現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. ニュース特集
  3. 北朝鮮関連
  4. 記事
2012年12月14日8時46分
このエントリーをはてなブックマークに追加

北朝鮮制裁、手薄なカード 自民、独自制裁を要求

図:日本独自の主な対北朝鮮制裁拡大日本独自の主な対北朝鮮制裁

 【野上祐】北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射を受け、自民党は日本独自の制裁を求めている。ただ、これまでの度重なる制裁で効果的なカードは切り尽くした。野田内閣は国連安全保障理事会を通じ、各国と連携した金融制裁の強化などを探る。

 自民党は13日、「独自の(制裁)措置の徹底を図るべきだ」とする声明を発表。安倍晋三総裁は12日の発射後、国際社会に日本の姿勢を示すためにも「独自で制裁を科す意思を表明すべきだ」と主張し、内閣は及び腰だと批判した。

 北朝鮮によるミサイル発射や核実験への制裁として、日本は2006年から輸入、09年から輸出を全面禁止している。今回のミサイル発射前に玄葉光一郎外相が「相当強い制裁をしており、事実上貿易はゼロだ」と語るなど、さらなる妙手は見あたらない。今年4月のミサイル発射時も独自制裁はなかった。

続きを読む

この記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。

無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら

PR情報
検索フォーム

北朝鮮関連 記事一覧


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

アンケート・特典情報

朝日新聞国際報道部 公式ツイッター