国産コガネムシ標本写真館
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| 左♂ 右♀ 共に東京都産 |
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| 左♂ 右♀ 共に奈良県産 |
分布：北海道、利尻島、奥尻島、本州、飛島、佐渡島、隠岐諸島、伊豆諸島（大島、利島、新島）四国、九州、壱岐、五島列島、対馬、甑島列島、屋久島
体長：12.4〜21.5mm
雌雄の区別：♂の前脛節は下方に1歯突出する。また、頭楯の金属光沢が強い。
生態：春季から秋季まで出現し、各種の獣糞の他、腐肉やキノコ、樹液などにも来る。平地から低山帯に多く見られ、山地帯でオオセンチコガネと混生することがあるが、標高が高くなるとオオセンチコガネしか分布しなくなる。
体は紫、紫銅、青紫、金銅、緑銅などの金属光沢を帯びる。地域により体色は一定の傾向が有るが、安定した傾向ではないようだ。
主食は糞だが糞以外にも腐肉などでも繁殖できるためか、都内にも多く生息している。都内のセンチコガネは大きさのばらつきが大きく、他の地域では見られないような小型の個体も採集できる。都内では赤みを帯びた個体が多いが、青が強い個体や緑が強い個体も見られる。公園などで腐肉トラップをかけるとよくかかっているので、機会があったらトラップをかけてみると良い。