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第28回全国棚田(千枚田)サミットに参加しました

令和5年11月18日、和歌山県那智勝浦町で全国棚田(千枚田)サミットが開催され、全国各地から約560名が参加しました。

オープニングセレモニーでは、那智勝浦町の社会福祉法人若葉福祉会わかば保育園の園児による鼓笛パフォーマンスが披露されました。

事例発表では、棚田を守ろう会の外山麻子氏より「想像力がつなぐ棚田、私たちは今」と題して、移住者も含めた年4回の米作りイベントを通した都市圏の人たちとの交流について紹介があり、「色川の棚田を守っているのは、自給用の耕作がほとんど。自給のために耕す人が十分にいれば棚田はおのずと守られると自らの考えを説明しました。

 

続いて行われた基調講演では、島根県中山間地域研究センターの有田昭一郎研究企画監より「次世代に引き継ぐための地域の体制づくり」と題し、島根県の人口の状況と中山間地域の人口の動きについて説明があり、人口減や高齢化などの課題がある中、若者の定住者を増やす条件づくりが必要と話がありました。

その後、4つの分科会が開催され、サミット1日目は終了となりました。

2日目は和歌山県紀南地方で唯一のつなぐ棚田遺産「色川の棚田群」で現地見学会が行われ、餅つきやしめ縄体験、地元特産品の販売会が実施されました。

次回の棚田サミットにつきましては、令和6年10月17日~18日に、長野県上田市の開催を予定しています。

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