淵:お互いに様子を窺いながらやってるような(笑)。

──たとえば、ピアノとアコースティック・ギターの編成でどうですか?

小谷:それもやったことがあるんですけど、ギタリスト泣かせになりますよ。

田淵:他に弾ける楽器もないし……じゃあ、私はダンスを(笑)。

小谷:ツイン・ヴォーカルで、アカペラでやるとか? でも全然ハモってもいないっていう(笑)。

小谷美紗子/CATCH

小谷美紗子/CATCH

小谷美紗子/CATCH
HIP LAND MUSIC HLMCD-0003
2,205yen (tax in)
5.17 IN STORES
★amazonで購入する



Live info.

◇小谷美紗子
【インストアライブ】
5月27日(土) TOWER RECORDS 梅田NU茶屋町店6F イベントスペース 
OPEN 16:00 / START 16:00
TICKET: Free

5月28日(日) TOWER RECORDS 新宿7Fイベントスペース
OPEN 13:00 / START 13:00
TICKET: Free

【TOUR Information】
小谷美紗子 Trio TOUR “CATCH”
7月19日(水) 大阪心斎橋クラブクアトロ
7月20日(木) 名古屋クラブクアトロ
7月26日(水) 渋谷クラブクアトロ
全会場OPEN 18:30 / START 19:30
TICKET: advance-4,500yen / door-5,000yen

◇田渕ひさ子:toddle
Reo Yokomizo & Neon Group "Neon Group Release Party"

5月27日(土)下北沢 SHELTER
w/ Reo Yokomizo & Neon Group / BRIGHTLINER / SUPERSNAZZ
OPEN 18:30 / START 19:00
TICKET: advance-2,000yen / door-2,500yen(共に1D別)
【info.】SHELTER:03-3466-7430

7e.p. presents "The Can't See Japan tour 2006" featuring John Atkins
(764-Hero, The Magic Magicians)

5月30日(火)渋谷 O-Nest
w/ The Can't See / トクマルシューゴ / cobalt
OPEN 18:30 / START 19:00
TICKET: advance-2,800yen / door-3,300yen(共に1D別)
【info.】O-Nest:03-3462-4420

小谷美紗子 OFFICIAL WEB SITE
http://www.odanimisako.com/

bloodthirsty butchers OFFICIAL WEB SITE
http://www.riverrun.co.jp/

toddle OFFICIAL WEB SITE
http://toddle.to/

小谷美紗子さんから素敵なプレゼントがあります!

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