■ 分 類 | チョウ目 カレハガ科 マツカレハ亜科 |
■ 学 名 | Dendrolimus spectabilis |
■ 発生時期 | 6〜7月(年1化、幼虫越冬) 稀に 9〜10月に2化目が出現 |
■ 分 布 | 北海道、本州、四国、九州、対馬、南西諸島 |
■ 大 き さ | 開帳 オス45〜60o メス70〜90o |
■ 食 べ 物 | マツ科(カラマツ、アカマツ、クロマツ、ヒマラヤスギ) |
2007.7.26 岡山県吉備中央町(オス)
2007.7.30 岡山県吉備中央町(メス)
2004.5.23 岡山県吉備中央町(終齢幼虫)
■ 備 考 |
オスとメスで色彩が大きく異なるが、横線の特徴などは同じである。オスは燈火によく飛来するが、メスを見る機会は少ない。
幼虫はマツ科の植物の葉を食べる大型の毛虫で、「マツケムシ」と呼ばれる。 毒針毛をもち、触れると激痛があり、腫れ上がる。蛹は松葉を複数本束ねて作るのが普通。 冬季に松の幹にこも巻きするのは、本種の幼虫駆除のためと言われている。 |
■ 岡山県の情報 |
岡山県全域に広く分布し、普通。(岡山県野生生物目録2019) |