Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

岡崎市美術博物館マインドスケープミュージアム

昨日のブログの続きですが、「三河総合住宅展」を見終わった後に、公園内にある岡崎市美術博物館へ行きました。
ちょっと、散歩するくらいのつもりで行ったのですが、そういえば、ずいぶん来ていないなあと思い、久しぶりに館内に入ることにしました。

夏になると、TVなどで戦争のことが取り上げられますが、ちょうど、美術館の企画展で「くらしと戦争」という展示をやっていました。
岡崎市内に残る戦争に関連する様々な遺物が展示されていました。
私は、東京の靖国神社遊就館や九段下の昭和館(戦争を伝える博物館で武道館の隣にあります)など、今までいろんな展示を見てきていますが、子供たちには、「わあ!銃がある!」くらいのことで、戦争というものが、どういうものか、あまり分かっていない様子でした。
子供にも、もっとわかりやすい展示や説明にしてもらえるとよかったかなと思います。
戦争を次世代に伝えることが、重要に思います。

この美術博物館は、日本の有名な建築家である栗生明さんが設計し、1996年に建設されました。
私の好きな建築家の一人です。
栗生さんのホームページ内の該当ページ。内部の写真が見られます。
ガラスの巨大な箱やコンクリートの箱が傾斜面に埋めこめれているようなデザインです。
さすがに、ガラスの箱の中は空調してあるといっても、かなり暑く、受付のお姉さんが、受付カウンターから離れて日影に避難していました。(笑)
デザインを優先するあまり、こういうことにならないように設計しなければ、と思いました。
また、エアコンのランニングコストが莫大にかかっているんじゃないだろうかと心配になりました。

池に向かっておりていく大階段と建築が一体となっています。
カスケード(段状滝)では、子どたちが、水が冷たくて気持ちいい!とはしゃいでいました。

池をぐるりと一周する遊歩道を歩いてみました。
山の中の遊歩道は、途中に小川があったり、シダがうっそうと生えていたりと、涼しくて、気持ちよかったです。