わが家の野菜つくり

2018年 11月  家庭菜園 秋の収穫

  2004年中越地震で田が崩れたため稲作を諦め畑として野菜を作っている。元々が田で粘土層のため、水はけが悪く苦労している。今年は欲張って枝豆、里芋、さつまいも、ネギ、かぼちゃ、小玉スイカ、生姜、長芋、自然薯と大根の計10種類も作付けした。だが勤務先が人員不足で日曜日も休めず、また思いがけずに私事が重なり、錦鯉の世話もする状態となってしまった。家族に畑の草取りをなんとかしてもらったが、中耕と追肥ができず、あげくに天候不順で生育が芳しくなく、結果全体的に収量が少なくなり、大きさも8割程度となった。

 ダイコンは8月のお盆前に種まきをして順調に育ったが、例年通り8月末に種蒔きした大根は生育が悪く、11月に入ってからようやく太くなってきた。11月20日今現在例年より細いがなんとか収穫出来るまでに育ってきた。ほかの野菜の生育もはかばかしくなく、小さく数量も上がらず、不良であった。来年は気象を先読みして、種まきの時期と作付場所を選定してみようと思う。
 

今年はやまいものいろんな品種を育てた。
○自然薯(山芋)・・長さ1m、粘りは最も強い
○つくね芋・・・握りコブシ大、粘りは最も強い
○いちょういも・・・銀杏の葉の形、粘りは強い
   掘りたてのいちょういも(下から2枚目の写真)
○短形自然薯・・・ゴツゴツした形、粘りは中間
○長芋・・・長さ40cmくらい、粘りは柔らかい
○短形自然薯の変種(我が家の10年続く芋)・・・
一部未成熟はあったがどれも美味しくできたと思う。竹之高地の環境(気候と土と水)がこれらの旨さを引き出していると思う。

 短形自然薯は10年前から栽培をしているがこれも追肥と中耕・土かけをサボったのと、天候不順で生育が悪く、9月に入ってから生育が回復したようだが間に合わず、10月下旬から収穫したが、例年の6~8割程度の大きさにしか育たず、食べても、香りが若く、えぐみも少し感じられた。今年は例年より気候が1ヶ月くらいずれているようなので12月初めに収穫したほうが良かったようだ。

 やまいも(自然薯)も同様で昨年は1mを超えるものが多かったが、今年は50cm~最大80cmものが主で、30cmのものが2割もあった、これは来年の種芋にするしかない。

 つくね芋(自然薯、丸く、握りこぶしのような形、やまいもと同じで粘りが強い)は10月の初めころより収穫したがなぜか良いものが多く取れた。他種の自然薯と同じ環境なのに、元々土の表面近くで芋になり、暑さには強いかと思われます。つくね芋は丸く野球のボールより大きくなり、表面は焦げ茶色、表皮を薄くむいてすりおろすと、白く、粘りが強く、風味があり、出汁でといて食す。ほかの芋と同様に、食べごろの大きさになるには2年はかかる。

 ところでブルーベリーは2本の木を10年前に植えて昨年までほったらかしになっていたが、昨年秋に木の周りを少し耕し、施肥をしたら、今年は3回で約20kgの収穫ができた。生食をいただき、友人に少し分けて、あまりは家内にジャムにしてもらった。

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年11月30日