きまぐれ日記

 4月30日(木)

 

 「テレ朝加地P 不倫問題で妻がFAX」-テレビ朝日系「アメトーーク!」「ロンドンハーツ」を
  手掛ける同局の名物プロデューサー、加地倫三氏(46)が局内の若手女性プロデューサーと不倫
  関係にあることを妻が、代理人である弁護士を通じて報道各社への書面で明らかにした。同日発売
  の女性セブンが、加地氏が女性プロデューサーと不倫交際中で、離婚を求めて近く妻に対して離婚
  訴訟を起こすことを報じた。この報道を受け、妻・加成子さんの代理人が報道各社に「記事の内容
  については事実です」という書面を送付した。加地氏は98年に加成子さんと結婚。」

 天中殺と三合会局が重なって、起爆年と名付けたい時ですが、爆発するのは、役割りとは限りません。
 時には、役割りを妨げるもの、あるいは、あるべき自分から外れていることへの警告、などがあります。
 これに限らず、運勢は現象を起こしますが、出てくるものは、その人が作り上げて来たものです。

 天中殺年に不倫が露見することは定説ですが、加地さんの場合は、隠すでもなく、
 よく二人で出歩いていたようです。宿命を見ると妻は座下本元にあって一つだけです。
 浮気系の宿命ではありません。加地さんにとっては浮気ではなく、本気なのでしょう。
 自分から離婚裁判を起こすというのも、天中殺論からすると、いいことではないのですが、
 起爆論からすると、役割を果たすために、不倫相手の存在が必要不可欠なのかもしれません。
 もうすでに、10年まえからの付き合いで、相手宅を拠点にして、行ったり来たりしていたようです。

 運勢を見ると、2001年から居場所がふたつという「自刑」、偏ると争いの元になります。
 そして、2011年から、日月の干合。月の干合は誰もが5旬にやってくるもので、
 これは危機回避の救いにもつながるものです。このあたりを気グラフで見てみましょう。

 

 2010年までは、自分は低位にあって、青=役割意識・闘争心、緑(習得力、目上運)が強く、
 自我弱で後ろから来る気が主体の時です(自分の意志よりもやるべきことに向かって行く)。
 2011年から流が変わります。自分が強くなって、また、自己表現する茶色も強くなり、
 全体が中央でまとまってきて、流れが変わる変化の10年ととらえます。
 仕事害ですから、多忙な時期を、自分(赤)が中心になって乗り越えて行く時です。
 2010年から一部番組でゼネラルプロデューサーに昇格。主体性も発揮しやすくなります。
 2014年からは、すべての番組で、ゼネラルプロデューサーとなり、牽牛星(d・主闘争)大運らしく
 名誉運の時になっています。ただ、これは配偶者干でもあるので、既婚者は異性問題注意にもなります。
 異性に関してはその気になりやすい時で、不倫相手との結婚願望が強まってもおかしくはありません。
 自分を抑制していた青よりも自分が上になる時で、自分の気持ちも強く前にでます(茶色)。

 「害」を考えると、自分が出すぎるリスクが大きくなるので、傲慢さがでると、致命傷になります。
 思いこむと、なんとしても、そうしたい日月の大半会があります。私生活ではわがままもでます。
 能力面では異種融合して新気を作る働きですから、クリエイティブな能力になります。
 番組作りでは、まったく違った要素の番組をいくつか掛け合わせたような新しい発想ができます。
 平凡を嫌い、常に思考しながら自分流を貫きます。ただ、純粋なクリエイターではないでしょう。
 加地さん自身、「ゼロから何かを生み出すクリエイターではない」と言っています。
 大半会は、どちらかというと不器用な人間性を作ります。

 運勢では散法で崩されることを嫌います。
 大運をみると、日支・月支ともに刑以外の散法はありません。能力を発揮しやすい流れです。
 干合は、これまでとは違ったアイデアを出せる時にもなりますが、意志が崩れる可能性もあって、
 変化とリスクのある10年です。しかし、ここでの変化は、次のもっと大きな変化へのプロセスです。
 仕事に打ち込みたいところでもありますが、24番は座下が揺らぐと身が持たない意味があって、
 母か配偶者がとても大事な存在です。子供も母に変わって支えの意味はありますが、
 何よりもしっかりした配偶者が必要になるので、自分を支えてくれるパートナーが不倫相手の方なら、
 裁判でも主張は曲げられないでしょう。





 4月29日(水)

 


 「“お嬢さま芸人”たかまつなな東大大学院合格「フリップ芸できる池上彰目指す」-お笑いタレントの
 たかまつなな(21)が28日、自身の公式ブログを更新。東京大学受験に合格し、今春から通学して
 いることを報告した。フェリス女学院出身のお嬢さま芸人として知られ、2013年のR-1グランプ
 リではフリップをめくりながら演じる「お嬢様言葉」のネタで準決勝進出も果たしている。この日のエ
 ントリーでは「東京大学に合格いたしましたの!4月より、私たかまつなな 東京大学大学院情報学環
 教育部に通っております」とコメント。「中学2年生の時に抱いた夢である“お笑いを通して社会問題を
 発信する”お笑いジャーナリストを目指して、東大では勉強しております」と説明した。

 今年に入って、急に宿命中殺の考え方を変えなければという流れになってきました。
 そして、思い至ったのが「刷り込み」と「起爆」です。天中殺や特殊位相法をその視点から見て行くと
 多くの成功例の中で検証できるようになりました。あとは、算命の中殺論とどう折り合いをつけるかです。

 算命でも四柱推命でも、古典の占いは、吉凶判断が占いの主な役割りでした。良いか悪いか。
 そして、いかに凶運を避けて吉運を呼び込むか、という観点で作られています。
 原点的、哲学的な視点から算命を論じておられる高尾先生を別にすれば、おおかたは、その観点で、
 不幸にならないための占い、みたいな論旨になっています。
 宿命中殺は、とらわれる性向にあるので、とらわれずに解脱しましょうというのが中殺論です。
 生家にとらわれずに、早く自立して社会人として生きましょう。仕事や人間関係では、我欲を出すと
 思い通りに行かないので、受容力を発揮して、人のため社会のために生きましょう、となります。
 これまで、僕もそのように中殺を解釈してきました。これはこれでひとつの理だと思っています。

 その一方で、なぜ、そんな普通に生きるのに苦労する宿命を背負わなければいけないのか、
 という疑問もわいてきます。宿命の公正さから、どこか外れるような気もします。
 宿命中殺の起因は、親先祖の因縁というものです。そう言われると仕方ないと思うとともに
 その因縁を社会のため、人のために役だって解消するのが本意と考えれば、納得できなくはありません。

 その一方で、偏るように、執着するようにできているのなら、思いっきり偏って、執着したら、
 人生はどうなるのだろう、という思いも生まれてきました。それが刷り込みと起爆です。
 偏りや執着と言っても、そうした思惟的なものではなくて、本人の中では自然で無意識です。
 知らない間に、中殺の場所、人物へと意識が向かい、その影響の中であるべき自分が刷り込まれる
 それが後の大運や年運の仕掛けの中で表に現れて、生きる方向が決まってくる、と考えてみました。

 そうした考え方で、算命の理論書を探していたら、宿命中殺の型分類という高尾先生の理論に出会い
 ほぼ、論理的な裏付けももらえて、中殺論の骨子ができあがりました。
 同じ宿命中殺であっても、生家環境の在り方によって、方向性はまったく違ってくるということと、
 宿命中殺の本来の役割りは、偏るところから生まれるということと、それとは別に、穏便に、平穏に、
 生きる道も選択できる、というのが、ここにきて見えてきた中殺論です。

 前置きが長くなりましたが、たかまつさん、「中学2年生の時にお笑いを通して社会問題を発信する
 ”お笑いジャーナリスト"」という発想は、あまりにも、唐突で、これは生家の刷り込みと思いました。
 曽祖父は東京大学名誉教授で応用化学者の高松豊吉さん。幼稚園の頃から習い事が多かった。
 たかまつ家は、テレビはNHKニュースしかみない。また、両親は正月から会話が政治経済や国際情勢
 の話になった。子供の頃から政治経済に興味があった。小学生時代、広島で原爆ドームを見学したのが
 きっかけで平和に関心を持ち、10歳の時に野口健主宰の「野口健環境学校」に参加し、富士山での不法
 投棄の現場を目にして環境にも関心を持つ。2011年から第14代高校生平和大使として国連大使も務めた。
 中沢新一と太田光(爆笑問題)の共著『憲法九条を世界遺産に』を読んでお笑いにも関心を持った、
 というような詳しい記述がwikiの載っていました。

 厳格すぎますが、裕福な家庭で、精神性の高い両親に育てられた宿命月殺となります(月殺辰型)
 このパターンでは、形而上学的な無形の知識に関して異常なほどの関心を持つ、となっています。
 このあたりは、両親の資質によって変わってくると考えていいでしょう。要は、常人が考えないような
 思考をして、新しい学問や発明発見の能力を発揮するのが、この中殺の役割となります。
 ”お笑いジャーナリスト"はまさに、それにあてはまりそうです。

 宿命では父が中殺されていて、父への無意識集中が起こります。それに反発するパターンと、
 刷り込まれるパターンと二つを考えていいでしょう。たかまつさんは刷り込まれるパターンです。
 そして、初旬の大運天中殺。これによって、成人するくらいまでの間の経験が増刷されて行きます。

 もうひとつ、この宿命のどこに、フェリスや東大大学院に入れる仕掛けがあるのかということです。
 入力は9%、位相法もなく、勉強の星と言われる玉龍は表にも出ていません。
 しいて言えば、若年・天貴星のもつ、向学エネルギーくらいでしょう。

 そこで、刷り込まれた役割に必要な能力は、自然に発揮されるという考えはどうでしょう。
 卓球家族に生まれれば、卓球がうまくなり、歌舞伎役者の家系に生まれれば、芸が身に付く、ように
 東大=頭が良い、というよりも、役割を果たすに必要な能力は備わっている、と考えて、
 その道を純粋に目指すなら、それは、折に触れて起爆しながら能力発揮ができるのではないでしょうか。
 もちろん、与えられた星たちはその役割を果たすためのものと考えます。
 特に、中殺星は、異常な自己執着、表現へのこだわり、職人的なのめりこみ、という極端さを生み、
 お笑いジャーナリスト的な能力の発揮を、数倍の力で満たして行くのだろうと思います。

 問題は、偏ることの副作用です。算命が幸福に生きるためにあるとするならば、その幸福論の一部を
 満たせない現象がでることは、致し方のないところだろうと思います。
 概ねそれは、自分の私生活に出ます。算命の幸福論には、家庭をもって一家団らんというのがあります。
 宿命では、座下本元に夫の正干があって、それは、母がブロックする可能性になり、
 父と同宮する子供干があって、子供は父が気を奪う可能性があって、
 そのあたりに副作用が出る可能性がありそうな気がします。





 4月28日(火)

 

 「<オウム裁判>高橋克也被告の存在感のなさ…判決どう判断?-元オウム真理教信者、高橋克也被告
  (57)の裁判員裁判は、裁判官と裁判員による評議が東京地裁で続いている。高橋被告は地下鉄サ
  リン事件で無罪を主張し検察と対決姿勢を見せたが、計38回の公判では事件の重大さと対照的な存
  在感の薄さも浮かび上がった。30日に言い渡される判決では、裁判員らがこうした点をどう評価する
  かも注目される。井上死刑囚は「被告は従順で言われたことをそのままやった」と述べた。」

 戌亥生年中殺ですが、両親健在で兄弟もいるごく普通の家庭で育ったようです(現在は両親他界)。
 このパターンだと、現実からの逃避が引き金になります。どこへ逃げるかで、陰転陽転が決ります。
 平均的、平穏に育つほど陰転しやすく、自分なりの価値観や精神世界を構築できるかどうかです。

 「仕事に関して2回も選択を間違え、自分自身の根底の生き方に迷いを生じた」と供述しています。
 仕事「破・庫気刑」の時でした。1980年までの大半会で、あるべき方向が定まらないところに、
 年殺で普通に育ってしまったことによる、環境と宿命の不一致があったのでしょう。そのパターンでは、
 社会生活からの逃避というのは、ひとつの生き方として、宗教もまたその逃避の世界にはなります。
 入れ物が悪かったということは言えると思います。その時に中殺・牽牛星は、指導者や思い入れた
 世界への強い忠誠心になります。偏る中殺に、偏る同じ星3つが加わっての盲信となりました。
 もしかすると、日年の害には、親や目上に対する、受容力という意味があるのかもしれません。

 日年の支合は、春後(辰)秋中(酉)支合で、自分が確信したこと、信じていることが心を作り、
 それがそのまま現実(結果)に反映する結合です。今の気持ちを、なんとしても実現します。
 ここに中殺牽牛星による盲信が加わると、言われた役割を果たすことに全力を尽くすことになります。
 オウム事件の時は方三位でした。その盲信が自然な形で、流れが出来上がります。
 

 きっかけや事件では、特殊位相法が起爆剤的に使われています。
 何が起こるかは定められているわけではなく、自分の歩んできた道で蓄積されたものに起爆します。
 同じ宿命でも、役割りの道を歩んでいれば、あるべき方向への起爆となったでしょう。

 

 戌亥年殺で、自我が弱い前半、自分を鞭打つ茶色の気がかなり強く、方向が定まり難い気の配置です。
 オウム時代は、方向感を失った闘争心と、何かしなければという役割意識が強く、1991年からは、
 習得力、目上の影響力が突出してきます。オウムの教義や指導者の教えをどんどん吸収する流れです。
 同じ宗教でも、違った指導者の元へ向えば、まったく違う世界が展開していたでしょう。

 宿命と運勢を見ると、間違えたまま、どうにもならない方向へと流されて行った経緯はよくわかります。
 問題は、本人がそれを自覚できないところでしょう。これは高橋被告が、ということではなく、
 誰もがそういう危険をもっているということです。





 4月27日(月)

 

 「筆談ホステス斉藤さんトップ当選=「バリアフリー目指す」―東京・北区議選-聴覚障害を抱えながら
  銀座のホステスを務め「筆談ホステス」として知られる斉藤里恵さん(31)(日本を元気にする会公認)
  が、26日投開票の東京都北区議選でトップ当選を果たした。病気が原因で1歳の時に聴力を失った斉藤
  さんは2007~12年のホステス時代、筆談などで接客。自叙伝「筆談ホステス」が話題になり、テレビ
  ドラマ化された」

 4番は春の月。「卯木の力を借りて輝く(美男美女、頭の良い人が多い)」と言われる干支です。
 直下龍高星(E・客入力)1気で安定感はありません。結果(自分がやったこと)に対して
 龍高星的思考をするので、迷いや悩みはつきものです。座下1気は、環境の影響を受けるので、
 その影響から逃れるために、嫌でも強くなっていく部分があります。しっかりものが多いです。
 単独行動が得意、または、人を使う(支えを欲しがる)傾向は、どの座下1気にも共通しています。

 戌亥で自我薄で宿命年殺で、となると、若い時はまず安定した生き方ができないでしょう。
 夫1、夫2が中殺されているので、異性関係の乱れは大きな懸念材料です。
 車騎星(D・客闘争)中殺は、攻撃本能への異様な偏りを示して、若い時は方向感のない、
 暴れ方をすることがあります。自我薄はそれに歯止めをかけないので(自分を守る意識が薄い)
 空回りしたまま、横道にそれることもあります。斎藤さんも、「青森一の不良娘」と呼ばれるほどの
 問題児だったそうです。

 天報星は、胎内でさまざまなものを吸収しながら急速に成長する胎児のエネルギーです。
 その本能が中殺されると、一種のブラックホールのような状態を創ります。
 そこに、なんでも吸い込んで行くので、その意味では、記憶力の良さや引力の強さになります。
 抜群の行動力も発揮しますが、これと車騎星中殺が組むと、それは問題児にもなるでしょう。
 異性、引力、記憶力、行動力という不安定要素が、ホステス業では、必要な能力になります。
 水を得た魚のようになったであろうことは想像できます。

 

 自我薄の様子は、気グラフで見るとよくわかります。初旬はそうでもありませんが、
 2旬3旬は、非常に低い位置を這っています。接客という職業では、自我が邪魔しない方がよく
 心破、結果害も、感情を殺して、結果にこだわらないとなれば、接客業には向いた位相法です。
 その流れが、数年前から変化して、そこでホステス業を辞めています。
 4旬(2015年から)は、自分の気(赤)上昇、他の気が低くなってきて、
 自分が主体的にコントロールできる状態になってきました。ここで政治家です。

 子供時代に刷り込まれた、身体の障害による苦しみが、2015年納音で起爆、という想像です。
 そして、日支年支運勢支の3つで、三合会局が起こります。それがトップ当選につながるなら
 「バリアフリー社会の実現を目指す」と掲げた政治目標の実現は刷り込まれた役割といえるでしょう。

 節年で、気が集約して、納音となると、流れが変わる要注意時期ではありましたが、
 変化は悪い事ばかりではないという良い例になると思います。
 ただ、来年は仕事・害で、2017年は日支納音です。気の集約も強まっているので、
 まだまだ、人生は変化の途上です。純粋に使命を果たして行かないと、
 どこかでひっくり返る可能性もあります。





 4月26日(日)

 

 順調なのは体操だけ・・・です。
 ゴール直前で、足が上がらなくなったマラソンランナーのように、もたついています。
 いらいらから、甘味違反が続いて、自分のダメさ加減を思い知らされた1週間でした。

 選挙は行ってきました。過去最低の投票率というだけあって、閑散として誰もいませんでした。
 体操仲間さんに依頼を受けたので、その方に1票! 

 それから、賃貸契約の2年目ごとの更新をしました。始まりは、天中殺前の2005年でしたから、
 とうとう10年たったのですね。。。。。振り返ると、、、、あんまり覚えてませんが f^_^;
 街中で鑑定をしたり、塾を開いたり、占いの面ではずいぶん変化がありました。
 そして、2年前、2013年の4月(もう、2年もたつのですね・・・)心臓発作に襲われて、
 緊急手術、あれはまだ、懐かしい思い出とは言えず、あれから健康を考えるようになりました。
 僕はあまり住むところにこだわりはないので、住めば都というほうで、動くのも面倒になり、
 馴染んだ場所が一番です。喫茶店でもファミレスでも、一度行くと常連になるタイプです。
 でも、そろそろ引越し時期に来ている気がして、この2年で都営住宅を当てるつもりです(^^)v

 遅々として作業は進みませんでした。まだ、お待たせしてしまい、申し訳ありません<m(__)m>
 先にやらなければいけないことが眼前にあるのに、やりかけたことがあると、
 それをクリアしないと先に進めない性分があって、今週は資料調べに時間を取られてしまいました。
 「刷り込み」「起爆」というキーワードにとらわれてしまい、中殺や初旬約束事など、
 根本的に見直したい気持ちがふつふつとわいてきて、データベースの充実を図ろうと、
 35000人のデータベース検索の精度をあげているのですが、位相法、干合、中殺、までで、
 個々の大運を検索データ化するのは、容量や速度の問題もあって、エクセルでは簡単ではありません。
 これは、まだ、できませんでした(T_T)

 

 今、塾ブログで、律音を考えているのですが、律音の解釈は、なかなか難しいです。
 これまでは、算命の律音解釈に従っていたのですが、見直したい気分がふつふつとわいています。
 自分なりの仮説はあるのですが、それを検証して行くのは、一人一人、ネットで生い立ちとか
 性格を調べて行くことになり、都合の良いデータが出ているわけでもなく、
 その人のブログの記事やインタビューまで参照していると、いくら時間があっても足りません。
 でも、こういう作業が嫌いじゃないんですよね。むしろ、向いているようです。
 研究者タイプだったのかと、今頃、思い直しています。でも、占いの研究者では、生活ができない(笑)
 (笑)ではなく、(ノ_-;)ハア… この絵文字が一番似合っている感じです・・・(ノ_-;)ハア…

 先週と同じ言い訳になってしまいますが、塾ブログの更新は、火曜日とさせてください。
 別に、いつ更新してもいいんですが、なんか月曜呪縛があって、これも性分でしょうか・・・
 この年になって、自分がこんな人間だったんだと、思い知らされることがあります。
 みなさんにも、まだまだ、潜んでいる自分というのが、あると思いますよ(^^)





 4月25日(土)

 

 「無失点男。楽天・松井裕樹が語る「2年目の躍進」のワケ-プロ2年目にしてチームの守護神を務める
  楽天・松井裕樹が好調だ。ここまで(4月23日現在)8試合に登板し8回1/3を投げ、許したヒットは
  わずか2本。奪三振11、防御率0.00という圧倒的な数字を残し、存在感を見せつけている。
  昨年は、開幕ローテーション入りを果たしたが、制球が安定せず、二軍落ちした。
  そして、シーズンオフのキャンプで、ヤンキースの田中将大選手と合同自主トレを行い、貴重な
  アドバイスを受けて、また、星洋介トレーナーにもアドバイスをもらって、安定感がでてきて別人
  のような成長を遂げた」

 宿命を見る限り、野球の選手とはだれも想像できないでしょう。
 運勢もなんの仕掛けもなく、逆に「害」がふたつ続いて、活躍を望めるところではありません。
 強いていえば、不調の昨年が律音(新しい自分になる)で、今年は、大半会と支合です。
 10中8の気を持っていて、スペシャリストタイプではなく、バランスのいい、万能タイプの選手です。

 

 気グラフを見ると、このまま一気に開花するということでもないようです。
 二旬目あたり、このように、気が中央に集まっているケースをみかけます。
 すべての気をまんべんなく使える時で、いわば、気の訓練期間と言ってもいいでしょう。
 どの気も一度はトップに出る様な乱高下があります。幅は狭いので、大きな変化ではありませんが、
 さまざまな体験をして、成長する時と言えます。1旬も似たようなものですが、緑の自分の気は
 だいたい上位にいます。小学校2年くらいから野球を始めて、高校1年秋からエースでした。

 今、運勢「害」のポジティブ解釈のデータを集めています。
 初旬の害。定説では、幼少期に心に傷を受ける様な、トラウマになるような経験をするとなり、
 害はあまりよい印象で語られていません。病む位相法ですから、それはそれなりの当たり方をします。
 しかし、ここでもう一ひねりして、トラウマ=心に刻まれる、という解釈をすれば、
 何も悪い事ばかりではなく、印象に残ったことが心に刻まれて、それがその後の人生の方向性を
 決めるような原点になるという解釈も成り立ちそうな気がします。

 松井さんも、高校時代にはプロになれそうな資質を開花させています。
 それは、宿命からも、運勢からも読み取ることはできません。
 人は親または環境を選んで生れて来たとするなら、初旬の害は、自分が選んだ環境の意味を、
 体験的に感じ取って行く、という考え方も成り立ちそうな気がします。
 誰もが、なるべき自分をあらかじめ選んで来たとして、誰もがその自分になれないのは、なぜでしょう。

 運勢というのは、その自分になるために必要なアレンジがすべて施されているのだと思います。
 ただ、アレンジには強制力はなく、それゆえ、使いきれなかったり、違った方向で使うことになったり
 そうなると、ボタンのかけ違いは、長い間、人生を狂わせることもあるのだと思います。
 それでも、宿命には第一希望、第二希望、第三希望ぐらいまで、刷り込まれている様な気がします。
 少なくとも、僕の幼少期から大人になるまでの間に、占いという文字は、かすかに現れた程度で
 もっと強い印象で惹かれるものが、二つくらいありました。占いは第三志望だったように思います。

 松井さんは第一志望に見事合格したのでしょう。害を感知して、ひたすら野球に打ち込むことができた、
 そういうことだと思います。8気もあれば、第二希望へと曲がりそうな道はいくつかあったでしょう。
 プロに入ってからも初旬は害です。最初は希望に胸ふくらませて、自分らしさを出そうと頑張ります。
 ところが、2014年、オープン戦は好成績だったものの、幕が開けらた、いきなり三連敗で二軍落ちです。
 その後、復活しましたが、最終的には4勝8敗と大きく負け越すことになりました。

 そこで、タイトルにあるような、田中将大選手の助言に出会います。「フォームの中でしっかりとタメ
 をつくること。軸をぶらさないこと。田中さんに考え方を教えてもらって、トレーナーさんに助言を受
 けながら(練習を)続けてきました」。これが奏功して、安定したフォームに修正されて、今季の活躍
 につながりました。これが、運勢・半会や支合だったらどうでしょう。自分の考えやこだわりが強くなり
 アドバイスも素通りしていったかもしれません。「害」ゆえに、私心が消えて、謙虚に受け身の姿勢で、
 アドバイスに従い、トレーナーさんのサポートにも從うことができたのではないでしょうか。

 害に限らず、散法は自分の思いを砕き修正して、現状を受け入れやすくしてくれる効果があります。
 それが変化につながるとすれば、自分の思いだけで横道にそれるリスクを軽減してくれる効果があり、
 散法は、ありがたい位相法となるような気がするのです。





 4月24日(金)

 

 「改めて舞台降板を生報告「苦渋の決断…死ぬより辛い」-大腸がんのため主演舞台降板を発表した
  俳優・今井雅之(54)が23日、コメンテーターを務めるMXテレビに出演。降板は苦渋の決断
  だったが「死ぬより辛い」と話した。今井は21日付の自身の公式ブログで、大腸がんを患い開腹
  手術を受け、現在も抗がん剤投与を続けていることを公表。
  舞台降板までの経緯については「舞台上での発声に限界があり、お客様に完璧な状態で舞台を
  お観(み)せすることが出来ないと判断し、舞台出演を断念致しました」と説明していた。」

 21番は秋の樹木です。根っこ(7・庚)から打たれ(D・車騎星・客闘争)それをまた、
 大地(5・戊)に還元する(C・禄存星・客取得)という働きをします。古典の甲申では、
 「根に活力を戻し、冬の厳しい時期に備えるように、様々な障害に耐え紆余曲折しながらも進展する。
  多難な状況下で新たな一歩を踏み出すべきことを意味する」と説かれていて、ワンポイントとして、
 「自己犠牲・周囲が伸びる・損して得取れ」とあります。
 算命の干支意味では、「生涯を通して多忙の中で自己形成を行なう。明るく活動的で、しかしながら
 孤独の心をもっている」「人脈と行動力が武器になる」と説かれています。

 座下、禄存星、龍高星(E・客入力)、車騎星、という並びが、天馳星エネルギーで動くので、
 安定した人生は想像されません。古典のワンポイントの意味のように、周囲を伸ばすために
 自己犠牲的にがんばる、というのがこの干支の役割りでしょう。
 車騎星には自己犠牲というと言葉が出てきますが、本人には「犠牲」という意識はありません。
 車騎星の闘争心と、龍高星の改革力が禄存星の奉仕の精神と組むと、感情の入り込む余地がなくなり、
 異常な敢闘精神を発揮して、我が身を省みずに蛮勇を奮い起こすことがあります。

 この構造を持つ干支は4つ。2番乙丑、8番辛未、21番甲申、27番庚寅、です。
 2と8が天堂(老人)エネルギーで、21と27が天馳(宇宙)エネルギーです。
 落ち着いた家庭を作れないので、配偶者の理解が必要です。
 各番号の古典のワンポイント干支意味は、次のようになっています。
 2番・・・忍耐力・不動・じっくり型・魅力をつける
 8番・・・現状認識を明確にし、改進して活力を取り戻す。30歳までに器を作る。
 27番・・状況判断を上手にする 時に応じて善人にも悪人にもなる。

 今井さんは、出力ナシ。出力ナシの俳優さんは多いです。表現を個人感情が邪魔しません。
 また、出力激剋後打 という構造がなくなるので、後打(車騎星・牽牛星)が使いやすくなります。

 大腸がんということですが、気の身体担当では、大腸は金性です。
 ただ、宿命を見ると、金性よりも水性のほうが強く出ています。

 

 水性が飛び抜けて強くなっています。金→水と流れるので、余計に水の威力が増します。
 春生まれの水性過多の病気占技では、「耐久力は強い。消化器系(腸)に弱点がでやすい。
 排泄に関する部分も脆さがでそう。身体は強くても末端に弱さが出る。冷えから来る病気も」
 とありました。またまた、接運と天中殺と年運が仕事害、天剋地冲という時でした。

 こういう時の天剋地冲は悪い位相法ではありません。
 舞台の降板、仕事を休む、という、天剋地冲らしい変化になってしまいましたが、
 もしこれが、半会や支合の年運でしたら、無理をしてやりとげて、より悪化させていたでしょう。
 天剋地冲は、現状が良く見えて、それを受容する位相法、という解釈をとりたいと思っています。





 4月23日(木)

 

 「新鋭作家の純文学作品に与えられる三島由紀夫賞と、優れたエンターテインメント作品に与える
  山本周五郎賞(ともに新潮文芸振興会主催)の候補作が22日発表され、三島賞の候補に、
  芸人の又吉直樹さん(34)の「火花」(文芸春秋)が入った。又吉さんは、お笑いコンビ「ピース」
  として活躍している。太宰治などを愛読しており、文芸誌などに読書エッセーを寄せていた。
  初の本格的な小説となる「火花」は、お笑い芸人が語り手を務める。地方の花火大会で出会った
  先輩芸人との関係を描いた。「火花」は35万部発行のベストセラー。」

 12点大将に座す43番で小説家は珍しいかなと思ったのですが、30人ほどいました。
 僕が知っている人では、吉永みち子(主婦)、原田宗典(コピーライター)、康珍化(作詞家)、
 仁木悦子(童話作家)、野島伸司(脚本家)、邱永漢(経済評論家、経営コンサルタント。)
 43番は若年期と人生が変わるという特徴があるのですが、小説家の場合は似たり寄ったりで、
 ( )内は最初の職業。はっきりと変わったの、吉永さんくらいでしょうか。仁木さんは、童話作家から
 推理作家へと転向。野島さんはフリーターの時代があったようです。
 邱永漢さんは、小説家志望だったのですが、株式投資のほうが有名になりました。

 又吉さんは、入力ナシです。入力がないと小説なんて書けなそうですが、関係ありません。
 入力ナシは、主観的な判断基準をもたずに、現象を客観的に認識します。
 人の言うことは、あまり聞かないというのはあります。特に、都合の悪いことはスルーします。
 自分が興味をもったことや、信頼できる人のいうことは、抵抗なしに入力します。
 大変な読書家らしいのですが、その気になると、どんどん入力することが可能です。
 聞いているようで聞いてないのが基本なので、漫才師なら、天然ボケは地で出来そうです。
 また、入力がないと、出力が制御されないので、表現力が使いやすくなります。

 ただ、入力ナシの場合は、現実をそのまま印象として受け入れて行くので、
 作家の場合は、ノンフィクションや私小説的なものになる傾向があります。
 又吉さんの「火花」もお笑い芸人が主人公ですから、ある程度はその傾向なのでしょうかね。
 ただ、又吉さんは干合でガラリと能力が変化するので、干合しながら小説を書いたら、
 まったく違ったジャンルの小説も書けそうな気がします。
 干合相手の18番は、才能型の異常干支。これと和合して、才能が生じる可能性もあります。
 また、入力ナシで干合があると、干合によって入力が増えるケースが多いです。

 

 通常干合は保守(自我)が強まるのですが、珍しく、自我が減ります。
 顕著なのは、出力と入力が逆転するところです。数字がそのまま入れ替わります。
 そして、前打ちが減って、後ろ打ちが増えるので、まったく別人のような変化です。
 個人感情の流失が止まって、客観的な知性で、創造力が生れます。
 漫才だと相方への対応力が高まり、直感的にユニークな返答ができます。
 小説だと、現実を個性的な観点から解釈する、創造力として知性を使えそうです。
 干合前は自分がやたら前に出る人だったのですが、一瞬闘争心が旺盛になって、
 役割意識が芽生えます。個人感情が薄れて、龍高星過多の変人となります。

 初旬は、干合すると大運と同じ番号になって、律音です。
 高校まではサッカーをやっていたそうで、卒業後、吉本の東京校の5期生として入校しています。
 2030年までは、珍しく散法のない運勢です。今年は方三位で支合ですから、
 成り行き任せで結果を出せるような一年です。


 


4月22日(水)

 

 「ニート候補者の上野竜太郎氏、20代の政治参加訴える 「供託金没収ラインは超えられる」-千葉市議会
  議員選挙に立候補するも落選したニート候補者、上野竜太郎氏が依然としてネットで話題となっている。
  上野氏は、現在25歳。中学2年生のころから引きこもっていたが、政治を志し、4月12日に投開票が行わ
  れた統一地方選挙に出馬。千葉市花見川区選挙区から立候補した。15人中12位だったため定数の10人に
  は入らなかったものの、1399票獲得。450件以上のコメントが寄せられて、その勇気と行動力を讃える
  声が相次いだ」

 記事によると、上野さんは、中学からの引きこもり生活の中で、様々な本を読み、ニュースを聞き、
 情報を身に付けた結果、なぜ、日本はこんなに生き難いのだろうという疑問を持つようになって、
 徐々に、政治を志すようになってきたようです。
 両親や祖父母ともほとんど話をしない日々と書かれていたので、ご両親は健在でいらっしゃるようで、
 中殺という特殊性を持ちながら、現実は特殊でもなく、平均的な生活をしていたのでしょうか・・・
 家庭環境がわからないとなんともいえないのですが、ちゃんとした家庭に育った場合は、
 本人が偏った生活をすることになり、どこへ偏る方かは、初旬に何か刷り込まれる、ということを
 最近、仮説として考えていて、それが初旬の約束事(大運天中殺、特殊位相法)の意味としています。
 ひきこもりで学校に行かないというのは、常識からすれば、それはいけないことなのでしょうが、
 自分が「偏る」ことが活路になるので、方向は違っても「偏る」ことはできているわけで、
 それはそれで、宿命の形を、違った形で具現していることになります。
 少なくとも、平均的な生活をしようとして苦労するよりは、よほど効果的だろうと思うのです。

 宿命の中に3つの違う季節があります。順位(先・中・後)が違っていて、各番号の差が4の倍数です。
 この形は、各季節の共通の気が一つにまとまって、新しい気を創る働きをします(三合会局)。
 上野さんの場合は、大半会がひとつ入っていますが、やはり宿命月殺で大半会が3つ揃っているのが、
 小泉元首相です(大三合会局)。政治家や経営者によく見る宿命です。

 上野さんの場合は、3、4の気(火の気)が一つにまとまって、新しい火の気を創る働きをします。
 そして、これは、自分を打つ気の高まりです。牽牛星(d・主闘争)と車騎星(D・客闘争)を融合して
 闘争心を高め、大きな志が出来上がります。完成すれば、まさに、政治家にぴったりの構造ですが、
 これは気の世界の話で、現実の上野さんの世界で、これを反映させようとするのは大変なことです。
 家庭でも、学校でも、家族で、生徒で、みんなと同じで、言葉は悪いですが支配される側で、
 そういう環境下においても、気は、勝手に三合会局しようとします。それが気の自然です。
 彼が政治家になっていれば、この自然は素晴らしい能力として現実を変える働きをしますが
 指示を受ける側の集団にあっては、組織に納まらないはみ出し者になってしまう懸念があります。

 胸の中心にある車騎星は、この星の持つ純粋性が際立ちます。単なる闘争心ではなく、
 自分が何かの役に立つための闘争心です。これが中殺されて、しかも三合で拡大されていくと、
 若い時は方向感のない闘争心になり、出すぎる人になり、それを抑えて組織に協調しようとすると、
 自分の中でいらだちがピークになって、身の置きどころがなくなります。
 それをコントロールするのが、42%もある入力装置です。ただ、これも陰陽混濁があって、
 身に付くまでは混乱要因になります。質の違うインプットラインが二つなので、入力された情報の違いが
 見えない葛藤を生じます。自分が思っていることが混乱してうまく表に現れにくい構造です。
 しかも、出力がゼロなので、ますます、個人感情は表に出にくくなっています。
 なんとなく気持ちとは違った方向にものごとが進みやすく、周りに人が多くいるほど歩調は乱れ
 結局、単独行動をとるようになります。しかし、この異質な入力情報の葛藤は、思わぬ創造力となって、
 三合会局を支え、政治家なら新しい理念や政策を打ち立てることができます。

 どの宿命でもそうですが、仕掛けが大きいほど、目標が定まらない間は、逆に混乱が大きくなります。
 日年の大半会は、身勝手な行動になって、周囲を驚かせたり、自己表現では言葉足らずになったり、
 仕掛けが重いだけに、若い時は、切れ味のようなものも出ません。自分が結論にたどりつくまでに
 周囲はとっくに先に進んでいて、取り残されたような感覚にもなるでしょう。

 大運2旬に納音があります。三合会局の一部が壊されます。これが大事なんですよね。
 これまで凝り固まっていた自分の思いが解き放たれて、現実が見えてきます。
 刷り込まれていた資質(役割)が表に出る時です。それが政治ということなら、
 これまで重荷だった宿命構造がどんどん動き出して、日年の大半会は思い切った行動力となり
 引きこもりから一気に世に出て行くような大胆さをみせます。宿命と現実の一致です。

 若い時に、宿命と現実の不一致があると、人は逃げることで葛藤を避けようとします。
 このケースでは現実に逃げると迷走を続けますが、精神(一芸一学)へ逃げると
 その中に生き場を見出して、それを現実へと還元できることがあります。
 引きこもりの間に、彼なりに精神の世界で三合会局を働かせて、自分の政治理論が
 徐々にまとまっていったのでしょう。とりあえずは、稚拙でもいいのです。
 宿命と志は見事に一致しているように思えます。であるなら、これは運勢がなんであれ
 強運となるのが人生だろうと思っています。ぜひ、それを実証して欲しいものです。





 4月21日(火)

 

 「加藤茶、昨年は「入退院を繰り返す」 現在は「復活、妻のおかげ」-タレントの加藤茶(72)、
 妻の綾菜さん(26)夫妻が21日、都内で行われたイベントに出席。加藤は、かねてより心配されている
 体調について問われると「今は何もないです。復活したね」と微笑んだ。一方で「去年はやばかった。
 本当に調子が悪くて入退院を繰り返していた」と告白し、さらに追及されると「薬が合わなくてね…」
 とポツリ。具体的な病名は明かさずに「(復活したのは)妻のおかげ」と感謝。夫婦仲についても
 「円満です」と胸を張り、夫婦そろって初めて“カトちゃんペッ”を披露した。」

 イレギュラーな結婚の割には、綺麗な三角形で、下一桁「5」の共通縁もあります。
 ただ、これはスクランブル縁にはなりません。スクランブル縁というのは、下一桁が共通で、
 でも、大半会や納音という縁にならないケース(10差か50差)で、他の番号に同じ奇数番号があれば
 それと、季節を取り換えて、成立した番号が、20差、40差、30差であれば、準強縁とみなす、
 というものです。綾菜さんは、5と53ですが、両方とも同じ季節なので、取り換えても番号は同じ、
 加藤さんは、55と51で、55の干(戊)に51の季節(春先・寅)を載せてみます。戊寅=15番で、
 綾菜さんの5と15では、10差で準強縁とは呼べません。これはただの共通縁があるケースです。

 あとは、5と20の干合縁(下一桁5差)で、5は53になり、20は44になります。これは年番号同士で、
 仕事場で出会ったなら、初期には有効ですが、結婚後はそれほど効力はありません。

 番号相性は、季節の中同士、季節の中同士(子・卯・午・酉)はだいたいぶつかる相性です。
 その中では、秋中(酉)と夏中(午)は比較的よいほうです。でも、点数にすれば50点くらいで、
 加藤茶は綾菜さんに対して、第一印象は良くて、何かと面倒を見てあげるようになるのですが、
 次第に彼女のやり方に不満が出てきます。綾菜さんが身勝手なように感じで、気持ちは離れやすいです。
 綾菜さんは、その干渉を好ましくは思えずに、争うわけではありませんが、通常は気に入りません。

 それでも、これだけの年齢差を超えて、結婚するからには何かあるのでしょう。
 ただ、宿命二中殺で34番となると、意識的な打算や計算ではないような気がします。
 自分が奇数番なら禄存星中殺を疑いますが、偶数番なので、車騎星(D・客闘争)中殺です。
 星には出ていませんが、綾菜さんの夫干は陰陽で、車騎星中殺になります。これがふたつ。
 禄存星中殺が自分から愛情執着を起こすのに対して、車騎星中殺は受け身の呪縛です。
 口説かれる愛情に弱く、相手を選べずに、人の言葉や環境の影響で動いてしまいます。
 車騎星には自己犠牲的な反射行動がありますが、それが拡大して、盲従してしまう危険があります。
 また、背中を押されて前に出て行く構造が、あちこちから押されれば、自由気ままな行動力になります。
 そこに、34番の愛情執着(直下禄存星1気)が加わるので、こうしたことも起こります。

 位相法はお互いに似ていて、思いこむとなんとしてもそうしたくなる支合です。
 加藤茶の日年支合はロマン支合で、夢の実現にこだわりますが、綾菜さんの支合は精神支合で
 その時にもっともふさわしい気持が作られて(日月支合)、それを実現しようとします(日年支合)
 この構造と車騎星中殺が加わると、自分の意志とは無関係に、その時にやるべきことに全力で向かい
 その環境の中で望ましい結論を出そうと頑張ってしまう人になります。

 加藤さんは、年干に妻がいますが、地支には陰陽ともにありません。恋愛はロマンチックに、
 現実は特に妻は必要とせず、本来なら、母代りにいろいろと尽くしてくれる人がいいのですが・・・
 綾菜さんは、自覚しにくい月年中殺で、無意識に相手の感情に迎合して、それを愛情だと思い込み
 その関係におけるベストの形(結婚)へと向かってしまった、というところでしょう。
 34番は、気まぐれ感はありますが、尽くす愛情はもっているので、結婚に至ったのは、
 宿命事情から見ると、あり得た選択であり、巷間言われているほど、
 綾菜さんには、有意識の計算などはないと思います。宿命中殺と支合の結果と思えます。

 

 加藤茶は運勢的には、なんとかなるときですし、晩年に行くほどエネルギーが強まる55番ですから
 復活できたようです。綾菜さんも、仕事はともかく、家庭はまとまりの良い時ですから、
 なんとかやっていけそうです。





 4月20日(月)

 

 「同性婚女優が挙式 一ノ瀬家族は参列せず 杉森は両親が出席「ギリギリの賛成」-レズビアンを
  公言しているタレントの一ノ瀬文香(36)と女優の杉森茜(28)が19日、都内の結婚式場で、
  挙式した。人前式スタイルで、バージンロードを歩くウエディングドレスの2人を、タレントのシ
  ルクら80人が祝福。一ノ瀬の家族は参列せず、両親が参列した杉森は「心から賛成できる親は、
  今の日本で少ないと思います。ウチもギリギリの賛成」と喜びの報告会見に、複雑な思いをにじませた」

 ご両親が欠席という一ノ瀬さん、母が最も目立つ位置にいて、正干、しかも支合です。
 本来は仲良し親子で、仲が悪くて参列しないというわけではないかもしれません。
 ただ、母は精神干で現実にはいません。兄弟が支え、父が横一列にいて、配偶者を打っています。
 9・夫1からみると、5・父2が邪魔をしている感じがします。
 杉森さんは、偏母が支え。風変わりな母、または、過保護な果がですが、身近にいます。
 父は仮父で、父の影響は薄いのですが場所が中殺されることによって、逆に、両親へと
 傾斜することは考えられます。兄弟がいれば、一ノ瀬さんと同じように、兄弟が大事です。
 そして、中殺干に唯一の夫2がいて、愛情中殺で、陰陽干でも、若い時は執着系になります。

 同性同士が男女のように、という宿命は、いろいろと見てみたのですが、明確な共通項を見出すことは
 できませんでした。ひとつの傾向として、地支に陽干が並ぶ宿命にその傾向がありました。
 一ノ瀬さんのパターン。陽干は精神なので、肉体が精神の気で作られているがゆえに、肉体的(本能)な
 意味で、種族保存本能がわいてこないのでは、という予測です。でも、これは、例外が多すぎて
 仮説とも言えませんが・・・。一ノ瀬さんは、子供の気(戊)が、横一列に並んで、子丑でもあるし、
 子供願望が強まってもいいのですが、自分以外すべて陽干という影響から、子供願望が薄いというのは、
 なんとなく納得できます。あるいは、父縁が強いかでしょう。

 一方で杉森さんは子供を欲しがっているようですが、子供は仮干です。このあたり、逆にでている
 ところが面白いのですが、その意味では、杉森さんは純正ではないのかもしれません。異性も愛せる。
 杉森さんは、やはり、禄存星(C・客取得)中殺でしょう。また、もうひとつ、異性関係に変調を
 きたす、車騎星(D・客闘争)中殺も影響がありそうです。このふたつが表に出て中殺されている
 ことの変調はあるでしょう。中殺の影響が大きいとすると、女性好きであっても、
 男性がだめという感じはしないですね。

 相性では、下一桁の一致(スクランブル納音)と、年番号同士の天剋地冲はありますが、
 いずれも年番号なので、直接本体の絡む縁はそれほど強くありません。
 領域図の形は、共通領域はあって、矢印の形は悪くないのですが、安定感はありません。
 刺激優先のような絡みかたで、恋愛にはいいでしょうが、結婚は、?マークがつきます。 
 これも、通常の男女ではということで、変則であるがゆえに、成り立つことは考えられます。
 47と54の番号同士は、それほど和合性はなく、最初はいいのですが、持続力には疑問があります。
 寅卯と子丑の天中殺相性は非常にいいですね。
 星のアルファベットが大文字対小文字に分かれていますが、これはこれで、和合性のある形です。
 ただ、どうも、結婚へというほどの相性ではないので、運勢要因がありそうです。

 

 杉森さん、大運と同じ32番(乙未)で干合+破・庫気刑。
 本来は、その気になってもうまくまとまらないのですが、特殊ケースだからなのか、
 それとも、中殺執着ゆえなのか・・・これは、明らかに干合の影響が大きいでしょう。
 男女でしたら一時的な気の迷いで、長続きしない、と締めくくりたいのですが、
 特殊ケースだけに、通常の法則があてはまるのかどうか、何とも言えません。

 杉森さんの下一桁7番は干合しても変化しません。しかし、気そのものの変化はありませんが、
 精神的には、干合現象は起こるので、その気になりやすい一年であることは確かです。
 運勢の干合二つにまどった形ですから、正常に戻ったら、後悔することもあるでしょう。





 4月19日(日)

 

 体操は順調です。待つ嬢さんも元気に動けるようになったし、ケンスイ氏は絶好調。
 今週から、長い冬休みを終えて、ポニーちゃんも参加で、活気が出てきました。
 1年と4か月続いていますが、足の筋肉が見るからに締まってきました。
 自分でも、足がしっかりしてきたのが、わかります。お見せできないのが残念 (^^)v
 しかし・・・体重を久し振りに計ったら・・・1.5kgくらい太っていました。
 食べない健康法を実施しようとしているのに、、、なぜ??

    

 朝は、トマト、アスパラ、水菜、白いのはクリーミーチーズと野菜ジュース(^^)
 超健康的ですよね。昼はいただきものの、新潟名物へきそば! 緑色のお蕎麦が特徴で、
 滑らかで腰が強くて、上品な触感があって、さすが名品の味です。夜は、普通にパスタやカレー。
 確かに、量的には以前と変わっていませんね f^_^; でも、内容が健康的になっているので、
 もう少し、このパターンで、量を減らすようにします。あと2kgは減量したい。

 きのうは、体操の会の総会がありました。僕は欠席したのですが、役員の女性が、
 「きのうは参加しなかったのね」と声をかけてくれました。
 「ええ、人見知りなもので(*^_^*)・・・」
 「何言ってるの、そんなことないでしょう。みんないつも顔をあわせているんだから」
 「そうなんですけど・・・協調性がないんですよ (^_^;) 」
 「そんなこと言わないで、こういう集まりで、仲良くなればいいのよ」
 「あ、はぁ、じゃ、今度から参加するようにします」 優柔不断です (ノ_-;)ハア…

 ついでに、どっちがついでかわかりませんが、選挙を頼まれました^^
 僕は特に支持政党もないので、頼まれればだいたい引き受けちゃいます。
 縁があるってことで、投票を快諾しました。節操がなくて、すいません(ーー;)

 毎週、今週がピークで来週になれば楽になる、と思うのですが、なぜか、ピークが続いていて
 まだ、ご依頼の鑑定が全部終わっていません(T_T) すいません<m(__)m>
 でも、今度こそ、今週中には終わる予定なので、いましばらくお待ちください。

 それから、鑑定再会のお問合せを頂いていますが、年内はできないと思います。
 この納音年、ざわざわと落ち着きがないのですが、私情が消えて、集中力はでます。
 これを使って、やりたかったことのいくつかを完成させたいと思っています。
 一段落して、まだ元気だったら、来年にでも再開の予定です。
 よろしくお願いします。





 4月18日(土)

 

 「根津甚八が11年ぶり銀幕に 盟友・石井隆監督「GONIN サーガ」で一作限りの俳優復帰-鬼才・
  石井隆監督が自らの代表作「GONIN」の20年ぶり続編として手がける「GONIN サーガ」に、
  俳優業を引退した根津甚八が出演していることがわかった。根津は、石井監督たっての願いで今作
  限りでの復帰を決意。物語の鍵を握る「5人」の最後のひとりで、前作と同じ氷頭役を務めている」

 根津さんが引退のきかっけとなったのは、2004年の車による人身事故でした。
 被害者死亡というショッキングな出来事で、根津さん自身、その後、うつ病になるほど
 苦しんできたということです。

 運勢は、5旬、半会で比較的順調に過ごしてきた、最後の一年、接運の出来事です。
 そこに、60年に一度の転換年「納音」と「害」が二つ並びました。
 これを単純に、害だから納音だから接運だから、事故が起きた、と解釈することもできますが、
 厳密に言えば、運勢が散法だったから、というだけの話ではありません。

 宿命に支合・破がふたつと、自刑があります。支合は特に強制力がある位相法です。
 春先(寅)と冬先(亥)の場合は、春の気木性(1・甲)が連動して、強く結びつきます。
 木星は東(行動)のエネルギーを持つので、この支合はこうしたいと思う方向へと動きます。
 動くことで、こうしたいという思いを実現させます。行動支合です。
 この10年は大運半会で、支合と同じ合法なので、矛盾はありませんでした。
 前年も、半会ふたつで、勢いがつく形。ところが2004年は、そこに急ブレーキがかかる形です。
 支合と害は正反対の位相法で、害は支合を崩します。
 自分としては、支合的な行動をしていて、いつも通りなのですが、
 実際は、支合は発動されず、意図とは違った結果にたどり着きます。

 で、これが、すべて悪いことなわけではありません。
 位相法は現実行動だけでなく、ものの考え方や、気持の方向などにも影響します。
 Aを目指していたものがBになって、いつもとは違った結論にたどり着けます。
 それによって新しい自分が生れたり(納音)、良き指導者に出会ったりします(害)
 これだけ条件が揃うと、間違いや事故も起こるでしょう。それがどうなるのかは、
 偶然の所産というわけでもなく、人知を超えた神様の計算式があるのだと思います。

 そして、重い心を抱えたまま、2005年からの仕事変化、家庭害という大運に入ります。
 対冲だから引退して、害だから病んだ、と言えば、害は怖い、対冲は嫌だとなりますが、
 もし、事故がなければ、あったとしても軽かったなら、この害や対冲は
 まったく違った意味にも解釈できます。役者として、これまでとは、違う新しい路線を
 提示されて(対冲)、本来なら受けないのに、なぜか受けてしまい(害)、
 その結果、まったく違った新しい自分のキャラクターが生まれる。という解釈もあります。
 「本来なら受けないのに」というところが運勢のミソです。いつもの自分のパターンなら、
 支合が発動して、自分がやりたいようにやるのですが、ここではそれが利きません。
 そこで、不本意だけど、やってみようということになり(無意識)、それで新しい自分になる。
 運勢はいつでも、自分に必要な方向へ向うためのものだと考えたいのです。

 そして、やっとその陰転したと思われる散法の時代を終った時に、
 再び、自分らしい、支合が使える運勢がやってきて、一度だけだったとしても、
 役者として、復活できたことは喜ばしい事だろうと思います。
 ここからはずっと宿命を活かしやすい運勢ですから、お元気なら、また、あの
 いぶし銀の演技を見せて欲しいものです。





 4月17日(金)

 

 「バナナマン日村と神田愛花アナが半同棲…双方の所属事務所認める-お笑いコンビ「バナナマン」
 の日村勇紀(42)と、元NHKアナウンサーで現在はフリーとして活動する神田愛花(34)が
 半同棲(せい)していると17日発売のフライデーが報じている。同誌は日村の自宅マンションの
 ベランダから外を眺める2ショット写真を掲載。食材を買い込んで日村のマンションに向かう神田
 アナの姿も紹介している。双方の所属事務所はスポーツ報知の取材に「いいお付き合いをさせてい
 ただいております」とコメントしている。」

 お二人の写真を見た時に、これは女性の禄存星中殺か害、と思ったら、珍しく当たりました。
 禄存星(C・客取得)中殺は、愛情執着です。相手を間違いやすいということですが、
 要するに、愛情を欲しがる中殺ですから、たくさん愛してくれる人にのめり込みます。

 春先(寅)と夏先(巳)は害刑の関係です。相性の「害」は散法の中では悪くないほうに入ります。
 良く例えるのですが、どこにもたどり着かない船にのって、ふたりゆらゆらという感じで、
 害の関係で、なんとなくだらだらとお付き合いが続いているカップルはよくみます。
 結婚にたどり着かないことは多いのですが、恋愛までなら、ありえます。
 いかにも、害っぽいお二人で(笑) これはこれでしょう。

 神田さんのほうは、自分で同じ害をもっているので、特にこれはなじみやすい害です。
 宿命、日月の害は、家庭に対して心を作り難いので、この形は結婚願望は強まりません。
 女性の場合は、だいたい晩婚傾向になります。
 男性の日月害は、家庭に関心が向かわないので、相手女性からは歓迎されることもあります。

 相性では、同じ季節(十二支)を持っていると、現実(肉体)での馴染みやすさがあって
 「夏先」の共通は悪くない要素です。

 問題は、領域図が離れていることです。このままだと、同棲もあり得ない形ですが、
 干合があります。神田さんの仕事の57番と日村さんの日番、月番が干合します。
 
 
 年日干合すると、日村さんが神田さんの月番号と同じ18になります。
 干合恐るべしです。あっという間に、理想的な形になりました。
 神田さんが日村さんを大きく包み込んでいます。実際の関係もこれに近くなります。
 
 二つ干合しても同じように、綺麗な形になって、特に、日村さんは全面的に含まれて、
 いつも一緒に居たいと思うようになり、それで満ち足りた関係を作れそうです。
 禄存星中殺が喜びそうなパターンです。

 日村さんが浮かれている間は、干合三角形が有効になりますが、
 覚めると、最初の離れた図に戻るので、通常は時間の問題になります。
 でも、日村さん、そう簡単に覚めないでしょうから、案外続く可能性もありますね。
 神田さんにとっては、自分の害と相性の害の一致は、居心地がいいでしょう。
 ただ、結婚はどうでしょうかね・・・あったとしても、結婚すると刑のほうが威力を発揮して、
 ぶつかる部分が出て来て、干合がほどけて、離れてしまう、ような気がします。





 4月16日(木)

 

 「進退保留していた村上佳菜子、来季も現役続行を明言-フィギュアスケート女子の村上佳菜子
 (中京大)が15日、来季も現役を続行する意思を表明した。翌日から始まる世界国別対抗戦の
 記者会見で進退を問われ、「自分の中でどうするか決めている」と発言。その後の取材に対し、
 「続ける」と明言した。村上は3月の世界選手権で7位に終わり、直後には「来季やるかは決めて
 いない」と進退を保留していた。」

 律音も特殊位相法で、親または環境の刷り込みがある、と考えます。
 ただ、律音については、まだ未検証なので、今日は宿命「害」のお話。
 算命では害=病気、となっていますが、位相法的にはそれほど重きを置いていなくて、
 対冲や破、刑などと併用する形で、散法の影響を強める様な意味合いで説かれています。
 僕は害を散法の中でも重視している方で、ただ、害の怖さを強調しすぎたかなという思いもあります。

 僕の害論は、支合の反対ということを根拠に、検証を重ねてきました。
 支合が固めるとすると、これは緩めるだなという単純な発想から始まっています。
 月支にかかる害は、心のドアの扉が閉じれない形で、内からも外からも、防ぎようもなく
 微細な現象まで入り込み、また、心にあることが、ふっと表に出てしまいます。
 高感度の環境認知能力です。村上さんは調舒星(主表現)が二つもあって、過敏な体質でしょう。
 年干支にかかる害は、子供時代、親の言うことを受け身的に受容する、という意味も検証中です。

 そして、日年の害は、動体視力の良さという言葉で表しています。
 これのヒントは、合気道をやる友人がこの害があって、相手の動きが止まっているように見える
 ということを言ってました。攻撃は苦手だけど、防禦は完璧にできると。
 また、体操が得意な友人は、空中で回転しながら、どこに着地すべきかはっきり見えるといいます。
 こうした身近な発言を頼りに、スポーツ選手やさまざまなタイプの日年害を検証してきました。
 村上さんの場合は、滑りながら、回転しながら、周囲の状況が良く見えるのだと思います。

 初旬の運勢の害は、コーチまたは親の影響をそのまま吸収する能力になります。
 害で優勝したオリンピック選手でコーチの教えに従順になって能力を高めたという話がありました。
 村上さんも、コーチには絶大な信頼を寄せているようで、そうなると、運勢と宿命合せて4つの害は
 コーチの指導を摩擦なしに、まるまる飲み込んで、自分の血肉にすることができるのだと思います。
 運勢害の使い方の好例になると思います。

 また、ネットで村上さんを検索したところ、性格が悪いみたいな評判もあって、
 これは害が誤解?を受けているのかなという気もします。
 害も、月年の律音も、心にあることが自然に表に出やすく、脚色や複雑な言い回しができないので
 シンプル・ストレートな言い方になって、周囲が、え?と思うような事はあると思います。

 村上さんは、母が天干に二つ載って、母の影響が強くなっています。
 インタビューに答えて、「愛知県のお母さんたちは、とても熱心なんです。なかには、すごく
 怖い人たちもいます。コーチだけじゃなくて、お母さんたちも指導が厳しいんです」
 母の影響もありますが、こういうことをさらって言ってしまうと、他のお母さんを
 批判しているようにとられてしまうこともあるのでしょうね。

 今年は、破・庫気刑がふたつ。調整の一年ですから、こういうところで辞めるケースはあります。
 ただ、来年、大運と同じ方三位が回ってくるので、この1年は経験して見たいところですね。
 方三位は成り行きに任せて行くと、行くべきところへたどり着くので、自然に答えが出ます。





 4月15日(水)

 

 「渡辺直美、年上外国人に二股かけられ失恋ショック!-お笑いタレント・渡辺直美が15日、
 ダイバーシティ東京で行われた『ダイバーシティ劇的3周年』スペシャルステージに登場した。
 2週間前に六本木界隈で年上の外国人男性とデートを楽しんだという渡辺だが「悲しいことに連絡
 とれなくなっちゃった」とガックリ。「向こうに女の人がいたの。二股かけられてた。ショック!」 
 と失恋したことを明かした。」

 内容はどうでもいいのですが、年殺と初旬天剋地冲があったので、取り上げてみました。
 父親が日本人、母親が台湾人のハーフ。母子家庭で育った、とありました。
 経済的には苦労して、高校進学をあきらめて、アルバイトで貯金をしてから
 NSC(吉本総合芸能学院)に入っています。小さい頃から芸能界に憧れていたそうです。

 これが、生年中殺のもっとも陽転しやすい形です。中殺が実際に空洞になって、夢が生まれ、
 そこに、猛烈な勢いで現実が入ってきます。年干支ですから、社会へと飛び出します。
 結果、親思いになって、現実社会に出て、経済的に恵まれるようになる、というものです。
 まだ、そこまでは行っていないようですが、一応、芸能人になりたいという刷り込みが
 どこかで起爆して、夢がかなった形にはなっています。

 

 支合で吉本に入って、最初のコンビでは芽が出ず、2007年からピン芸人になりました。
 これがきっかけです。大半会の起爆が起こったと考えていいでしょう。
 まだ、それほどの活躍はしていませんが、笑っていいとものレギュラーになった時が、旺気刑。
 大運と同じ位相法の年運の時には、意味のあることが起こるものです。
 そして、芸風を確立したのが天中殺年。位相法が合法の天中殺は、比較的プラスにことが動きます。
 天中殺でしたが、この年も起爆と言ってもいいような活躍ぶりです。

 芸能向きと言われる、華のある42番、干合があります。
 

 これはかなり女優っぽい変化です。石門星他我が21%も増えて、キャラクター変身が可能です。
 35%もあった出力の星が消えてなくなります。これは、個人感情が消えることを意味して
 主観を交えずに、役柄を出力できます。闘争心が強まって、知的入力ラインが24%で、
 別人のような変化です。精神と現実がずれる日居中殺42番から、品性のある18番へと変身します。
 美女と野獣とはいいませんが、大きな性質格差もあって、まだまだ化けられる可能性があるので
 2022年からの大運天中殺起爆で、あるべき自分へと、もうひと変身する可能性があります。





 4月14日(火)

 

 戌亥年殺は、両親の気がどちらかに偏っている時に生まれる中殺です。
 そばに偏母がいて、父が弱い形に見えます。両親特に芸能関係ではありませんが、
 太鳳(たお)という名前は、お母さんが夢のお告げのようなものでつけたと書かれていました。
 母系に何か技芸の才があって、それが刷り込まれたと考えてみます。

 この番号と、庫気刑二つをみると、性格はいまいち(笑)でしょうが、庫気刑は争いではなく
 害と対冲を半々にしたような位相法で、感度の良さと注意力(気使い)、調整力になります。
 内的葛藤も大きいので、心の成長も早いでしょう。

 宿命から女優という答えは見えてこないので、生家環境的刷り込みがどこかで起爆した、 
 というこれまでの想定を当てはめてみます。初旬は、何としても思い通りにしたい支合です。

 2005年、スーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックスにて審査員特別賞を受賞、
 受賞者の中では最年少。この時、「どうか私を映画の世界に入れてください。」とアピール、
 支合の威力と刷り込み?の発露を感じさせます。

 特技は3歳から習い続けている日本舞踊、クラシックバレエ、ヒップホップダンス、三味線、篠笛、
 小太鼓、陸上、ピアノ演奏、乗馬、スキー、バスケットボールなどなど多彩な芸が並んでいます。
 3歳ですから、そこになんらかの両親の意志(期待)が込められていたのでしょう。
 年干中殺に兄弟がいるので、姉、弟に対する無意識執着は強いと思います。
 自分が草で兄弟は樹木ですから、ライバル心のようなものが原動力になっている可能性あります。

 

 オーディション合格時は、日支大半会。大運は支合です。仕事の害も、よい解釈が出来そうです。
 害は、外に対しては高感度、内側からは何かが浮上する、というような定義がいいかもしれません。
 初仕事が天中殺。こうして天中殺での好例が集まると、頼もしい気持ちになれます。
 天中殺もまた、起爆効果があると考えていいでしょう。
 2008年で映画デビュー。この時の映画の印象が強くて、ここで女優を決意とありました。
 大運と同じ位相法で、支合が4つ。起爆効果ではありませんが、意を決するにふさわしい時です。
 注目を浴びたドラマも、支合年。運の流れがいいですね。
 そして、事務所がソニーミュージックに吸収される形で移籍した時が、変化の冲・破です。
 そして、昨年、NHK朝の連続テレビ小説に出ている時に、オーディションがあって
 今年の「まれ」のヒロインに抜擢されました。大運天中殺+年運大半会、しかも害害の快挙ですから、
 害も怖くありません。大運天中殺による大きな起爆とみていいでしょう。

 毎回同じようなテーマで申し訳ありません。少しでも多く、検証礼を抽出したくて、
 この例のように、運勢と仮説がぴったいりと一致してくると、(o^∀^o)なります。

 それから、塾ブログですが、「大半会」の解釈で行き詰っています。きのうは例題検証で 
 先に進めませんでした。このままでは他の事が手につかないので、いったんストップして、
 更新は来週ということで、塾生のみなさま、ご了承ください<m(__)m> スイマセン(^_^;)





 4月13日(月)

 

 「<競泳>渡部香生子が4冠-女子200メートル平泳ぎは、渡部香生子(JSS立石)が
  2分20秒90で2連覇し、女子では02年の萩原智子以来となる4冠に輝いた」

 スポーツ選手の場合、だいたい子供時代から、その道に入って行くもので、中殺、特殊位相法が
 宿命又は初旬にあるものです。その意味は、親が与えた環境をそのまま受容するためと思われます。
 中殺がない戌亥や子丑や辰巳は、親のカラーとは違う本性があるので、原則親の言うことは聞かずに
 早めに生家を出て、我が道を目指すことになります。そのために中殺を必要とするという仮説中です。

 中殺や初旬の仕掛けがあると、まずは、そこへ、受容的に偏るので(無意識執着)、
 本人としては、環境を受け入れることが自然になってくると考えられます。
 特に、親が示した道に従順に従うようになることが、これらの仕掛けの意味のように思えます。

 渡部さんの場合は、4歳の頃、病弱だったため少しでも丈夫になるようと両親がスイミングスクールに
 通わせはじめたようで、それに素直に従って、中学1年までは個人メドレーをメインにバタフライ、
 背泳ぎ、自由形などでも競技会に出場していました。
 そのころは、今活躍している平泳ぎが好きではなかったそうです。

 ここで、次のようなことが起こりました。
 「中学1年の秋(2009年)に右肩の故障により肩への負担の少ない平泳ぎに出場したところ
  好成績が出たため、以後平泳ぎに出場する機会が増える。この頃、平泳ぎは最も苦手だった。」
 とありました。その変化のきっかけとなった、右肩の故障は天中殺年でした。起爆装置です。

 もし、天中殺を怖がって、慎重に過ごしていたら、右肩の故障はなかったかもしれません。
 すると、他の種目で、そこそこの成績は収めたでしょうが、今の平泳ぎの活躍はなかったわけです。
 NEWSになるようなこともなかったでしょう。天中殺のおかげです。
 その瞬間は、右肩を故障してショックだったでしょう。天中殺は怖いと思ったかもしれません。
 親戚に占い師でもいれば、だから、天中殺は怖いのよ、というでしょう^^
 でも、天中殺のおかげで、平泳ぎへと方向を変えて、大成功できました。天中殺様様です。

 大運初旬は、対冲ですが、これは戊戌の大運で、火性土性同一の法則で納音です。
 そして、宿命には生年中殺と日年の大半会があって、生家環境で刷り込まれ、
 天中殺か特殊位相法で起爆コースです。
 地雷を踏まないように、散法や天中殺を避けるようにするのが、占いの役目のように思われていますが
 僕も、そういう考えでやってきた部分はありますが、はっきりとそれは違うような気がしてきました。





 4月12日(日)

 

 月曜日は、塾ブログを書くのに一生懸命で、体操はお休みしました。
 今週はさすがに忙しさもピークで、塾ブログ更新は二三日後になります。すいません。
 メールの返事等、もろもろ遅れています。申し訳ありません。

 今日は、穏やかな日で、午後から面談、都電で行くかJRで行くか、迷ったのですが、
 少し早い方がとJR田端駅まで歩いて行ったら、なんと、山手線が止まっていて、
 見通しがたたない(ーー;) この駅は地下鉄がなくて、仕方なく、都電まで20分歩いて
 20分遅刻、お客様もJRから地下鉄に乗り換えたりで、同じくらいに着きました。
 ふと、思ったら、害日でした(T_T)

 僕はもともと計画性はないのですが、やり始めると、しばらく止まらないという傾向があって
 いつのまにか日記がNEWSになって、一般の人は退屈なのかなと思っていたら、
 実の所、あまり一般の人はいないみたいで(笑) カウンターは前よりも上がっています。
 期待されていると思うと、もう、止められなくなって、しばらくは、日記でnewsになりそうです。
 塾ブログも、いつの間にか、月曜日更新みたいなことになってしまい、自分でそうしているのですが
 なんかこう、行き当たりばったりだなぁと、我ながら、あきれています。

 刷り込み、起爆、という考えにとりつかれて、これは、もしかしたら、中殺や特殊位相法じゃなくても
 誰もにあることなのかなという思いもしてきました。
 じゃ、僕にとって占いの刷り込みはあったのか? 思い起こしてみたらあったのです!
 記憶力のない僕が覚えているのですから、刷り込みに近いかもしれません。
 
 母は知人の紹介で、占いに凝っていた時がありました。
 町工場をやっていたのですが、新しい人を雇う時には、必ず見てもらっていたんですよね。
 それで、僕の友達が興味を持って、二人で府中までいったこともありました。
 学生のころ、母が僕も見てもらって説明を聞いたのですが、信じてなかったので、内容は覚えてません。
 でも、運勢波動図みたいのが描かれていて、中国占星術系でしたね。

 

 どんな人でも、天中殺、特殊位相法の時は、刷り込みと起爆装置が働く時、という仮説はどうでしょう。
 僕の場合、学生時代であったことは間違いないので、おそらく、1969-1971年だろうと思います。
 ここは、大半会、天中殺と仕掛けが続くところで、このどこかだったろうと思います。
 ここで刷り込まれたとすると、起爆は、1987-1996年の間の三合会局(大半会)、ここですね。。。。
 しかし、ここは最も遊び呆けいていた時代で、残念ながら不発に終わって、起爆は2000年近く。
 このあたりの記憶はあいまいで、特定できませんが、1999年天剋地冲が一番可能性があります。
 干合もなんかあるんですよね、2000年。2003年のころは、もうやっていたので、
 これは、別のエンジンがかかったのかもしれません。もしかしたら、高尾に切り替えた時かも・・・

 しかし、こうやって眺めてみると、僕の青春時代から働き盛りは、対冲と害の20年でしたね(ノ_-;)ハア…
 修行時代が長かったから、半会3つではじけちゃって、ひどいめにあって、
 破と合でやっと目覚めたわけですね。そう考えると、だれもにやってくる6旬、因縁解脱の天剋地冲、
 これが公けの最後の起爆装置かもしれません。
 妄想湧き上がる納音年。僕は、行き過ぎる傾向があるので、このへんにしておきましょう(^_^;)





 4月11日(土)

 

 「謎の芸人・マツモトクラブ成り上がり秘話 敗者復活からR-1ファイナリストの素顔-「R-1
 ぐらんぷり2015」の敗者復活ステージからファイナルステージまで進み、お茶の間に大きなイン
 パクトを与えたのがマツモトクラブ(38)だ。一風変わった一人コントで注目を浴びた遅咲き芸人。
 お笑いデビュー前は、佐野史郎や吉田鋼太郎らも所属していた『劇団シェイクスピア・シアター』の
 舞台俳優。そこに13年いたが、金銭面で続けるのが難しくなり、劇団を辞めて、1年くらいは普通
 の仕事をしていた。だが、演じることを諦めきれずに、自分のしゃべりと動きをiPhoneで撮影し、
 その動画をネットで公開していたところ、劇団時代の後輩から事務所を紹介され、3年前の35歳の時
 にお笑い芸人に転身した」

 俳優を志し、生活できずに一度断念して、やはり諦めきれなくて、というあたり、
 初旬の擦り込みと起爆じゃないかと思って、調べてみたら、宿命中殺&初旬大運天中殺でした。
 宿命に生月中殺があると、5割の確率で初旬大運天中殺になります。これも嫌でした。
 中殺という特殊性を持ちながら、半分は強運に恵まれる可能性があって、半分はそうじゃないって
 禄存星×3はがまんできない(笑) 宿命中殺があるというだけで、偏りが刷り込まれていると考えて
 それがどこかで起爆する、というように定義してみたいのです。

 マツモトクラブさんの生い立ちはよくわからないのですが、「AR三兄弟の川田十夢とは小学生時代から
 30年来の親交があり、小学2年生の時は一緒にネタ作りもしたことがあった」という記述があったので、
 これはもう、刷り込まれていたと考えていいでしょう。

 東放学園放送専門学校卒業して、最初は、劇団へ向かいました。これが2旬の大半会としましょう。
 しかし、生活できなくなったという現実が目の当たりになって、一度やめます。次の分岐点。
 「2006年に資金問題から退団するが、普通の仕事をしながらも客演などで舞台活動は続けていた」
 これがまた、作ったみたいに、ぴったり仕事納音(変化)でした!
 そして、そして、お笑いを目指そうと決意したのが、2011年律音(新しい自分になる)です。
 そして、注目を浴びたのが今年の天中殺年。昨年の天中殺+律音で一皮むけたのかもしれません。
 天中殺が起爆剤となって、新たな自分が爆発し始める。ここが肝心です。

 天中殺や特殊位相法を恐れていると、起爆のチャンスをことごとく逃すことになるのではないか?!
 長い間あれこれ模索してきましたが、やっと、納得の行く結論に到達できた気がします。

 天中殺や納音は、起爆という現象が起こるのでしょう。しかし、それは内側から起こることであって
 外から爆弾が降って来るわけではありません。潜在意識が顕在する、隠していたものが表にでる、
 欲望が表に出る、初旬に埋め込まれた夢が顕在する、隠れていた病巣が表に出る、などなど・・・
 出てくるものはそれぞれですが、すべて、天中殺が持ってくるわけではなくて、自分にあるものです。
 確かに、病気や隠し事が露呈するのは嫌ですが、出て悪いものは、持っていない方がいいでしょう。

 天中殺も納音も怖くないです。むしろデトックス効果があると考えましょう。
 そして、ありたい自分が飛び出すきっかけにもなります。
 その時は、ひどい目にあったと感じても、それが転機となって、夢に向かえる可能性が出てきます。
 やたら恐れて、避けていると、そのせっかくのチャンスも見送ることになるのでしょう!





 4月10日(金)

 

 「大塚家具・久美子社長「父のポスト」用意も ネット通販再開へ-大塚家具の大塚久美子社長は
  9日、毎日新聞のインタビューに応じ、3月の株主総会で経営から外れた父親で前会長の勝久氏の
  処遇について、「創業者とのふさわしいかかわり方を協議している」と述べ、ポストを用意する考え
  を明らかにした。また、今後は一部店舗で残っていた会員制を事実上撤廃し、勝久氏が作った会員制
  の事業モデルとは決別する考えを改めて示した」

 宿命に中殺や特殊位相法がある場合、それは大運初旬の約束事と同じように考える、という仮説。
 今年、納音年にめらめらとわいてきた考え方で、初旬の約束事で、どこからどこまでが強運とか、
 大運天中殺=強運、という理論は止めようと思いました。これは、以前から思っていたので、
 今回、いろいろと検証して、だいぶ確信に近いものになってきました。

 きのうもお話しましたが、宿命中殺や特殊位相法は、宿命にあっても、初旬にあっても、
 そこでなんらかの環境(親や家族を含めて)が、時限爆弾として刷り込まれる、と考えます。
 それが、大運天中殺や年運の天中殺や、特殊位相法の運勢の時に、爆発する、というものです。

 大塚さんの場合は、天干に母2と父2がいて、天剋地冲です。
 本来は家系のカラーとは違う生まれで、跡継ぎ運は持っていない戌亥天中殺ですが、
 天干の両親透干は、正干でなくても、親縁の強さとなり、親を超えられないという位置で
 親と関わる人生になります。そこで刷り込まれた生家環境が時限爆弾になると考えます。
 「幼少時は春日部駅西口の大塚家具1号店店舗兼倉庫の一角で過ごした」という記述があります。
 しかし、本性としては家離れですから、一度は違う道を模索します。
 1991年一橋大学経済学部を卒業。それから、富士銀行(現みずほ銀行)へ入社しています。
 ここでも、経済学部を選択しているのですから、無意識に刷り込みはあったのだと思います。
 そして、1994年に、業容拡大で人手が足りなくなった家業の大塚家具に入社しました。
 丁度、大運天中殺の入り口前です。
 

 入社は、天中殺年で心(家系)大半会。これは起爆剤です。眠っていた刷り込み爆弾を発火させます。
 1996年に取締役となって、ここは大運天中殺に入っていて、起爆後の活躍期となります。
 そして、入社から10年後に一度、退社して(心・納音)、2006年に自分の会社を立ち上げています。
 これがまた、天中殺の大半会。しかし、それから3年後の2009年に再び家業に戻り、
 この時は特になにもありませんが、社長に就任しています。
 前年に仕事大半会があるので、これもまた第二弾目の起爆剤だったようにも思えます。
 そして昨年、7月に社長を父親によって解任されています。
 しかし、2015年1月(運勢的には2014年)再び返り咲いて、父を会長へと追いやって?います。
 これもまた、心(家系)大半会。大運天中殺の終りの出来事です。

 ここまでのプロセス、算命の天中殺論から言えば、天中殺の時に大塚家具に入ったからダメなのです、
 といわれるかもしれません。また、次の会社設立も、天中殺の時にやったから、すぐにつぶれた、
 ともいわれるでしょう。
 しかし、別の考え方をすれば、天中殺年だったから、反発していた親の会社に入ろうと思い、
 それゆえに、現在があるわけです。もし、天中殺年だからだめなら、もう、戻ることはなく、
 今頃は、まったく別の事をしているはずです。また、二度目の会社設立は、本来の道ではないから、
 天中殺年に起業して、すぐに元の鞘に収まることができた、とも考えられます。
 天中殺年は確かに、普通ではないことが起こりますが、それは善悪ではなく、必要なプロセスであり
 それゆえに、方向が定まって行くと考えるべきだろうと思うのです。

 戌亥3番で、月年天剋地冲が、ここまで家業に連綿とするのは、我欲とも思えません。
 刷り込まれた家業をなんとかするという潜在爆弾が燃え続けているのではと想像します。
 ただ、天剋地冲のことを考えると、単に、親を継承して行くということではなく、
 それは、改革的になされていくべきなのでしょう。これもまた刷り込まれたこだわりです。
 そして、実際、今、父のやり方から決別した方向性を打ち出しています。

 明らかに不利と思われた、親子対決で、社長を死守した背景にあるのは、
 僕には、個人的な執念ではなく、刷り込まれた役割意識だったのではないかと思えるのです。

 ただ、来年は納音年。これまで、粘り続けてきたのは、みな大半会の合法運の時、
 散法の特殊位相法では、2004年、月干支の納音で退任しています。
 方向を変えるという役割で終るのなら、ここが分岐点で、案外短命かもしれませんし、
 まだまだ、役割りがあるなら、次の律音に向けて、新たな方向へとステージアップして行くのでしょう。
 来年の分岐点に注目します。





 4月9日(木)

 日記でNEWS
 

 「"マッサン" シャーロット、主演ミュージカルに意気込み-連続テレビ小説「マッサン」の
 エリー役で、一躍注目の的となった女優・シャーロット・ケイト・フォックス。今年10月、
 アメリカ・ニューヨークでロングラン中のミュージカル「シカゴ」で、主演・ロキシー役として
 ブロードウェイデビューを果たした彼女が、日本でも公演を行うことが決まり、都内で会見を行った」

 22番は座下1気から激剋されて自我が砕けます。さっぱりした気性で、豊かで軽やかな表現力があり、
 さわやかな印象を人に与えます。出力ゼロは女優向き。表現することに個人感情が邪魔しません。
 座下から激剋されるにふさわしい育ち方をしたかどうかが、人生の方向を定めます。
 庶民的なざっくばらんな親に育てられると運勢が伸びて、上流階級や旧家的なしきたりで縛られると
 はみだしっ子の人生を生きると説かれています。彼女のご両親はヒッピー世代で、
 家にはテレビもなく、まさに、上流階級とは正反対の育ち方をしたようです。

 兄弟、母、夫または祖母が大事な存在で、父は仮父で、父の影はやや薄くなります。
 初旬に律音・大半会という約束事があって、強運の可能性というのが占技ですが、
 今これを見直したい気分がいっぱいで、検証を進めています。
 このパターンでは、父縁が薄いこともあって、生家波乱で3旬から強運、となりますが、
 実際はご両親健在で、兄弟ともご両親とも、とても仲良しファミリーです。

 この初旬の約束事に関しては、波乱の正反対のことを想定しています。
 むしろ、生家環境での体験をそのまま刷り込んで、それが後の人生の方向を決めることになる、
 というのが仮説です。仲の良し悪しではなく、環境の影響を強く受ける必要があるための仕掛けです。
 彼女の場合で言えば、ざっくばらんに育つ必要があって、実際に自由な環境で自由な精神を得て
 自然な感覚で人間関係を作れるようになったということでしょう。それが必要だった。
 宿命の大半会についても、親と融合して、親の資質を受け継ぐような意味があるのでしょう。

 通常、女優としてなら、アメリカが舞台の方がいいはずですし、一度も行ったことのない日本で
 女優を募集しているからと言って、応募する気にはならないと思うのです。
 また、家族もそれに反対することなく、後押ししてくれたようで、このあたり環境が味方しています。

 もうひとつの仮説は、きのうもあった、石門星(主自我)の役割りです。
 特に月干に来る自分と陰陽干は影響力があって、違う自分になることの無意識です。
 その訓練は、彼女の場合は、二人兄弟で、弟さんと幼少のころから仲良く暮らしてきて
 違う自分との和合性の訓練をされて来たのでは、というように石門星をとらえています。

 兄弟仲はともかくとして、月干石門星の俳優さんはたくさんいます。
 22番を例にとっても、下川辰平さん 22 1 5、松金よね子さん 22 11 26 と
 お二人の個性派俳優がいます。

 シャーロットさん、昨年、今年と、天中殺年です。2014年、仕事「害」での成功は心強い。
 「多忙を受け身でこなす」というのが、僕の体験的害解釈。指導者の教えも良く入ってきます。
 偏る天中殺。集中力が倍化するとなれば、あるべき方向へ偏れば、こうやってうまくいく見本です。
 応募したのは、2013年。宿命と三合会局、海外(E・龍高星・客入力)、夢(7・天恍星)と、
 ピッタリの運勢の年でした。初旬の仕掛け(刷り込まれたもの)がここで爆発したと考えます。
 年運が起爆剤となり、日本での活躍は生まれた時からの定めだったかのようです。
 それを彼女自身、違うことなく、たどり着けたということなのだと思います。





 4月8日(水)

 日記でNEWS
 

 「高橋真麻の孤独飯ブログが話題 破局後“おひとり様”急加速-昨年1月、結婚間近と見られていた
 IT副社長と破局。その後、失恋が原因で8キロ太ったことを明かして話題になった。
 最近のブログには連日のように深夜にひとりで食事する姿をアップしており、収録後の「一人焼肉」
 「一人ラーメン」は当たり前。こうした真麻アナの投稿に対し、コメント欄には<一人焼肉できる
 メンタル凄いっす><マーサンを尊敬します!><勇気をもらえた>と絶賛の声が相次いでる。」

 57番は「没落の家運に生まれて家を興し、隆盛の家運に生まれれば離郷して成功する」という干支。
 過保護はだめだということです。しかし、本人は、芸能人の子供として生まれて、一人娘。
 甘やかされて育ったでしょう。宿命に反するように生まれてしまったとしかいいようがありません。
 しかも、成り行きに任せる宿命方三位。前に出る剋気もなく、自我67%。矛盾がありすぎます。
 
 その上、、母に囲まれて、父も座下、子供と同宮で、配偶者干なし、となれば、
 家に甘えるしかない配置です。彼女の歩いてきた道は、57番には反しますが、正解なのでしょう。
 自立はしているようですが、親と同じ道を歩む代わりに、結婚や出産が難しくなる可能性大です。
 こういうケースでは、結婚は運勢頼りなのですが、干合は7旬、陰陽で6旬は61歳ですから・・・

 初旬・害、外からはうかがい知れない、芸能人の娘としての苦悩があったのでしょうか。
 雙葉小学校、中学校・高等学校、東京女子大学、とお嬢様コースをまっしぐら、フジテレビ入社です。
 これが害かもしれませんね。この宿命で、この学歴はしんどかったように思います。
 ただ、57番は、目標が定まると積み重ね型の努力ができるので、単なる親の七光りではないでしょう。

 子丑で最身強の57番が、前剋なしの方三位で成り行き任かせ、初旬から変剋律、大運天中殺と続き、
 この形では、向かう方向は偏るしかありません。何かのカリスマになるような道でしょう。 
 自我が67%ですが、3/4は石門星(主自我)自我です。自分と陰陽の気が役割りになる宿命です。
 これを単に仲間、というのは、どうも違和感があります。
 ひとつは女優的変身です。自分から逸脱した別のキャラクターの中で存在を得る方法です。
 ブログで自虐的なことを書けるのも、石門星自我ゆえではないかと想像します。
 しかもこれだけの量ですから、ただのアナウンサーでは収まらないでしょう。ストレスが大きすぎます。
 脱フジテレビでフリーになったのは正解だと思います。

 もうひとつは、金性そのものを使うケースです。秋の金性は声がきれいという特徴があります。
 そして、「害」は高感度の感知能力、いろいろなことが気になりますが、ものまね上手が多いです。
 岩崎宏美のモノマネが上手とか、宝塚歌劇団の大ファンであり、ボイストレーニングにも通っていた、
 という記載がありました。この二つを合わせたところが、最も可能性の高い偏り(役割)かなと思います。

 

 ここ数年がピークの金性(自分)の強さです。
 ここまで来ると、声だの変身だのというレベルでは消化しきれないでしょう。
 こうなったら、成り行きで(方三位)、不特定多数の人々(石門星)を魅了する、
 「おひとり様の女王」にでも、なって欲しいですね。





 4月7日(火)

 日記でNEWS
 

 「萩原流行さん書類送検 歩行者に当て逃げ容疑 過去にも近くで人身事故-俳優の萩原流行さん
  が乗用車を運転中に歩行者への当て逃げ事故を起こしたとして、警視庁荻窪署が3月下旬、
  自動車運転処罰法違反などの疑いで書類送検していたことが6日、同署への取材でわかった。
  送検容疑は昨年10月25日午後、乗用車を運転中、歩行中の都内の50代男性に後ろから接触し、
  男性の左腕に約2週間の軽傷を負わせたまま、助けずに走り去ったなどとしている。なお萩原さんは
  先月も路上でバイクを運転中に転倒し、右腕を打撲するけがをしていた」

 26番は、温厚な性格ですが、根はかなりの頑固。マイペースは崩しません。
 主星車騎星(客闘争)と社会の石門星(主自我)の組み合わせは、ワンマン系リーダータイプです。
 それを、玉堂星(主入力)でバランスをとるので、知性の在り方が大事です。
 バランスが崩れると、偏った人間性が表出します。

 天中殺中の事故です。算命には事故占技というのがあって、注意すべきパターンが紹介されています。
 大まかにいうと、宿命位相法の矛盾、大運と年運の矛盾、一点に集中する合法の危険、あたりです。
 位相法の矛盾は、合法と散法がひとつの支に重なる状態をいいます。
 矛盾が事故を呼ぶという考え方です。中でも特殊位相法の矛盾(大半会と納音など)が強調され、
 また、干合と対冲の組合せ、なども注意項目に入っています。
 位相法は無意識をコントロールする大事な役割をはたしているということでもあります。

 これがあるから即事故というわけではなく、これらが重複するようなケースが注意期間です。
 萩原さんは現在、巳(夏先)酉(秋中)丑(冬後)という、違う季節の水性が一体になる、
 三合会局という大きな盛り上がり大運に入っています。宿命と合わせて3つの半会です。
 運勢的には絶好調で、好きなことを思い切ってできる時、と占われます。
 そこに宿命の破と年運勢の害(2014)天剋地冲(2015)と天中殺という3つの矛盾要因が重なります。
 年運・害と大運・合も注意例に入っている矛盾する位相法です。好事魔多しとなります。

 もうひとつ、これまでNEWSを観るでも何度もでてきたことですが、大運の変わり目注意です。
 これも、特に注意すべきことは、10項目に分類されていて、起こる現象も特定されていますが、
 実際は、それほど厳密なものではなく、いくつかの条件で、いろいろなことが起こっています。

 萩原さんは、接運+運勢上の矛盾+年運天中殺+害or天剋地冲 とあまりにも重なりすぎています。
 天中殺中の事故については、当人が表に出てあれこれ交渉しない方が良いとなっています。
 弁護士や第三者にまかせて、反省することで、テンションを下げて、仕切り直しです。





 4月6日(月)

 日記でNEWS
 

 「タレントの安田美沙子(32)が5日、夫でデザイナーの下鳥直之さん(35)との挙式・披露宴を
  行った。2人は昨年3月14日に結婚。安田の地元・京都やハワイなどで、婚礼衣装での写真撮影は
  事前に済ませているが、ゲストを招いての披露宴は初めて。チャペルで行われた挙式で、純白のウェ
  ディングドレス姿の安田は感極まり涙をポロリ。披露宴では両親への感謝の思いを手紙にしたため
  「お父さん、お母さん…お世話になりました」と号泣したという」

 安田さんの宿命を見た時に、なんだか誰と結婚しても難しそうと思い、ご主人を調べてみたら、
 やはり、誰と結婚しても難しそうでした。難しそう×2で、うまくいく、となるかどうか・・・
 通常、日座納音と午未生年生月中殺というだけで、まず、結婚は??、となります。
 加えて、昨年の結婚は下鳥さんの天中殺年。これだけ材料が揃っていると、相性以前の問題として
 ×確率が70%くらいに高まります。

 安田さんは、心を中心に納音と対冲ですから、自分から感情を整えることはできません。
 相手からのアプローチで気持ちを作って行きます。ですから、恋愛で言うと初期向きです。
 甘い言葉がささやかれ、誉められ、ありがたがられ、という状況をそのまま受け入れて、
 それで心が作られるので、結婚して、甘さが薄れ、言葉が少なくなり、それだけならまだしも
 恋愛時代にはなかった、きつい言葉で怒られたり、非難されるようなことがあると、
 もう、心を保つことができなくなります。下鳥さん次第です。ちょっとしたことでもぶつかります。
 生家頼りの日座天中殺ですが、頼りの母は兄弟と一緒で、自分への愛情がブロックされる形です。
 父と夫が同宮、数があるので、月支が父だとすると、偏夫がふたつ。嫌な感じがします。

 下鳥さんは、母中殺と妻中殺がふたつ。どちらも執着か離れるか極端になります。
 結婚したくらいですから、妻執着ということでしょう。となると。。。
 安田さんの言動に淡白でいられなくなりそうなので、いらだつことは多くなると思います。

 それでも、二人とも、普通の宿命の人と結婚するよりは可能性はあるでしょう。
 ぶつかっても後に残さない形で、干合を繰り返し、納音で調整して・・・
 領域図の密度を保っていられれば・・・

 とはいえ、はやり無理かもしれませんねぇ^^





 4月5日(日)

 

 新食事療法は、しょうが紅茶に黒糖を入れるので、甘味○×は止めます^^
 在庫をなくしたら、本格的に1食健康法に切り替えようと思っていたのですが、
 また、いろいろと頂きものをして、とりあえず、右端のような朝食です。

   

 今週は出かけることも多く、外食もあったので、中途半端な食事で終始してしまい、
 もうしばらくしてから、本格的に実験しようと思います。

 駆け抜ける青春♪ という感じで、あっという間に時間が過ぎて行きます。
 その割に成果はいまいち、時間だけがかけぬけて、本体はよれよれよれ、青春には程遠い(T_T)
 そうそう、都営住宅、外れました(;´Д`) うぅっ。。  そう簡単に当たるものではないのですが
 「落せん」と言う文字は、あまり気分のいいものではありません。

 
 
 「落選」と書けばいいのに・・・せんがひらがなだと、「落」がやけに目立ちます。
 次回は5月、今度はもう少し、募集戸数の多いところを選んでみようと思います。

 だいぶ暖かくなって、待つ嬢さんが体操に参加されました! 
 昨年末から、3週間、風邪をこじらせて、入院していたそうです。
 4k 近くやせたようで、ひと回り小さくなりました。でも、お元気でよかったです^^

 納音年、やっと3か月目に突入です。いろいろ仮説がわいてきて、納音年が終わるころには、
 成果を発表できると思います。それまで、とにかく、元気に生きないと、ですね(o^∀^o)





 4月4日(土)

 日記でNEWS。
 

 宿命中殺はありませんが、大運天中殺と年運天中殺についての考察です。
 その前に、夫過多で典型的な異性関係注意の宿命です。
 25番は、座下1気で、水が山を支えるという不安定な宿命です。
 座下1気水、というのは、冬中(子)がつく番号が皆、該当します。1、13、25、37、49、です。
 十二支は陰で、上に乗る干は陽。陰陽和合するので、個人的感情で座下執着が起こります。
 自分の足元を固めることに意識が向くので、どの番号も、不安定さと強さを併せ持ちます。
 中でも、異常干支になっている、25と37は、強い自我を感じさせることが多くなります。
 25番は夫(異性)、37番は子供が支えです。

 25番は頭の良い方が多いです、卒業後は大手保険会社に2年間勤務した後、美容関連の会社に転職、
 2012年3月に維新政治塾に参加しています。会社は10月に退職して、12月の選挙では当選しています。
 運勢を見ると、初旬天剋地冲で2旬、3旬に大運天中殺があります。
 算命の法則では、2旬、3旬に大運天中殺が来る場合は、駆け上がって、初旬、2旬大運天中殺となり、
 結局、3旬から、このケースでは、40年間の強運の可能性になります。

 なぜ、大運天中殺を移動させなければいけないのか? なぜ、移動できるのか? 疑問です。
 有名人はともかく、一般の宿命では、計算通りに強運になるほうが少ないのですから、
 もう、こういうつじつま合わせの法則みたいなのは、やめた方がいいように思います。
 3旬からというのは、だいたい社会に出て活躍できる年齢だからでしょう。
 現代では10代から(1、2旬から)活躍できる社会になっているのですから、3旬とは限りません。

 このケースなら、初旬に親縁で何か問題があって、それゆえに早い自立をするか
 生家の影響を強く受けるか、どちらか極端になって、2旬、3旬は、自由に現実社会に注力出来る時
 ということでいいように思います。役割りに忠実かつ意欲的に向かって行くなら、
 大運天中殺や位相法の仕掛けで、強い集中力が出て、能力以上の活躍ができるようになる、
 と考えるのがいいように思います。与えられた役割を果たす道を一生懸命歩めば誰でも強運になる、
 そう考えるほうがいいでしょう。そして、純粋な精神でなければ、強運は消えるってことです。

 このケースは、2歳運で早いので、公式通り3旬から強運に乗った形でここまで来ました。
 算命では、陽転大運は年運天中殺を吹き飛ばすような勢いがある、といいますが、
 そういう問題ではなく、あくまでも、やるべきことに純粋に向かっているかどうかです。
 あるいは、かけ上がりはなくて、2014年で大運天中殺は終り、初旬の仕掛けが不発で、
 2015年から、平常の運勢に戻ったとも考えられます。

 2015年で流れが変わって、運勢の変わり目の天中殺、不純な人は(笑)、特に要注意時期です。
 すべての中殺の定義として、現実に執着的に同化するか、現実を離れて精神(技芸)世界へ向かうか、
 二極の可能性を想定して、現実を走るなら、純粋な動機とまじめな努力を条件に運勢の応援がもらえ、
 私利私欲に偏るなら、天中殺違反の罰則が下る、そういう定義を仮説として、検証してみたいです。





 4月3日(金)

 日記でNEWS。
 

 「上重アナ、『スッキリ!!』で生謝罪「深く深く反省しております」-自宅マンション購入の際に
 番組スポンサーの元会長から無利息で融資を受けたと報じられ、2日に謝罪のコメントを発表した、
 日本テレビ・上重聡アナウンサー(34)が3日、同局朝の情報番組『スッキリ!!』に生出演。
 番組開始直後に”大変申し訳ありませんでした”と改めて謝罪した。」

 日座生年中殺です。日座年殺となると、本来向かう仕事の場が中殺されて、苦しい展開になります。
 平凡に育つと、仕事での満足感は薄くなり、年々精神世界へと傾斜します。
 生い立ちのコメントがないので、想像するしかないのですが、母中殺で父干なしの仮父中殺となると
 生家波乱で現実環境へ迎合して、早くから現実経済へと気持ちが向かって、非常に努力家になります。
 上重さんは、大学生くらいまでは、プロ野球の選手になれるくらいの、プレーヤーでした。
 肩を壊して、アナウンサーを目指したそうです。2003年に日本テレビに入社ですから、
 強運ラインに乗ったと考えられます。

 週間文春によると、1億7000万円を『ABCマート』の創業者から無利息で借りたとされています。
 年令からすると、分不相応な買い物で、年殺の現実強運路線に乗っていると見ていいでしょう。
 主観が82%。中殺星は、司禄星、牽牛星、玉堂星とみな小文字の主観的な星たちです。
 個人感情が入りやすく、中殺陽転の条件である、「精神の純粋性」を損なう可能性があります。

 借りたのは2014年ですから、大運天中殺に入ったところです。
 勢いからすれば、陽転して、現実を自由に生きられるところですし、
 このくらいの出来事はスルーしてしまいそうですが、ここを通り抜けても、
 大運天中殺最後の5年に、こういうケースはひっかかると思われます。

 結局、宿命中殺が最大にエネルギーを発揮するには、「精神の純粋性」が大事になります。
 昨日見た、「大勝軒」の山岸さんも、家族のために稼ごうという動機で出発して、
 ラーメンの開発に注力して、お客様に喜ばれるラーメン作りに一生を捧げる様な生き方でした。
 これが精神の純粋性でしょう。それに比べると、強運の勢いに乗じて、私的満足のために
 行き過ぎた行動をとった結果、問題が生じました。それがどれだけ悪い事かという問題ではなく、
 生き方が違うだろうという、神様からのお叱りが、こうした露見になったのだろうと思います。
 牽牛星(主闘争)中殺が最も喜ばないことでもあります。





 4月2日(木)

 日記でNEWS。
 

 「<訃報>山岸一雄さん80歳=つけ麺「大勝軒」創業-麺をスープにつけて食べる「つけ麺」の
  考案者とされる東京・東池袋のラーメン店「大勝軒」の創業者、山岸一雄さんが1日、
  東京の病院で死去した。80歳。山岸さんは東京のラーメン店で修業していた17歳のころ、
  同僚がスープを入れた湯飲みに麺をつけ、かきこんでいるのを見てひらめいた。1961年、
 「特製もりそば」の名で発売すると、大人気に。のれん分けした店は全国に100近く。」

 戌亥生年中殺。これは両親のエネルギーがどちらかに偏っている場合にできる中殺です。
 両親が無事だと、ワンマン父または、かかあ殿下のような偏りの中で育つことになり、
 その親の力で抑えられるように生家に適応して行くと、性格のいい子ができるのですが
 自分の人生の現実面での方向が定まらなくなり、結婚がうまくいかなかったり、
 現実的な意味では、発展が遅れる傾向になります。
 このパターンでは、そのぶん、精神性が高まって、なんらかの才能発揮、
 またはスピリチュアルな世界の住人になるところに活路があります。

 生年中殺で、子供が自然に現実世界へと向かって、経済面での成功を収めるのは、
 両親に、離婚や早逝などの波乱があるケースです。
 山岸さんは、父親が日本海軍の職業軍人だったので、小さい頃は海軍の軍人になるのが夢でした。
 ところが、8歳の時に父が戦死し、その夢も無くなり、早く東京に出て働いて家族に仕送りしたいと
 思うようになりました(母と兄弟が支え)。これが、わかりやすい、年殺の陽転パターンです。

 初旬の律音は親に反抗して家を出るという算命理論がありますが、そういうことよりは
 現実を容認する。生家環境を受け入れて、それゆえに、強い運勢に乗って行くというのが仮説です。
 働いて、家族に仕送りをするという意欲がわいてくることがそれに該当しそうです。
 そういう気持になると、人生は自然に強運方向へと動いて行くと考えています。
 1950年、中学卒業後上京し、印刷機の部品を作る工場で旋盤を扱う仕事をしていましたが、
 上京から1年位経った頃に、仲が良く「兄貴」と慕っていた東京の10歳年上の従兄弟に勧められ、
 1951年、一緒のラーメン屋(修行店)に勤め始めました。こういう流れになります。

 その後、試行錯誤しながら研究を行いメニューの一品として、つけ麺を完成させ、
 1955年、当時は「特製もりそば」として販売していました。
 1961年に『東池袋大勝軒』として独立創業、以来、持病の下肢静脈瘤と戦いながら、
 人気を得て来たのですが、1986年に奥様が病死されて、絶望感の中、そこで一時休業をします。
 これが大運天中殺に入る1年前です。これも天中殺の陽転条件と考えていいでしょう。
 その後、お客さんの要望で再びお店を再開、弟子を100人持ち、のれん分けさせて発展してきました。
 そして、2007年、丁度大運天中殺が終った時に、閉店しています。
 ほぼ、宿命通り、運勢通りの展開でした。

 石門星が3つは、弟子100人につながるのでしょう。もうひとつ、中殺石門星の受容力として
 兄貴という従兄弟に従って、ラーメン屋に修行に行ったこともあげられると思います。
 印刷工も楽しくて、やめたくなかったそうです。でも、大好きな兄貴に頼まれて、となると、
 石門星中殺の執着が、ラーメンへと向かわせたことになります。
 占いでは、執着を捨てたところから、誰でも付き合える人間関係ができるとなっていますが
 兄貴への執着があったからこそ、ラーメンに出会えたと考えるほうがいいのかもしれません。
 そして、父の場所にいる妻中殺。妻への深い愛情(執着)が、絶望につながり、
 それが大運天中殺を陽転させたとするなら、中殺星への執着も意味を持つことになります。





 4月1日(水)

 日記でNEWS。
 

 「三浦祐太朗 母・百恵さんの名曲初披露-引退した国民的歌手・山口百恵さんの長男で歌手の
  三浦祐太朗(30)が31日に音楽番組「UTAGE! 2時間スペシャル」で百恵さんの名曲
  "いい日旅立ち"を披露した。祐太朗が母・百恵さんの曲をテレビで歌うのは今回が初めて。
  谷村新司とのデュエットで披露し、歌唱後には"こみ上げるものがありました"と明かした。」

 辰巳生月中殺。初旬大運天中殺。教科書通りなら2006年から強運の可能性です。
 この場合は、親に波乱があるか、早い親晩れが条件になります。
 芸能人の場合は、親子芸能人であっても、跡を継いだという感じではないと思いますが、
 それでも、辰巳生月が、生家で順当に育って、親の知名度もあって、芸能人になったとすると
 教科書通りに考えると、大変なことになるようです。辰巳月殺は影響が大きいのです。

 「家系に対してはもともとアウトサイーダーとして離れる宿命にある。そこが因縁を受けるので、
  逆に、家系への意識が働き、親と関わってしまうケースも少なくない」

 教科書にはこうあって、確かに、辰巳生月で親と関わるケースは多く見てきました。
 中殺では常に二通りの答えがあります。順当に親離れするケースと、生家にとらわれるケース。

 「 家系を離れると、順当に運は展開していくが、精神面では常に不安定さを抱えている。
  そうしたものを克服しようとするので、この生まれの人は激しい気性の人が多くなる。
  もともと強い気性のグループが、中殺によってよりタフになる可能性を持つので、精神力で成功を
  収める人、パワーで乗り切るタイプが多い。 いわゆるフツーじゃないような印象を与える。」

 これは、生月だけでなく、宿命中殺を解釈する時のひとつのヒントになります。
 中殺星がなんであれ、中殺から生じる精神力、激しい=悪いではなく、激しい=集中力、
 そして、その気性が空洞化する心を支えます。二極化する宿命中殺のひとつの生き方でしょう。

 「 もし、家系の流れを外れることができないときは、それなりの覚悟が必要。
  なにもかもうまくやろうとすると、家族に波乱が起きたり、自分だけでなく、周りの人の運が
  乱れるなどの影響がでる。心の入り込む余地が少なくなり、非常に現実的になっていく。」

 このあたりが、宿命中殺の行き過ぎた表現だろうと思います。もっと過激な解説もあります。
 宿命中殺そのものが、そもそも、両親の結婚のミスマッチみたいなものを内包しているのですから
 波乱は前提です。べつに、宿命中殺者の生き方のせいではないでしょう。
 ミスマッチが悪いわけではありません。国際結婚で優秀な子が生まれるのはよくあることです。
 大運天中殺陽転条件に、「国際結婚」があった家系は、陽転率が高くなる、というのもあります。
 こういうのって、いかにも、後付け後天解釈ですよね。古代に国際結婚なんて、
 占いの文言に入れるほど、あったとは思えません。でも、ここにも意味はあると思うのです。
 ミスマッチが宿命中殺や特殊位相法を生むとして、それは強運の可能性をもっているということです。
 世の中が才能を必要とする時代なら、多くのミスマッチ結婚が出てくるのだと思うのです。
 やはり、ミスマッチ=悪いではない。

 以前、下町で対面鑑定をしていた時に、月殺、年殺を持った人たちが、跡を継いだり、
 夫中殺、子供中殺をもちながらも、5人を育てたり、夫婦もなんとかやってきている、
 という事例を少なからず目にしました。戦前~戦後すぐの時代では、相手を吟味しての結婚なんて
 それほどなくて、結婚式まで1度しか会っていないとか、親が勝手に決めて・・・という結婚は
 そんなに珍しいものではなかったようです。ミスマッチが当たり前。
 宿命中殺や特殊位相法が必要な時代が、やってくることの暗示でもあったのでしょう。
 昔の人は良く耐えたのです。だから、宿命では波乱が前提でも、子供のために、夫のために、
 耐えることでそれを乗り越えてきました。宿命には定義では定めきれない「余地」があります。
 「あんたの占い、ぜんぜん、当たってないじゃない(笑)」と言われたものでした^^

 ここで注目したいのは、「非常に現実的になっていく」という部分です。
 中殺のもう一極の現象は、現実を受け入れて行く、というのがあると思います。
 祐太朗さんは、それでしょう。それは現実的な生き方をするわけではなく、
 目の前の現象を、現象のまま受け入れて行くというシンプルな受容力です。
 それを感情的に吟味することなく、あるがままの現実が現実として心に定着します。
 そう解釈した方が、月殺所有者のお人好し、天然系、などの説明がつくでしょう。

 その反動として、精神は現実を離れたところを模索して、精神性は豊かになる、
 それが宿命中殺のもう一つの形で、実の所、この二極(激しい心と受容力)は分離ではなくて
 それぞれに、混在して現れるように思っています。

 百恵さん夫婦、とまぁ、言ってしまうのですが、本来は三浦家ですから友和さん夫婦。
 この夫婦も、おそらく友和さんがよく耐えているのかなと、想像しています^^


 
                 

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