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良恕法親王筆詠草

Keio Object Hub
人物
年代
制作年 AD17
タイトル
リョウジョホウシンノウヒツエイソウ
コレクション
所管
斯道文庫 キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-000667-0000
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
手書き 矩形 フォント 材料特性 平行

良恕法親王〈りょうじゅほうしんのう・1574-1643〉は、陽光太上天皇〈ようこうだじょうてんのう=誠仁親王・1552-86〉の第三皇子で、後陽成天皇〈ごようぜいてんのう・1571-1617〉の弟。初名は覚円、のち良恕。俗名は勝輔。一字名は玉・竹・東・曼など。天正15年〈1587〉曼殊院(まんしゅいん)に入室、翌16年に親王宣下を受け、同年、尊朝法親王〈そんちょうほうしんのう・1552-97〉のもとで得度。文禄2年〈1593〉伝法灌頂を受ける。元和7年〈1621〉二品。寛永16年〈1639〉、第170世天台座主に補せられた。良恕法親王は入木道(書道)に秀で、また画や和歌・連歌も能くした。端書によって、寛永14年〈1637〉6月11日、前内府三条西実条〈さんじょうにしさねえだ・1575-1640〉の邸において挙行される当座の和歌会にあたり、良恕法親王が、当日の歌題「人丸」(柿本人麿)につき二首を詠み、添削を乞うたもの。添削の主は、それぞれの歌に注を加え、末尾に「此の御詠、猶以って然るべく存じ候。如何、如何と仰す」と感想を書き加える。文面の調子から、添削者は、法親王の兄・後水尾天皇〈ごみずのおてんのう・1596-1680〉と判明する。親王64歳、後水尾天皇44歳であった。「[端書]寛永十四年六月十一日於三条前内府当座実条公館/良恕/人丸舟人は明石の波にこぎ出てながめにうかぶ淡路しま山/名にしおふ明石の浦ははるばると行かふふねの旅ぞおえせぬ/(異筆)此御詠猶以可然存候仰如何々々」

[端書]寛永十四年六月十一日於三条前内府当座実条公館良恕人丸舟人は明石の波にこぎ出てながめにうかぶ淡路しま山名にしおふ明石の浦ははる/\と行かふふねの旅ぞおえせぬ(異筆)此御詠猶以可然存候仰如何々々

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-000667-0000
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

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所管・分類など

所管
斯道文庫
キャンパス 三田
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美術

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オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Draft Kaishi by Princely Priest Ryojo

物理的特性

重量と数量
員数 1葉
付属品
極札

識別情報

タイトル(英題)
Draft Kaishi by Princely Priest Ryojo

物理的特性

重量と数量
員数 1葉
付属品
極札