台湾精進料理金壺食堂/きんつぼしょくどう（那覇市壺屋）

那覇のやちむんで有名な壺屋には台湾の方が多く住んでおられるとのこと。
ここ金壺食堂のとってもやさしいお母さんも台湾のご出身。

朝8時から始まる金壺食堂は、体に優しい台湾精進料理のお店で飲みすぎた後の次の日の朝食に最適。しかも、なんといまどきワンコイン(500円)でバイキングが楽しめるというから驚きです。

店内に入るとカウンターに、おおよそ10種類くらいの料理が並びます。奥にはおかゆやスープもあります。

バイキングということで、おかわりし放題ですので、まずは、少しづつお皿に盛ることをお勧めします。

正直、体に良いものということで、また、500円という安値を考えて、味にはまったく期待していなかったkanjimanですが、いざ食べてみると、どの料理も味付けが繊細で、その美味しさに驚きました！

また、精進料理ということで、肉や魚は使用されていないとのことですが、肉と間違うような味がする料理もあり、それぞれとても手の込んだ料理であることに気づかされました。

お店はお母さんのお子様達がお手伝いされているとのことですが、お母さんも、息子さん、娘さんたちもとても優しく、ご馳走様をして出発するときには、家族を送り出すような温かい声をかけていただき、朝からとても気持ちの良い思いになることができました。

なお、途中、台湾語（および日本語）を話すおじいさんが来店されました。「あら、またきてくれたのね。」とお母さんが声をかけると、おじいさんは、おかゆと少しのおかずを取りその場でもぐもぐ。そして御代は払わず（笑）「今度はいつきてくれるの？」と声をかけられつつ、また出て行かれました。

お母さん曰く「あのおじいさんは、相撲が好きで、良く台湾から沖縄に相撲を見に来るのよ。」とのこと。
「相撲って沖縄でやってたっけ？」と心で思い「ああ、そうなんですか」と微妙な返事をしたkanjimanでしたが、その心中を察したのか間髪いれず「もちろんテレビでだけどね。」とお母さん。（笑）
テレビを見に、しょっちゅう台湾から沖縄に来るという話らしく、いや恐るべし！

なお、ちまきは別料金で200円となります。

美味しいと評判ですので、是非試してみてくださいね。多くの数をテイクアウトする場合にはあらかじめ予約をすると良いでしょう。
なお、バイキング以外の別なメニューは以下の通りです。

食素ハムとは？グルテンとは？（グルテンミート？）おそらくどちらも肉でない肉なのでしょうが、なかなか興味深いメニューが並びます。水餃子も試してみたいですなぁ。