チャドクガ

 
■ 分  類 チョウ目 ドクガ科
■ 学  名Arna pseudoconspersa
■ 発生時期7月、10月(年2化)
■ 分  布本州、四国、九州、対馬
■ 大 き さ開帳 24〜35o
■ 食 べ 物ツバキ科(チャノキ、サザンカ、ヤブツバキ)
チャドクガ(成虫)

2015.7.15 岡山県吉備中央町

チャドクガ(成虫)

2011.7.16 岡山県吉備中央町

チャドクガ(幼虫)

2011.6.12 岡山県吉備中央町

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■ 備    考
成虫は黄色地。前翅の基部からの大部分に暗褐色の鱗粉を帯びる。
ゴマフリドクガ(Somena pulverea)に似るが、本種は 2本の横線が白く浮かび上がる。対して、ゴマフリは 線の位置に黒色鱗粉がないことで、線の存在が分かる。また、本種は、前翅外縁の頂角よりに2個の黒点を有する。

幼虫はツバキ科の植物に集団発生する。極めて多数の微細な毒刺毛をもち、皮膚炎を起こすことで知られる。さらに、幼虫の毒刺毛は、繭、成虫の尾毛、卵塊にも付着し、同様の被害をもたらす。
■ 岡山県の情報
岡山県では南部から中部で普通。北部では少ない。
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