カメムシ目 トコジラミ下目 トコジラミ上科 ハナカメムシ科
oder HEMIPTERA Infraorder Cimicomorpha Superfamily Cimicoidea family Anthocoridae

コヒメハナカメムシ Orius (Heterorius) minutus

1.8〜2.2mm
成虫越冬
平地〜低山の林
【1】成虫。2007.1.20福岡市早良区にて採取、自宅にて撮影。Nicon COOLPIX4500。
■形態
●体は頭部の中葉が突き出した楕円型で、全体は光沢のある黒色。
●前翅は楔状部を除いて淡黄褐色。
●脚は淡褐色で、腿節は暗化し、基部と先端は常に淡色。
■採餌
●捕食性。
●雑草や作物上に普通に見られ、ヤナギ類やハンノキ類等の広葉樹や花にも生息する。
■繁殖
●ケヤキ等の樹皮下で越冬する。
■分布
●北海道、本州、四国、九州、隠岐島、対馬、千島に分布。
●全北区、タイにも分布。
■九州の事例
【室見川】1月〜3月に室見川の広範囲のケヤキの樹皮下で越冬個体を確認。

【2】成虫。1と同じ個体。腿節は暗化している。2007.1.20福岡市早良区にて採取、自宅にて撮影。Nicon COOLPIX4500。

【3】成虫。ケヤキ樹皮下で越冬中。2007.1.20福岡市早良区にてにて撮影。Nicon COOLPIX7900。

室見川の野鳥版「デジタルカメムシ図鑑」
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