1.島唄 黒
原材料:米麹
アルコール分:30%
(資)比嘉酒造(沖縄県糸満市)
相場1995円(1800ml)
創業明治16年の老舗だが、
かなり全国展開しているようで、東京のコンビニとかでも売ってる。
黒じゃないバージョンは、泡盛とはいえない味。
誰にでも飲めるように作られたモノで、
ライトな飲み口で女性でも飲みやすいらしいが、
泡盛通にはまったくもって、美味くない泡盛に仕上がっている。
だが、この黒はそれなりに泡盛の風味もあり、
飲みやすく、まあそれなりに美味しく仕上がっている。
泡盛の入門には最適な一品かな?
芋焼酎でいう、黒霧島的なポジションの泡盛。
入手しやすく、飲みやすく、まあまあ美味くて、安い。

2.春雨 カリー
原材料:米麹
アルコール分:30度
宮里酒造所(沖縄県那覇市)
相場1200円位(720ml)
春雨は、色んな種類や度数があるのだが、
オレ的に一番好きなのは、この30度カリー。
カリーといっても、別にカレー味がするわけではない、当たり前か。
お店のおばちゃんがいうには、チョコレートの様な味わいというのだが、
そんなに甘い味じゃあない。
でも、後味がほんのり甘いというよりは、ビターな感じ。
味わいは、かなりまろやか。
ちょっとした甘味を感じるほどのまろやかさ。
そんで、後味にビター。
このビターが、なんともイイ。
すんごい、不思議な味がする。
どうして、原材料米麹だけで、こんな味になるんだろうか?
これほど、面白美味しい泡盛はないでしょ!
本土では、なかなか売ってる店がないので、見っけたら買いだね。

3.春雨 限定無ろ過
原材料:米麹
アルコール分:44度
宮里酒造所(沖縄県那覇市)
相場3500円位(1800ml)
限定無ろ過バージョン
いつもの春雨だと思ってロックで飲むと、
44度もあるんで、えらいことになる。
味はもちろんイイ。
でも、カリーと比べると・・・。
オレ的には、カリーの方が美味いなんて感じちゃったりしてる。
まあ、無ろ過状態が珍しいんで・・・。
44度もあると、色んな飲み方も出来るし、
そういうメリットは多い。
味も、カリーの方がロックで美味いというだけで、
この無ろ過がマズイということではない。
むしろ、他の泡盛に比べたら、グンバツで美味い。
特定のお店にしか流通しない代物なんで、
見つけたら買うべきだね。

4.春雨 ゴールド
原材料:米麹
アルコール分:30度
宮里酒造所(沖縄県那覇市)
相場2800円位(1800ml)
ゴールドとカリーの違いは、
2年熟成バージョンということらしい。
カリーは、1〜3年?熟成のブレンドモノなので、
完全2年熟成バージョンってことなのかな?
それゆえか、味わいは深い。
カリーのコクとは、またちょっと違った深みというのか?
奥行き?なんだろ?表現がイマイチ難しい。
なんにせよ、他の泡盛には無い深みがある。
オレ的には、カリーが一番だと思っていたけど、
このゴールドも、なかなかどうして素晴らしい。
ちょっと大人の春雨・・・そんな感じかな?

5.宮之鶴

原材料:米麹
アルコール分:30度
仲間酒蔵所(沖縄県石垣市)
相場1100円位(600ml)
よく行く酒屋で、カリーに並ぶ位人気の泡盛ってことで買ってきた。
飲んでみたら、まあ、美味い。
まろやかで、風味もよく、美味しい泡盛のお手本的な存在かな?
それゆえ、独特感や、クセみたいなモノがまったくない。
美味しいけど、オレにはそれが物足りない。
でも、不味い個性が多い泡盛が多過ぎるんで、
こういう風に、本土向けでまろやかに美味いってのは、
一般的にはイイのかもしれない。
お気に入りの一本ではないけど、定番な一本ではあるね。

6.珊瑚礁
原材料:米麹
アルコール分:30度
有限会社山川酒蔵(沖縄県本部町)
相場900円位(600ml)
けっこう、まろやか系な泡盛。
後味は、けっこうスッキリな感じかな。
風味は強く、これぞ泡盛な感じでイイ。
水割りでもイイが、風味もよくまろやかなんで、ロックが美味い。
気付くと、一瓶空になっていて、頭ガンガンで酔っ払いになる。
泡盛は、けっこう脳みそにクルね。
まあ、単純に焼酎30度ロックだからね。
そりゃあ、脳みそやられちゃうわな。



7.さんご礁 蒸留2006
原材料:米麹
アルコール分:30度
有限会社山川酒蔵(沖縄県本部町)
相場1200円位(720ml)
え〜、詳しいことはワカランのだが、
上の珊瑚礁の2006年蒸留バージョンだと思う。
なんで?2006年蒸留だけ特別なのか?
とか、そういうウンチクは、まったく知らない。
特別に美味いのかと思いきや、別にふつー・・・。
もうちょっと、なんというか特別な味わいを期待していたが、
残念なことに、ふつーな感じ。
まあ、あんま難しいことは考えず、楽しく飲みましょう。



8.請福マリンボトル
原材料:米麹
アルコール分:25度
請福酒蔵有限会社(沖縄県石垣市)
相場1000円位(720ml)
俗に言う、「マイルド」なバージョン。
オレ的には、あんま好きじゃないタイプなのだが、
ボトルのネーミングに釣られて買ってしもうた。
限定モノかと思いきや、別にそうでもないみたい。
味的には、飲みやすい仕様だと思う。
特に、クセもなくイイ味。
アルコール度数も抑え目なんで、ロックで美味い。
でも、まあ、特別な感じの瓶というだけで、
味わいとしては、ふつーかな?
オレ的には、リピートまではしない味。

9.請福
原材料:米麹
アルコール分:30度
請福酒蔵有限会社(沖縄県石垣市)
相場900円位(600ml)
特別なクセもなく、ふつーに泡盛。
美味いけど、コレだ!という決定打もない。
ふつー。
クセにはならないけど、ふつーだから
エンドレスで飲み続けることが出来る。
クセがあるやつって、けっこう途中で飽きちゃうからね。
目一杯、ふつーに飲み続けたい時におススメ。




10.華忠孝
原材料:米麹
アルコール分:25度
忠孝酒蔵株式会社(沖縄県豊見城市)
相場2100円位(1800ml)
沖縄県産マンゴー果実酵母を用いた泡盛。
まあ、なんというか、チャレンジ系だよね。
美味いけど、それがマンゴーのおかげなのかね?
まろやかな感じは強い。
非常に飲みやすい泡盛。






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