雑学小辞典

意外と知らない方がいらっしゃるようなので、知ってる範囲で小ネタをまとめてみました。

■ハナアルキとは?
鼻行類
鼻行類 ― 新しく発見された哺乳類の構造と生活
ハラルト・シュテュンプケ 著/日高敏隆、羽田節子 訳
(株)思索社 昭和62年4月25日発行 ISBN4-7835-0145-9
※現在は平凡社から出版されているようです。

一般の人って「ハナアルキ」のことを知らなかったんですね?
てっきり私は皆が知ってるものと思っていました。(^^ゞ

左の写真が、ハナアルキを紹介した「鼻行類」の本です。1987年に翻訳本が出版され、(一部で)有名になりました。

「ハナアルキ」という名称は、左記の本により鼻行類の和名として訳されました。この本の中では、ダンボハナアルキやトビハナアルキなど、様々なハナアルキが載っています。

ハナアルキこうして並べると、本のカバーに描かれた絵がデフォルメされてリヴリーのハナアルキになったことがよく分かりますね。
このカバーの絵は、「約三ヶ月の子を連れたシェムトクヴィスト・ナゾベーム」と紹介されていますが、シェムトクヴィストはハイアイアイ群島の発見者の名で、ハナアルキの代表的な種と考えていいでしょう。

本の中では、モルゲンシュテルン・オオナゾベームと紹介されています。ナゾベームはラテン語のナゾ(鼻)とギリシャ語のベーム(歩く)を合わせた造語のようです。

以下、本文から引用します。
 この動物は四鼻類の代表種として、その短くずんぐりした頭部に同じような形のかなり長い鼻を4本もっており、モルゲンシュテルンがすでに述べているとおり、その鼻を使って歩く。この動物が、鼻に骨格がないにもかかわらずこのようなことができるのは、海綿体の充血によって鼻が相当硬くなるからである。それぞれの鼻の中には、こまかく枝分かれした気道がとおっている。空気の出し入れが内鼻孔膨大部によって調節されているので、鼻の充血は二重のシステムによって保証されている。一つは海綿体の水圧システムで、とくに歩行中の硬直を持続させる。もう一つは空気圧のシステムで、歩みや動きに弾力を与え、硬いものにぶつかったときに負傷する危険を小さくしている。

(中略)

 対をなす四肢は比較的よく発達している。とくに幼獣では四肢の退化はほとんどみられない。もっと成長した個体、すなわち、最大体長の三分の二に達した個体では、後肢は事実上動かず、機能も失われる。前肢はものを掴む器官であり、投げ縄状の尾がこれを効率的に補助している。
 この尾はきわめて特殊化しており、その体制はナゾベーム類の生活様式との関連においてのみ理解することができる。果実食のこの動物がはるか高いところから食物を掴みとるのに、尾が使われるのである。根元にしか脊椎のないこの尾は、盲腸につながる気道を内臓しており、これを通じて突然腸内ガスが充満すると、尾ははち切れんばかりにふくらみ、4m以上の長さになって高く投げあげられる。この変化は、尾のつけねにある強力な横紋筋をそなえた膨大部を介して驚くべき激しさで起こり、軽い爆発音とともに尾は一瞬にして最大の長さになり、高く投げあげられるのである。触乳頭を多数そなえた尾端が果実を捕らえるやいなや、低いシュッという音とともにガスが抜け、尾は再び平たい帯状になって収縮する。もぎとった果実は前肢で掴んで口へ運ぶ。ガスの生成が概してこのメカニズムにかなりよく適しているのは興味深い。すなわち、動物が空腹であるほど結腸ないし気体運動膨大部はいっそうガスでふくらむのである。ひじょうに空腹な個体が、果実がないのにしきりに果実捕りの動作を繰り返したり、果実に似たものなら何にでも尾を伸ばしたりするのも、このことと関連がある。
どことなく宮下あきらの漫画「男塾シリーズ」に出てくる民明書房のウンチクに似ているのがお分かりでしょうか?
Wikipedia「魁!!男塾」  →集英社「男塾」

+

■やどかり亭の初代店長はマハラだった
チャパティ
  • 現在のやどかり亭と、二代目店長チャパティ、
    寝るときは帽子を脱ぐ
  • 看板の Hermit Crab とは「やどかり」のこと
  • Hermit には「隠者」の意がある
マハラ
  • 以前のやどかり亭と、初代店長(代理?)のマハラ
  • マハラの肩にある入れ墨(?)は「やどかり」のロゴ
  • 青い帽子と腕章はG.L.Lのもので、
    以前はエプロンを身に付けていた
マハラ家出してしまった店長代理

+

■オーガって?
オーガ
  • オーガは ogre と書き、発音はです。
  • その意味は
    (童話の)人食い鬼[巨人]、鬼のような人
    です。※参考:三省堂「EXCEED 英和辞典」
  • グラップラー刃牙で主人公の父、地上最強の生物と呼ばれる
    範馬勇次郎のことです。(^^ゞ

+

■ピグミーは創造主たちのお気に入り?
ミューミュー
ピグミーオリジナルの
ミューミュー
ジュリエット
ピグミークローンの
ジュリエット
プーケ
ピグミークローンの
プーケ
ピグミー
ピグミー
  • ピグミーとは pygmy と書いて、名詞で「こびと」、
    形容詞で「小形の」という意味です。
  • リヴリー大百科によると、
    中世に、初めて誕生したリヴリーのことを
    「ネズミとサルを足して2で割ったような、
    誰も見た事のない生き物」と表現しています。
    ネズミって、もしかして・・・ミッキーマウス?
  • ピグミーはサルだと言うウワサも聞きますが、
    クンパがパンダだとすれば、
    ピグミーはクマだと思うんですが・・・。
    ピグミーとクンパ、仕草が似てませんか?
    ライバル的関係らしいですよ。
  • ミューミューは、他のピグミーとは仕草が違います。
    気付いてますよね?
  • ジュリエットって・・・新世紀エヴァンゲリオン
    綾波レイを意識してますよね?(^^ゞ
  • 2004年お正月イベント限定のリヴリーとして
    「マウンテンピグミー」が登場。これによって
    ピグミーはサルという結論に……?

+

■小難しい話、改め、難しすぎる話

Q.何かリヴリーの色情報を見る方法は無いのでしょうか?

A.では、ちょっと小難しい方法でお答えしましょう。(^^ゞ

■目標の色になるまでに、どのエサをどのくらい食べさせたら良いのか、悩む人は多いでしょう。中には色具合を見るためのツールを作ってる人も居ますし、自分のサイトに、そうした機能を盛り込んでいる人も居ます。そうした人は、どうやって色情報を取得してるのでしょうか?
■答えは簡単。データはネット上に流れているのです。そのデータを拾うことさえ出来れば、後は簡単な話でしょう。
■右図は、ネット上を流れるデータ(パケット)を見るためのソフト(Pacdisp)の画面です。普通の人は、こういうソフトになれていないので、最初はどこをどう見れば良いか分からないでしょうね。これは少し慣れてコツを掴むしかないでしょう。以下、このソフトの場合で少し説明します、ほんの少しですが。(^^ゞ
■まず、このソフトとブラウザだけ残して、他の通信ソフト(メールソフトやFTP)を閉じましょう。そして、リヴリーの島画面から /view (ハートをクリックする)を実行する直前に、データのキャプチャを開始します。ブラウザに結果が表示されたら、キャプチャを停止します。その間に何行かの通信データがキャプチャされていますので、下段の内容をチェックしながら順に見ていってください。右図では3行目に見つかりました。
■中段で Data を選択すると下段の右側に <event id='view'>で始まるデータが反転表示されました。その後にも読める情報が有りますね? ... となって読めない部分は漢字(全角文字)で書かれた情報ですので無視してください。色情報は colorR='250' colorG='77' colorB='-75' のように読み取ることが出来ます。
■リヴリーの仕組みを詳しく解析したい人は、こういうソフトを使いながら、色々なワザを使ってみると、そのときどんなデータが流れたのかを見ることが出来て、参考になるかも知れません。でも、このソフトはリヴリー以外の情報まで拾ってしまうので(うまく設定をして使えば良いのかも知れませんが)、プログラムが組める人は自作した方が良いかも知れませんね。
Pacdispはフリーソフトです。インストール方法など詳しいことはサイトをご覧ください。ベクターなどで探せば、他にもパケットを見るソフトはありますので、お好みで選んでください。

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