半沢直樹2 第8話 原作との違いは?【銀翼のイカロス】

半沢直樹の福山啓治郎(山田純大)と渡真利忍(及川光博)

前回(第7話)の記事はこちらから↓

半沢直樹2 第八話 ゲスト俳優

宮野真守(金融庁・古谷)

宮野真守のプロフィール

  • 生年月日:1983年6月8日
  • 出  身:埼玉県
  • 血液型 : B型
  • 身  長 :182cm

宮野真守の代表作

  • ミュージカル『王家の紋章』
  • 劇団新感線『髑髏城の七人season月<<下弦の月>>』
  • ミュージカル「テニスの王子様」
  • DEATHNOTE 夜神月(声優)

宮野真守のその他声優としての代表的な出演作はこちら↓


6話で登場した金融庁の黒崎の部下、古谷が再登場しました。今回もセリフは「ちょっと、よろしいですか」、「お待たせしました」、「質問してるのはこっちなんだよ」、「はい!」と多くありませんでしたが声優宮野真守の良い声が映えていました。なにより期待通り黒崎に「握られて」くれましたね。

山田純大(福山 啓次郎)

山田純大のプロフィール

  • 生年月日:1973年2月14日
  • 出身地:東京都
  • 血液型:O型
  • 身長:180cm

https://www.horipro.co.jp/yamadajundai/

みのすけ(灰谷 英介)

みのすけのプロフィール

  • 生年月日:1965年4月25日
  • 出身:東京都
  • 身長:163cm

https://www.horipro.co.jp/yamadajundai/

みのすけの代表作

  • ナイロン100℃ 44th SESSION『ちょっと、まってください』
  • ナイロン100℃ 45th SESSION『百年の秘密』
  • ナイロン100℃ 46th SESSION『睾丸』

ナイロン100℃メンバーであるみのすけが半沢直樹に参戦しました。同じくケラリーノ・サンドロヴィッチ作品に多く出演しており半沢直樹2第5話で銀行から帝国航空に出向していた永田宏を演じた山西惇とは「百年の秘密」で共演しています。

半沢直樹2第八話 原作(銀翼のイカロス)との違い

タスクフォースによる再建案

原作ではタスクフォース設立後3ヶ月経ち、帝国航空と友好的な関係を半沢が結んで直後に山久から情報が提供されていました。ドラマ版ではvs箕部との対決に向けて敵が箕部だとはっきりさせ話の構成を分かりやすくするために八話まで遅らせたものだと思われます。

また、箕部の選挙地盤が原作では舞橋とされていますが、ドラマ版では前作で半沢が請け負った伊勢志摩ホテルの存在する伊勢志摩に変更されていました。

金融庁による仄めかし

ドラマでは金融庁検査官黒崎(片岡愛之助)によって東京中央銀行と箕部の繋がりが仄めかされました。

原作「銀翼のイカロス」では黒崎の出番は金融庁のヒアリングのみです。よって原作では「伊勢志摩ステート(原作では舞橋ステート)」については、金融庁のメンツを潰された黒崎が政府に一矢報いようと、半沢たちへのヒントとしてわざわざ与信の裏付けが甘いと重箱の隅をつつくような細かい指摘を名指しで行っていました。

中野渡頭取の出身派閥

第8話ではっきりと情報がでた原作との大きな違いとして中野渡頭取(北大路欣也)の出身派閥が異なることが挙げられます。

物語の舞台である東京中央銀行の前身である、旧・産業中央銀行と旧・東京第一銀行はそれぞれの出身者が旧S・旧Tと呼ばれその間には深い溝が存在します。池井戸潤の原作では中野渡頭取は旧Sであり、半沢や大和田と同じ出身派閥ですが、ドラマ半沢直樹では中野渡頭取は紀本常務や牧野旧副頭取と同じ旧T出身であることが判明しました。中野渡頭取が合併前の不正融資に原作よりも近づくことになるので今後の展開に大きく影響しそうです。

かつての敵福山再登場

2013年放送の半沢直樹で、金融庁模擬検査で伊勢島ホテルの担当を巡って半沢と争った福山 啓次郎(山田純大)が半沢直樹2の8話に再登場しました。原作では大和田も登場せず半沢と手を組んでいないので、その息のかかった福山も登場しようがなかったのですが今回半沢の窮地を救う形で再登場しました。来週放送の第9話の予告にも姿が映っているのであの癖の強いキャラクターがまた楽しめそうです。

福山 啓次郎(山田純大)

東京中央銀行融資部。産業中央銀行出身の大和田派で切れ者との評判が高い。データがすべてというのが持論で、常にタブレット型パソコンを持ち歩いている。

https://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/2013/chart/fukuyama_t.html


牧野副頭取の命日を8話の当初の放送予定日だった9/6に設定していたようなので、放送が延期されなければ放送日がまさに命日でリアルタイムに話が進んでいる様子を演出できていたと思うと、先日の放送延期は一層残念に感じますね。ドラマで人気が出たために原作「銀翼のイカロス」に再登場することになった金融庁の黒崎をより一層人気が上がるような形で退場させるなど、ドラマオリジナルの展開がとても熱かったように思いました。

半沢直樹も残り2話ですが半沢直樹第一期の前日譚にあたる池井戸潤の半沢直樹原作最新刊「アルルカンと道化師」の発売も9/17(木)と迫っています。前回も黒崎検査官をドラマでの人気を受けて「銀翼のイカロス」に再登場させたりしていたので、今回も何かあるのではないかとワクワクしてしまいますよね。次回予告の「3人まとめて……!!!!!」のあとに続くのはやはりあの言葉なのでしょうか。

これからも半沢直樹の盛り上がりが楽しみです。

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