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〈2010W杯〉 朝大の同級生が鄭大世選手を現地で激励

「W杯出場、夢のよう」

同胞選手たちを激励した李敬宰さん(右から2番目)

 【ケープタウン発=李東浩記者】ポルトガル戦を終えた朝鮮代表選手団は翌日の22日朝、ケープタウンの宿舎を後にした。

 選手たちが宿舎を出発しようとしたその時、鄭大世選手を探す「客人」がロビーに現れた。すると鄭選手は、かなり驚いた様子だったが、すぐに笑顔で迎え抱擁した。

 「客人」の正体は、鄭選手の朝鮮大学校時代の同級生で、当時のサッカー部主将、李敬宰さんだった。共にサッカーをした同級生が世界の舞台で活躍することがあまりにうれしくて、日本から現地まで激励に駆け付けたという。

 李さんは数年前、南アフリカで暮らしたことがある。勤め先の語学研修で、人種差別や貧困といった問題を抱える国の現状を生で感じたいと思いこの地にやってきたという。「黒人居住区」でサッカーチームを作りコーチをした経験もある。兄は元朝鮮代表の李漢宰選手(コンサドーレ札幌)。

 李さんは「ポルトガル戦を観戦した。実は当日、会いに行きたかったが、チームの雰囲気を考えたら行けなかった。それでも同級生の大世がW杯に出場しているということが夢のようだ。次の試合もがんばってほしい」と言いながら、日本から持参した鄭選手との思い出の菓子を手渡した。

[朝鮮新報 2010.6.24]