アナ・ログ ~アナウンサーリレーエッセイ~

秋の気配

2012/09/24
最近「あなたにとって秋は、○○の秋?」というインタビューをしました。
最も多いのが「食欲の秋」。
続いて「スポーツの秋」。
「読書の秋」はほとんどいませんでしたね。
中には「睡眠の秋」と答えた方もいらっしゃいました。
夏バテの体を癒すんだそうです。確かに秋はよく眠れそうです。
わたしならそのまま冬眠してしまいそうです。

さて、私にとっては職業柄、やはり「スポーツの秋」です。
9/17には自身初となるプロ野球実況を担当させて頂きました。
解説は楽天初代監督の田尾安志さん。
以前、田尾さんから「是非とも広瀬くんと中継してみたい」と言葉を掛けて頂いていました。
私も初の中継でご一緒できて大変光栄でした。
試合途中、8点差を追う苦しい展開になりましたが、田尾さんに何度も助けて頂きました。
感謝しております。

中継当日の実況もそうでしたが、直前の大阪遠征にも帯同させて頂けたこともいい経験でした。
客観的な立場でなくてはなりませんが、選手とともに闘う気持ちも大事。
その意味でも何日間も選手と話ができ、学べることがたくさんありました。

さて、シーズンも佳境。
実りの秋を迎えられるよう、精一杯応援を続けましょう!

次は林さんです!

9月になれば

2012/09/07
昨日は私、広瀬修一の誕生日でした。
東京出張中のためフジテレビの方々が祝って下さいました。
ここ数年、知り合いと誕生日を過ごした記憶がありませんでしたが、正直新鮮な気持ちであり、照れくさい気持ちもありました。
何より、祝ってもらえるって幸せだなと感じました。

そして9月といえば私にとっては夏休みの時期です。
3年前はパリ、2年前はポーランド、去年はマカオに行きました。
今年は北京に行く予定です。
北京にはこんな言葉があります。
「不到長城非好漢、不吃カオ鴨太遺憾」
“中国を訪れて長城(万里の長城)を見ていなければ好漢とはいえない、北京カオ鴨(北京ダッグ)を味わっていないのは大変残念であり訪れた甲斐がない”
という意味だそうです。

もちろん万里の長城と北京ダッグの両方を堪能するつもりです。
北京ダッグを初めて食べた時以来、『北京ダッグはタレの味』としか思っていませんでしたが、本場の北京ダッグはどうやら肉も一緒に食べるため、タレ以外の味がするようです。
既成概念を覆すような衝撃の味を期待しています!

そして中国といえば、やはり万里の長城。
アメリカで、1リットル以上あるLサイズのコーラを見た時や、自動車を満載した100両編成の貨物列車を見た時もスケール感に圧倒されました。
ただ万里の長城がそのレベルではないはずです。

見たことない物を見るってことは大切ですね。
この9月、色々と勉強してきます。

次は浅見さんです。
この夏最大の思い出は8年ぶりに見に行った地元・門前仲町を中心としたお祭り「深川八幡祭り」です。

江戸三大祭りの一つとも言われている深川八幡祭り。
この祭りの凄いところは神輿の多さと、名物・水掛祭りの迫力です。

今年は3年に一度開かれる例大祭。
皇居から続く永代通りを54基の大神輿がおよそ8キロに渡って練り歩きます。
例大祭は去年開催予定でしたが、震災の影響で中止となり4年ぶりの開催。
私にとっては仙台に来る前の2005年に見に行った以来でした。
5日間で神輿の担ぎ手だけで3万人が参加します。

そして沿道からお神輿に向かって水を掛け合う「水掛け祭り」は大迫力。
数十メートルおきに町内ごとに水を満載したトラックが並んでいてバケツで水をかけまくります。
永代通りから空を見上げると、いたるところから水しぶきが上がっています。
さらには消防団が消火ホースでお神輿に放水する光景は見物です。
観衆にギリギリ水がかからないように、風も計算されての放水は正に職人技。
ただ、職人達の手元も狂うことがあるようで、ビショビショになってしまった人をよく見かけます。
そんな豪快な水掛の隣には、水鉄砲を片手にはしゃぐ可愛らしいお子様の姿もいたりして。
それぞれの町が一体となって、それがさらに大きな団結を生んでいるような気がしました。

54の地区ごとに練り歩く行列の中には「頑張ろう東北」のメッセージを掲げて歩く町も地区もありました。
そして今年は復興を祈願して、岩手県平泉町のみこしも参加していました。

去年は聞かれなかった下町ならでは威勢のいい“わっしょい、わっしょい”の掛け声。
ようやく地元に元気が戻ってきたと実感しました。


次は寺田さんです。

あー夏休み!

2012/08/06
前回に続いて夏休み・水泳トーク
7月下旬にフジテレビの榎並アナと焼肉を食べがてら水泳談義。
(榎並アナは慶應大学時代、水泳部・遠泳部門の主将)
バタ足のコツを教えてもらいました。
榎並アナは『ネッシーが現れるイメージで足をゆっくり水面から出した後、強く水を蹴る』。
ネッシーを見たことがないと伝えると『イメージだよ。分かるでしょ』とのこと。
そりゃそうです。

早速プールでバタ足練習。
ネッシーのことは忘れて25mにトライ。
すると、18秒ほどで泳ぐことができ夏の間の目標クリア。
ただロンドンオリンピックを観てみると、50mを26秒くらいで泳いでいることを知って愕然。
なんて低レベルな話をネットでさらしていたのだと、ほんの一瞬心を痛めつつ、週に2,3回、今も水泳をしています。


さて、写真はフジテレビ主催のお台場合衆国ステージ前。
榎並アナとの焼肉前、普段良くして頂いているフジテレビCSR推進室の方々と一緒にお台場でゴミ拾いをすることになりました。
CSR推進室の方々は食育イベントなどの社会貢献活動や省エネキャンペーンなどの環境保全活動をっていて、その一環で清掃活動に参加させて頂くことになったわけです。

2週間に1度行われているということで、昼時の30分間で袋が一杯になるくらいのゴミを拾いました。
特に多かったのがタバコのフィルター。
道の真ん中で見つけたと思えば、生垣など人目につかない所にもたくさんあり、到底拾いきれません。
何人かの方がポイ捨てをすれば、それを拾う人の苦労は並大抵のものではありません。
何度も腰をかがめ、ゴミ拾いトングを使うたびに腕が痛くなります。
腰痛や腱鞘炎との闘いです。
何よりもゴミの山を見ると悲しい気分になります。
そうならないためには、やっぱりポイ捨てをしないこと!
みんなで綺麗な町を心がけましょう!

次は林さんです!

夏にご用心!

2012/07/25
私のプロフィール趣味欄にある“新スポット巡り”。
その隣にあるのが“焼肉”です。
私の外見は草食系男子に見られますが、食に関しては完全に肉食です。

仙台で一人暮らしを始めてからは朝5時に牛丼を食べてから出社し、夜は焼肉を食べる。
そんな食生活で4年間を過ごしてきました。

一年中食べている焼肉ですが、気を付けなくてはならない夏バテ対策に最大の力を発揮します。
先週には、昼に焼肉、夜も焼肉の日がありました。
今年も焼肉パワーで夏バテ克服です!

そして夏バテ解消法として今月から始めたのがジムで水泳をすることです。
高校の授業以来となったクロール。
できるものかと思って泳いでみると25mが30秒ほど。。
息も絶え絶えでした。
それでも30分ほど続けると、なぜか心地よくなってクライマーズハイならぬスイマーズハイ状態。
タイムは1時間ほど練習して何とか27,8秒ほどに短縮できました。
家に帰ってクロールのフォームを研究してみると、新たな発見がありました。
伸ばした腕は人差し指から入水。
5本の指は完全に閉じることなくリラックス状態。
Iの字型に水をかき、腕を伸ばしたところで肘から水面から出す。
バタ足は足の付け根を支店として、膝を曲げない。
息継ぎの直前には、息を全部吐ききること。
そんな基本を今更さら知りましたが、フォームを意識して2回目に臨むとタイムが23秒ほどになり、3回目には20秒になりました。
2週間で約10秒短縮!基本の大切さを改めて痛感。
さらに以前までは水中でSの字型に水をかくのが主流だった、など、フォームの変遷が非常に激しい競技だと気付きました。
目標は今月中に17,8秒にすること。
やればやるほど楽しくなる水泳は今では2時間ほど泳ぎ続けることができます。
その副産物として、あっという間に肩凝りが治りました。

この夏の体調は、ここ数年にはなく絶好調!
まだまだ元気に突っ走っていきます!
次は飯田さんです。

文月の出来事

2012/07/06
あす7月7日から新番組『DATE!MENくらぶ』(ダテメンと読みます)が始まります。
詳しくは明日のON AIRをご覧頂きたいのですが、中学校の調理実習以来、約15年ぶりの料理に挑戦します。

しかも元ベガルタ仙台の千葉直樹さんと一緒!
料理初心者の2人による完全なる男料理です。

料理に関して若葉マークの2人にご指導下さるのは、料理研究家としてテレビや雑誌、料理教室などでご活躍中の料理愛好家・江川和花さん。
和花さんが『ちびっ子向け料理教室みたいで楽しい』と評する男料理を、是非とも温かい目で見守って頂けたらと思います。

他にも様々なコーナーでお届けする新番組『DATE!MENくらぶ』
毎週土曜日午前11時30分から15分間。
ランチ前のゆったりとしたお時間に、横になりながら見て頂けたらと思います!


次は柳沢さんです。
前回のテーマで書きましたが、スカイツリーに登ってきました…
と書こうと思っていたところ、仕事が入って結局、登頂できず。
「ドタキャンにならないように」とコメント下さった方の通りとなりました。
楽しみが先に伸びたということで、後日また機会があれば。

ただ、スカイツリー完成に沸いたのはもはや先月の話。
開業からひと月以上経てば、私の関心事も変わります。
その一つが「7月1日から飲食店での提供が禁止」される“牛レバ刺し”。
駆け込みネタに乗っかって、禁止発表以降、毎週食べるようになりました。

こだわりは“ゴマ油塩のつけダレ”
あのしょっぱさがたまりません。
「レバーではなくタレが好きなのでは?」という思いもあります。
もしかしたらそうなのかもしれません。
「前からそんなに好きだったの?」と問われれば、「う~ん、時々食べるくらい」なもの。
それでも、去るものを追うのが男子の本能。
「もう食べられないかも」となれば、今のうちに食べたくなるし、いっそう美味しく感じられます。
「レバ刺しを食べた」と友人に報告すれば、羨ましがられて何だか凄いことをやったような気にもさせてくれます。
そして何より、ブログのネタになります。

写真は、麻布十番で食べたレバ刺し。
今月も、あと残りわずか。
最後の最後までレバ刺し狂想曲に翻弄されようじゃありませんか。

次は柳沢さんです。

水無月

2012/06/08
前回、東京スカイツリーとソラマチに行きたいと書きました。
思い立ったら即行動。
というわけで行ってきました。

地下鉄・半蔵門線の最終地点くらいにしか思っていなかった押上駅。
実家から車で15分と想像以上に近い場所にありました。
平日の昼間でも大勢の人で賑わいテンションも上がります。
これだけの人気スポットが東京に生まれたという記憶は、これまでにありません。
恐らく東京ディズニーランドくらいのビッグイベントなのでしょう。
と言っても、ディズニーランドができたのは私が生まれる前なので勝手な想像ですが。

ただ今回はチケットがなかったのでスカイツリーには登れませんでした。
ただ、しかーし。
5月31日の朝から、チケット臨時発売開始の情報をゲット。
もちろん、パソコンの前で待ち構えていました。
混雑が予想されましたが…。
あっさり、チケットゲットしました。

というわけで今月のメインイベントはスカイツリーに登ることです。
次の次の掲載の頃に写真をアップします。

続いては稲垣アナです。
4月から新しくなったホームページのアナウンサーのプロフィール。
私の趣味欄には「新スポット巡り」とあります。
賑わっている場所が好きで、すいているものより、人ごみでゴチャゴチャして歩けないくらいの方がワクワクします。

ゴールデンウィークには、姉が京都で結婚式を挙げたのでオープンしたての京都水族館に行きました。
そしたらなんと“当日券購入まで待ち時間、最大150分”の看板が。
入場まで考えると一体どのくらい時間がかかるのか!
一人だったら並びましたが、両親と一緒だったので退散しました。
それにしても物凄い混みよう。
さすが京都!って感じでした。

そんな今、行きたくてしょうがないのが地元・下町にできた東京スカイツリーと東京ソラマチ。
テレビや雑誌の特集を目にするだけでウズウズしてきます。
物凄く混んでいるのは明らかですが、日々攻略法を調べています。
このブログを書いていたら余計ワクワクしてきました。
近々行ってきます!!

次は林さんです。

五月晴れ

2012/05/01
今回のテーマは【五月晴れ】です。
この“さつきばれ”を広辞苑で調べると
(1)梅雨の晴れ間
(2)五月の空の晴れ渡ること
とあります。
(2)はすぐに納得できますが、なぜ(1)の意味があるか?
というと、元々は“陰暦の5月”のことを差して“五月=皐月=さつき”としているからです。
ちなみに2012年の陰暦の5月は、現代のカレンダーで6月20日から7月18日頃。
まさに梅雨時です。

五月を“さつき”と読む場合の言葉は他にもあります。
例えば、五月雨(さみだれ・さつきあめ)も陰暦の5月の雨のことで、梅雨のことを指します。
これは、現代の5月の雨という意味はないようです。
確かに【五月雨式(さみだれしき)】という言葉は「断続的に続く」という意味ですね。
5月の雨に、断続的に続く印象はなかったので、旧暦5月(現在の6月~7月)の雨ならば納得です。
もちろん初めて知りました。

“さつき”とは読みませんが、有名な難読文字【五月蝿い】という漢字。
これで“うるさい”と読みますが、これも「陰暦(今でいう梅雨時)の5月のハエがうるさい」ことが語源だそうです。
確かに、この時期はまだハエを見ませんね。

これまで気にもしていませんでしたが、気付けば「なるほど」と新しく勉強できた、今回のテーマでした。
続いては寺田さんです。