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青い空1月1日号
ヘッドライン
ごみ広域処理計画の破綻の要因は何であったのか
- 市長は、徳島市が抜けても広域整備を実施すると言っていたのではないか
- 小松島市・徳島市の信頼関係に、傷がついたのではないか
第8波から命を守る対策の強化を
- オミクロン株対応のワクチン接種の進み具合はどのようになっているのか
- 市内の教職員に対する検査キット活用の状況はどのようになっているのか
- PCR等の検査拡大が、必要ではありませんか
ヤングケアラーへの対応支援・子育て対策について
- 県が実施したヤングケアラー実態調査、どのような情報提供があったのか
- 市内の小・中学校のヤングケアラー該当児童の把握の状況は
- 小・中学校の児童生徒の学校給食を完全に無償化にする考えはないか
小学校は地域の宝物です。守らなくてはなりません
小松島市は、市内に11ある小学校を最終的には、4校に削減する再編計画を進めています。これは、おろかな政策だと言わねばなりません。
なぜならば、小学校が無くなれば、その地域に子育て世代が住まなくなり、町が衰退してしまうからです。
小学校削減の背景に「小松島市公共施設等総合管理計画」があります。
この「公共施設等総合管理計画」は、国の総務省が全国の自治体に提出を要請しているものです。
人口減に対応して、「算定」される赤字を前提に、公共施設の総量(延べ床面積)を減少させることを数値目標に掲げさせ、全国の多くの小中学校が削減の対象にされているのであります。
ですから、市内の小学校削減は、教育委員会の思い付きではなく、国の方針に従って、学校削減が市の財政負担軽減の手段に使われているのです。
徳島県内では、多くの小学校が少人数学級で頑張っています。
学校名 | 児童総数 |
---|---|
小松島市千代小学校 | 111 |
北小松島小学校 | 121 |
小松島小学校 | 119 |
芝田小学校 | 81 |
櫛渕小学校 | 36 |
立江小学校 | 79 |
坂野小学校 | 89 |
徳島市宮井小学校 | 101 |
徳島市新町小学校 | 113 |
阿波市大俣小学校 | 103 |
阿南市新野小学校 | 85 |
三好市白地小学校 | 26 |
阿南市吉井小学校 | 69 |
阿南市横見小学校 | 93 |
(令和2年度 県内公立小学校児童数から抽出)
市民の皆さん、小学校削減反対の声を大きくあげ、市政を変えようではありませんか!
小学校再編計画を進めているのは、小松島市だけです
日本共産党が徳島県教育委員会に、学校再編について問い合わせたところ、小学校再編を計画しているのは、小松島市だけでした。
徳島県内には、令和2年度現在で166の公立小学校があります。その内、1学年1クラスの小学校が84校です。さらに、複式学級を持っている小学校が18校あります。
多くの小学校が少人数学級を維持しているのは理由があるのです。それは、どの小学校もその地域の宝物であり、その町に必要な存在であるからであります。
私は市議会で、少人数学級で育った子どもが、将来社会人になったときに、大人数学級で育った子どもと比べてみて「社会的地位・経済的地位・人間としての人格」で見劣りするというデータはあるのかと、教育委員会に質問すると「そんなデータというものは承知していない」という答弁でありました。そのようなデータは存在しないのであります。私は、子供たちを少人数学級で丁寧に育ててもらい一人ひとりを大切にする人間として成長してほしいと思っています。
(橋本あきら)
政府のオミクロン株対応は後手後手である
重症化リスクの高い、高齢者等を中心に3回目ワクチン接種を迅速に行うこと
日本ではワクチン接種がオミクロン株の感染拡大に追いついていません。
海外では、感染力が強いオミクロン株の急速拡大を受けワクチン接種を加速しています。フランスや英国では追加接種の感覚を3ヵ月間に短縮しています。
日本では、ワクチンの3回目接種が1月21日現在で、全国民の1.3%と遅れています。
これは、政府がワクチン接種の感覚を8か月と決めていたため、高齢者等のワクチン接種は今年の2月からとなっていました。
8ヵ月間の科学的根拠は何もありませんでした。
無症状の人に「いつでも、誰でも、無料で」受けられるPCR検査を全国的に行うこと
高齢者施設や医療機関、学校・学童保育所に対して積極的な定期検査を行う方針を打ち出し、自治体のとりくみを政府が全面的に支援することが必要です。
小松島市では、徳島県の事業としてコロナウイルスの抗原検査を数か所の医療機関が実施しています。
市民の中で希望する人が「いつでも、誰でも、無料で」受けられるPCR検査場をたくさん設置し、陽性者を保護する必要があるのではないでしょうか。
医療機関への十分な支援と、保健所の恒常的な体制強化が必要です
オミクロン株による感染急拡大により医療機関の負担が大きくなってきています。有症者を自宅療養とするケースも増えてきておりますので、医療機関が経過観察するようになります。
政府は、発熱外来の体制支援への補助金の復活、診療報酬の引き上げなど、医療機関への十分な支援が必要ではないでしょうか。
また、保健所の業務も大変です。無症状の感染者を把握・保護する仕事。政府の大きな支援が必要です。
オミクロン対策では、政府の水際対策で大穴があきました
在日米軍の新型コロナウイルス感染爆発をめぐり、米軍は昨年9月から12月まで出国前のPCR検査を免除していましたが、韓国など他の目的地では出国72時間前の検査を義務付けており、日本だけが除外されていたことがわかりました。
差別的・植民地的な米軍の対応の背景にある、日米地位協定への批判があらためて高まっています。
海外に赴任する米兵の輸送などを担当する米航空機動軍団(AMC)の資料によると、米軍は少なくとも昨年12月時点で、出国72時間前の検査を義務付けています。
具体的な行き先として韓国の空軍基地や英領ディエゴガルシアを例示しています。さらに、米本土に戻る場合も、出国24~72時間前の検査を義務付けています。
ところが、日本の嘉手納(沖縄県嘉手納町)、岩国(山口県岩国市)両基地を目的地とする場合、検査は「不要」と明記しています。
昨年12月17日、嘉手納を経由して入国した米兵のクラスター(感染者集団)が発生する。
年末年始に沖縄・岩国で米兵由来の「オミクロン株」が基地外に漏れ出して、沖縄・山口・広島が「まん延防止等重点措置」の適用に追い込まれました。
日本による検疫を除外した日米地位協定は改定が必要です。
市議会議長に対する抗議ならびに質問書
小松島市議会
議長 廣田和三 殿
令和3年12月15日
小松島21世紀会
会長 川脇 希右
市議会傍聴席における傍聴者を撮影する行為に講義する件
<事実の概要>
令和3年12月9日(木)午前11時過ぎ市議会12月定例会一般質問第3日橋本あきら議員の質問を傍聴するため市議会の傍聴席に到着。知人ら3人とともに議長席からみて右手、傍聴席の入り口から入って左手に座った。この後、次長が傍聴席にやって来て、文書を勝手に配らないようにとの注意があったので知らないと答えた。直後、事務局長もやって来てやり取りがあった。
その際、傍聴席の私が座っている反対側の席で、3脚付きのカメラ(ビデオ)を操作している女性(小豆色の腕章をしている)と太った男性がので不審に思った。撮影をしているようだった。局長にも問うたが黙っていた。
橋本あきら議員の質問は、12時ぐらいには終了し、昼休みとなった。しばらく傍聴席で知人と話をしていた。知人の一人はタバコを吸うため議会棟から外に出た。13時前にこの知人が傍聴席へ帰るべく、傍聴席への階段を上っている際、中山市長が三脚とカメラ(ビデオ)を持って階段を降りてきたとのことだった。知人は市長に一言挨拶をした。もう一人の知人が見たのは、中山市長がカメラ(ビデオ)操作の男女と中庭で立ち話をしている姿であった。
<講義の趣旨>
議会の定例会議は市民に開かれたものであり、誰でも傍聴するのは自由である。それをどういう意図かは不明であるが、傍聴席を監視するごとくに傍聴席で撮影記録するとは何事か。議長において、傍聴席での撮影を許可したのか、どうか。ましてや中山市長の関与も疑われる。厳重に抗議する。
<調査の依頼>
上記の件について、議長において調査の上、至急、結果を報告されたい。
この抗議書及び議長からの文書は公表する場合があることを申し添える。
小松島市議会
議長 廣田和三 殿
令和4年1月11日
小松島21世紀会
会長 川脇 希右
市議会傍聴席で傍聴者が撮影された事につき議長に講義する
この件は、すでに令和3年12月15日付けで抗議書及び調査依頼を議長宛に送付しているが、返事がないので改めて申し入れる。
令和3年12月9日(木)市議会12月定例会一般質問第3日橋本あきら議員の質問時間帯での出来事。傍聴席で男女2名が3脚付のカメラ(ビデオ?)で傍聴者を撮影している様子があった。21世紀会調査の結果、撮影許可が議長によってなされたようである。
もう一点、特筆すべきは、この撮影に中山市長が関与している疑いがあることだ。昼休みに、傍聴席から中山市長が三脚とカメラ(ビデオ)を持って階段を下りてきたことを本会のメンバーが目撃している。さらに知人がその後、中山市長とカメラ(ビデオ)操作の男女が中庭で立ち話をしている姿も目撃している。
橋本あきら議員の質問は、市長にとって不都合なものであったのだろう。その支援者で傍聴に来たものを調べたのか。また21世紀会のメンバーを知りたいのか、こういった事が予測される。
議会の会議は市民に開かれたものであり、誰でも自由に傍聴できるし、現にそういった運用がなされている。民主主義、地方自治の根幹である。それを傍聴者を監視するかのことく傍聴席で傍聴者を撮影記録するとは何事か。撮影行為をした者に抗議する。漫然とこれを認めた議長に対しても厳重に抗議する。
十分、議会において調査してその結果を報告、公表されたい。去る12月15日厳重に抗議したにもかかわらず、回答が無いので再度申し入れる。
この抗議書及び議長からの文書は公表する場合があることを申し添える。
小松島市金磯町9-98-5
小松島21世紀会
会長 川脇 希右 様
令和4年1月13日
小松島市議会
議長 廣田 和三
令和3年12月15日付提出された文書への回答について
12月5日付けでお尋ねのあった議場傍聴席での撮影許可については、当日の朝に許可申請があり、議長から許可を行いました。撮影時に議会の議事進行を妨げるようなトラブルはなかったと認識しております。
この度のこの件に関して調査の依頼があり、確認したところ、
・撮影は議会の記録のため。
・カメラを向けたのは、すぐ横で傍聴していたグループの大きな声に、記録するべきかと思ったため。
ということでした。
議会としては撮影の許可は与えましたが、傍聴者が他の傍聴者を撮影するということは、想定していないところです。議事進行に支障があれば、傍聴者間のやり取りであっても、議長の秩序保持・議事整理権に基づき抑止しますが、そうでない限り特に制限は設けておらず、今回の件も、その時の当時者間での問題と認識しております。
以上回答いたします。
令和4年1月20日
令和4年1月13日付け市議会議長「回答」にコメントする
- 令和3年12月9日に市議会傍聴席でのビデオ撮影は市議会議長により許可されていた。男性Aと女性Bが議事記録として撮影をしていた。傍聴席で他のグループにビデオを向けたとの事。
- 議会の議事進行に支障が無かった。後は当事者(撮影した者とされた者=21世紀会メンバー、質問議員の支援者)の問題。議会は関知しない。何が起きても議事が進めば後は知らないとの姿勢である。
- 事柄はそんな形式論ではない。2名の撮影者が他の傍聴者の容姿を確認するためにビデオ撮影行為をしたのは明らかだ。さらに、そのビデオ機材を市長が片付けていたことも目撃されている。男性Aと女性Bも市長との関係が疑われる。撮影時間帯も橋本議員が市長を倫理条例違反として質問していた時のみだ。市長にとって不都合な真実であっても議員はチェックできるし、市長にも知る権利がある。 みだりに容姿等を撮影されない権利は認められている。この侵害行為が議会管理下の傍聴席で行われていたと主張しているのにまったく関係ないと言い張る。市民に対する権利擁護の感覚がまるでない。
- 市民の意向は多様である。議会も議員もご存じのはず。すべての案件が市民の意見の全員一致で決められている訳ではない。市長、議員にとって不都合な案件に疑問を呈している傍聴者市民を撮影して特定する。こういった事が今後も許可されて行われるのであれば、傍聴に行くという行為が委縮してしまう。開かれた議会というスローガンが泣く。
- 議会に猛省を求めるとともに、市民の方々の理解を求める。
小松島21世紀会は今後も活動を継続していく。
会長 川脇 希右
個人携帯 090-3186-1940
〒773-0007
小松島市金磯町9-98-5
ごあいさつ「ホームページを公開しました」
多くの皆さんに、私の議員活動を知っていただきたいという思いから、このページを開くことにしました。
私の議員活動、また、市民の生活と暮らしの様子、さらに、街の風景なども、皆さまにお知らせしたいと思います。
12月市議会 議会報告
私は昨年の12月市議会で、①市長の公務員倫理条例違反について。②新型コロナウイルス感染症拡大抑止について。を質問しました。
なお、囲み記事は参考資料です。
「花火大会」の詳細な情報を親族企業に提供したのは中山市長ではないか
橋本議員 市民が「小松島港まつり花火大会」を知ったのは、10月5日発行の「公報小松島」です。この広報には、今年は無観客で実施し、屋台等の出店もありません。場所、打ち上げ時間は非公開ですと掲載されていました。
ところが、小神子にある中山市長の親族企業のリゾート会社は、ネット広告で花火が600発打ち上げられ、四国初の尺玉スターマイン登場と、花火の種類まで紹介し、花火の打ち上げ時間は、19時からであると知らせています。
このことは、親族のリゾート会社が事前に花火大会の全てを知っていたということです。この親族企業に花火大会の情報を提供したのは、中山市長、あなたではないのですか。
中山市長 私は公務員倫理に関する条例には全く違反してないことを申しあげておきます。
港まつり運営委員会で話し合われた内容を基に、関係団体や周辺企業とも事前調整を行っておりましたので、打ち上げ場所の情報が伝わっているものと認識している。
小神子に通じる市道舗装は誰の為であったのか
橋本議員 徳島県小選挙区1区選出の現職自民党国会議員は、10月19日公示の選挙直前の10月15日に、小神子にある中山市長の親族企業のリゾート会社で集会を開いている。
国会議員を迎えるに当たってリゾート会社は、中山市長に道路の整備を要請したのではないか。
中山市長 市長就任前の令和2年5月に担当課において事業化の準備を進めてきた。
議員からは、このような憶測に基づいた発言があったことは非常に遺憾に思っている。
最後に市長として、公務員倫理に関する条例に違反しているということは全くないということを、いま一度強く申し上げる。
10月5日発行の「広報こまつしま」では、「港まつりは、お家で観覧していただく、ステイホームでお楽しみください」と呼びかけています。
ところが、中山市長の親族企業のリゾート会社は、ネット広告で、営業利益をあげるために「花火が見えるスペシャル席」を用意し、ディナータイムを設定して、40名を募集していたのであります。
市内の商工業者の中からは「自分たちには内密にして、市長の身内は情報を入手して利益を上げている。これは、あまりにも不公平ではないか」という声が上がっているのです。
今、市民の間からは中山市長への批判の声が広がっています。
(市の公務員倫理に関する条例より抜粋)
第3条 市長は、市民の付託と信頼にこたえるため、自らの権限と責務を深く自覚し、常に高い倫理を保持し、公正かつ公平な市政の運営及び市民福祉の増進に努めなければならない。
橋本議員の質問の中身に真があるのか中山市長の答弁の中に真があるのか。
これは、小松島市民が判断を下すでありましょう。
小松島市は感染抑止について、どのような対策をとってきたのか
橋本議員 新型コロナ感染症の第6波を防ぐには、これまでの感染抑止の経験の積み上げが必要だと思っている。これまで、感染抑止についてどのような対策をとってきましたか。
吉岡危機管理部長 小松島市のコロナ対策については地方創生臨時交付金を活用しながら、感染流行への備えとして空気清浄機やアクリル板、空気品質モニター、サーマルカメラなどを増設しました。
これまで同様、マスクの着用や、換気などの基本的な感染対策を徹底します。
今後、感染の拡大が起きないよう対策を進める。
定例議会ごとに、新型コロナ感染症抑止について発言してきました
橋本議員 定例会ごとに取り上げてきました。感染拡大を抑止するには、無症状の感染者を把握・保護するための面の検査が必要なこと、また、陽性者を着実に保護するために感染追跡を専門に行うトレーサーが不可欠であることを主張し、医療関係の減収補填、宿泊療養施設の確保を求める発言もしてきました。
新型コロナのオミクロン株の感染拡大にどのように対応するのか
(予算決算常任委員会で発言しました)
橋本議員 新型コロナウイルスの変異株オミクロンが世界各国に広がっている。日本も含めて、世界でどのように広がっているのか。また、どのような対策が必要か。
溝杭新型コロナ対策課長オミクロン株の感染については日々拡大しており、今朝確認(12月15日)した段階では77カ国で確認されている。
イギリスであれば13日時点で4713人です。日本国内では、13日時点では17人とされております。
政府においては重要になってくるのは検疫の強化です。徳島県においてはゲノム解析の装置を導入するとしています。
小松島市においては、国の交付金等を活用しながらしっかりと対策強化を講じてまいりたい。
オミクロン株ー命を守るための緊急対策を求める
今年に入って新型コロナウイルスのオミクロン株が、世界各国で急速な感染拡大を引き起こしています。
日本でも、今後、感染拡大が急速に進むことを想定した対策が必要となっています。
日本共産党は、国民の命を守るために政府に対して、以下の緊急の対策を実施することを強く求めるものです。
①重症化リスクの高い高齢者などを中心に、6カ月後の3回目ワクチン接種を、最大限、迅速に行うこと。
②高齢者施設や医療機関に対して、積極的な定期検査を行う方針を明確に打ち出し、自治体のとりくみを全面的に支援すること。また、無症状者を対象に「いつでも、誰でも、無料で」受けられるPCR検査を全国的に行うとともに、陽性者を保護すること。
③有症者を自宅に決して置き去りにせず、重症化を防ぐ医療を提供するために、地域の医療機関の連携と体制強化をはかること。
④発熱外来の体制支援への補助金の復活、診療報酬の引き上げなど、医療機関への十分な支援を行い、保健所の恒常的な職員増など体制強化にとりくむこと。
日本共産党は、新型コロナから国民の命と暮らしを守り抜くたたかいに引き続き全力をあげる決意です。
(橋本あきら)