西部ガス��  
 岩本　博  （いわもと　ひろし）

プロフィール

福岡県直方市出身。1948年（昭和23年）3月18日生まれ、58歳。慶應義塾大学法学部卒。70年西部ガス入社。94年秘書室長。98年福岡事業本部福岡南支店長。00年理事、02年取締役、06年常務取締役。趣味はテニス、ゴルフ。モットーは「自然体」。「陽気、覇気、根気」を念頭に仕事に臨んでいる。

心をひとつに「全力行動宣言・お客さまがエネルギー」

　お客さまとの接点機会の増大を目的に体感型ショウルームを拠点にガスのＰＲを継続している西部ガス。昨年、10年ぶりに開催したガスフェアでは床暖房や浴室暖房など最新のガス機器を展示。３日間で予想を上回る１万人が来場した。今年も地域に密着したガスファンづくりを定着させるために開催を予定している。
　春日の現支社の移転を計画する中、業務のスリム化で効率的な業務遂行を目指している同社。６月頃には、下通りアーケードのショウルームの上階に、「キッチンスタジオ西部ガス下通り（仮称）」をオープンする。繁華街の利便性をいかし「見て、触れて、使って」いただき、コミュニケーションを図りながら、ガスの良さをさらにアピールする。
　半導体工場進出や二輪部門集約など企業集積が活発化する県内。産業用天然ガスの需要増加に期待を寄せ、合志市の熊本工場の増築工事も11月に完成する。設備を増強し、能力の拡充や導管網の整備など供給体制を整える。
　企業の社会的責任が問われる昨今、西部ガスグループとして19年度は、その社会的責任を果たすため、「コンプライアンス」と「内部統制」を基本に置くとともに、個人においては、「人間力の向上」に一層努力することを目標に掲げている。また、昨年末から「全力行動宣言・お客さまがエネルギー」のスローガンの下、社員及びグループ社員が心をひとつにしてお客さまの信頼回復に向けて全力で行動し、併せてお客さまサービスの向上を目指している。