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2019年10月30日~31日 岡山県勝田郡勝央町勝間田
津山から東へ三里(約12km)出雲街道の宿場町として発展した勝間田宿は、古代から開けた地である。津山に入った森氏の出雲街道整備以前からこの地には出雲往来がとおり、出雲と上方の接点であった。そしてこの辺りの政治・経済の中心であった。


慶長9年(1604)から慶安年間(1648~51)にかけて、出雲街道が改修され勝間田が美作七宿の一つになり、勝間田宿の下山本陣は津山藩主の、木村本陣は他の諸藩主(出雲の松平氏・広瀬の松平氏・勝山の三浦氏)や宮家・勅使の宿泊所になった。

宿中央部には勝央郷土美術館がある。この建物は明治45年勝田郡役所として建てられたもので、もと木村本陣の敷地の一部だった。明治の木造洋風建築で、濃い緑色のトンガリ帽子の形をした塔は町のシンボルでもある。重要な文化遺産であると共に、この地に明治期には郡役所や警察が置かれ行政の中心地でもあった証しでもある。



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