どろり濃厚○○○を作ろう!!



第二回のテーマは「どろり濃厚○○○を作ろう!!」です。
今回はwall氏とM.M氏にご協力を頂きました。

「どろり濃厚○○○」とは、Keyの「AIR」という作品に出てくるジュースのことです。○○○の部分には練乳味、ピーチ味、ゴーヤー味、ゲルルンの4つが入ります。はじめの3つは材料がわかりやすいのですが、最後のゲルルンだけは材料が特定できなかったため、料理の対象からはずしました。今回作る練乳味、ピーチ味、ゴーヤー味に共通していることは濃度が500%だということです。(ちなみにゲルルンは1000%だそうです。)以下の画像はアニメ版AIR12話のシーンからお借りしました。

AIR12話より



濃度が500%というかなり濃い味であるにもかかわらず、ためらわずに飲む観鈴。
彼女の味覚は正常なのか否か!?


ということで、お料理スタート!!



材料はゴーヤー3本、ゼライス、オレンジジュース、練乳(チューブ)、ピーチジュース5本です。
オレンジジュースはゴーヤー味の時に使います。(NHKの「ためしてガッテン」を参考にさせて頂きました。)
ゼライスを使うとゼリー状になってしまい、ジュースとは言えなくなってしまうのですが、AIR本編ではパックの側面をギュッ、ギュッっと押さないと出てこないということで、やむを得ず使うことにしました。(そうしないと逆さまにした時に内容物が出てきてしまうので。)

材料です。

実際は全ての味を並行的に作っていったのですが、わかりやすさを出すために各味について別々に書いていこうと思います。







@ピーチ味

実に簡単な作業です。
まずはじめにピーチジュース5本を全て鍋の中に入れます。
実食(飲?)の時にこのパックを入れ物として使います。


ピーチジュースを投入。


そして火にかけます。


焦がさないようにちゃんと火の強さを調節します♪

業者さんは消費者がピーチジュースを沸騰させるとは思ってなかったでしょうね・・・。

ジュースを沸騰させたのはコレが初めて☆アハ!


しばらく経つといい感じに量が減ってきました。においがすごい。


だんだんに詰まってきましたね・・・。


煮詰めが終了した状態がコレです。ピーチジュースじゃないよコレ・・・。


だんだん黒っぽくなってきた・・・


計量カップに取り出したところを横から撮影。
もともと200ミリリットル×5パックあったのがほら。
全部あわせて200ミリリットルを切ってます。


160ミリリットルくらいかな。


そこにゼライスを投入してかき混ぜます。


本当はお湯に溶いてから混ぜるんだけど、そうすると体積が増えてしまうので、無理やり溶かしました。


そして、パックの中へ入れ、切り口をテープでしっかりと留めてから冷蔵庫へ。


いってらっしゃ〜い☆


あとは完成まで待つのみ。

これにて第一段階終了。








Aゴーヤー味


まず、ゴーヤーの下処理から。
はじめに適当なサイズに切ります。


サクッとね。


だいたいこんな感じ。


意外と綿が多いんですよ


次に中綿を取ります。


スプーンに力を込めます。


こんな感じ。


この時点ではまだ引き返せた・・・


あとはひたすらすり下ろすのみ!


ゴーヤーをすり下ろしたのは初めて。


この作業が意外とつらい。交代しながらなんとか終わりました。


ものすごい疲れました。時間が結構かかりました。


次にネットを使って液体部分と固体部分を分離させます。
いわゆる「ろ過」みたいなものです。


こします。


液体が出るわ出るわ。


絞ります。


絞り粕でゴーヤー1本分くらいになりました。


ゴーヤーじゃん!?


この時点で大量の泡が・・・。


メロンソーダっぽい。


ここでオレンジジュースを投入。全部入りそうだったので、1リットル入れちゃいました。


ちょっとはマシになればいいんだけどなぁ・・・。


・・・で、これが煮詰める前の状態。


ギリギリ。


「ためしてガッテン」ではこの状態で完成となります。

・・・ということで、ちょっと味見。































































ある意味期待通り☆

アーン・・・

















































・・・ということで、しばらく火にかけるため放置。


ここから長時間煮詰めます。


しばらく経つと・・・


wallいわく、繊維がからんだものだとか。


うお!!・・・へ、変色してる!?
しかも変なのが浮いてる!!
除去しないと。(汚くてごめんなさい。でもコレ、元食べ物です。)


煮詰めが終了。こんな感じ。
なんじゃこりゃ。


コーヒーにクリームを落とした画像を修正したらこうなりそう。。。


あったかい状態のところにゼライスを直接投入し、馴染ませた後、パックに入れます。


いってらっしゃ〜い☆part2


そして、冷蔵庫へ。

これにて第二段階終了。









B練乳味

練乳は初期濃度がわからない上に初期状態でかなり甘い。
しかも、もともと結構粘性を帯びていた・・・ということで、そのまま体積を200ミリリットルに調整することにしました。

作業は全体の中で一番簡単。
沸騰させたお湯の中に練乳を溶かし入れ、そこにゼライスを入れるだけ。


唯一大丈夫そうな予感。

しっかりかき混ぜます。

いってらっしゃ〜い☆part3


そして冷蔵庫へ。
あとは冷蔵庫で固まるのを待つだけ。



だいたい完成!!
ここまででおよそ3時間半くらいかかってます。



・・・冷却中。


・・・


・・・


・・・


・・・冷却終了!


やつらを冷蔵庫から取り出しました。
それぞれに違った味の夢が詰まっています。


あら、外から見る分にはおいしそうじゃないの。





ストローを挿してみると


ジュースがストローを束縛。



回らない・・・。











吸ってみると


気合で吸ってもほとんど出てこない・・・。



吸えない・・・。











ここまではAIRっぽいかも。


気合で吸ってみると、少しずつ出てきました。
量にしてストロー3mmくらい。
感想は後回しにします。
というか表情を見ればわかるかも知れません。



ふむふむ・・・。

ぎゃーーーー!!

うはっ!!

うひょひょひょひょ!!

があああああああああああ!!!(顔がラスボスっぽいね。)

オゥッ!!

プッ・・・。

もう嫌。。。


いろいろ感想はあると思うけど、端的に言うなら


げんなり。





飲みはじめた直後、大爆笑。
笑いが止まらなかったです。
この世のものとは思えない味と風味。
これこそまさに奇跡!!



ちなみに以下が飲みながら書いた感想です↓↓

ピーチ・・・甘い ねっとりとした甘さ 残留性高い オエッ 突き刺すような甘さ

練乳・・・硬い そのまま練乳 まだ大丈夫 相対的においしい

ゴーヤー・・・大爆笑 オエッ 笑いが止まらない



私moonとしては、ピーチとゴーヤーが同じくらいきつかったです。








さてさて。
ストローでは限界があるので、仕方なくパックを開けて中から出すことに。


秘密の宝箱がついに・・・!!


練乳はこんな感じです。


ジャーン


以下はピーチと練乳です。


見た目よりも味のほうがきつい。


ここで大事件勃発!
な、なんとゴーヤー味の形が恐ろしいことに。。。
嫌な想像をしてしまいそうなので、モザイク処理をしました。
・・・いや、モザイクをかけた方がまずかったかも。


・・・




マジで勘弁して・・・


げんなり。



観鈴・・・君の味覚はおかしいよ。




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