カメムシ目 トコジラミ下目 トコジラミ上科 ハナカメムシ科
oder HEMIPTERA Infraorder Cimicomorpha Superfamily Cimicoidea family Anthocoridae

クロハナカメムシ Authocoris japonicus

3.3〜4mm
成虫越冬
平地〜低山の林
【1】成虫。2007.1.17福岡市早良区にて採取、自宅にて撮影。Nikon COOLPIX4500。
■形態
●体は頭部の中葉が突き出した長楕円型で、全体は黒色で細かな毛に覆われる。
●前翅膜質部前半に帯状や三角形の淡色部がある。
■採餌
●捕食性。
●広葉樹上で見つかる。
■繁殖
●年1回発生し、ケヤキ等の樹皮下で集団で越冬する。
■分布
●北海道、本州、四国、九州、国後島に分布。
●ロシア沿海州、朝鮮半島、中国にも分布。
■九州の事例
【室見川】1月〜3月に室見川の広範囲のケヤキの樹皮下で越冬個体を確認。

【2】成虫。2007.1.17福岡市早良区にて採取、自宅にて撮影。Nikon COOLPIX4500。

【3】成虫。ケヤキ樹皮下で越冬中の個体。2007.1.21福岡市早良区にて撮影。Nicon COOLPIX7900。

室見川の野鳥版「デジタルカメムシ図鑑」
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