松田章一　　Shoichi Matuda

鏡花劇場代表。劇作家。1936(昭和11)年、石川県辰口町生まれ。
金沢大学法文学部卒業。金沢大学付属高校副校長、金沢東高校副校長、金沢東高校校長、金沢学院短期大学教授、平成17年4月より金沢市立ふるさと偉人館館長。

北陸新協五十周年記念のために書いた「島清、世に敗れたり」で、昭和58年度の文化庁舞台芸術創作奨励特別賞を受賞。60年、劇団「昂」「円」（片岡弘貴、島村佳江、仲谷昇ら）が合同公演し、翌年文化庁移動芸術祭作品として、西日本を巡回公演した。平成11年石川県文化功労賞受賞。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「花石榴」「酸いも甘いも」「雛納い」「白梅は匂へど…」など鏡花劇場の上演台本を書くと共に、劇団「円」のために書き下ろした「芭蕉落柿舎日記」（仲谷昇主演）がある。また｢戯曲集和菓子屋包匠他｣で泉鏡花金沢市民文学賞を受賞。著書に｢直道の人｣｢暁烏敏世と共に世を超えん｣等がある。