奈良県
天神様の冥福を祈って、守護物の牛の代わりに鶏を入れたすき焼き
かしわのすき焼き
奈良では、月の中旬、天神さま(菅原道真公)の冥福を祈るために、天満宮の宮さんに氏子総代が参列し、神主さんによる祭儀が秋祭りとしておこなわれる。天神さんの守護物が牛であるため、牛肉のかわりに鶏をつぶして「かしわ(鶏肉)のすき焼き」をつくり、親戚などに振る舞っていた。奈良では、お祝いなどのときには、「かしわのすき焼き」が食卓にのぼるごちそうだった。「かしわのすき焼き」は、牛肉の代わりの鶏肉の他に、菜っぱや松茸を入れる。松茸の香りや肉の味が菜にしみておいしい。
資料提供 : ぐるたび
-
静岡県
日本最古のたまご料理
-
福井県
お祭りには不可欠の鮮やかな赤が目を引く料理
-
新潟県
佐渡で昔ながらに食べられている伝統インスタント食?
-
富山県
富山では「よしな」と呼ぶ、山菜を使った料理